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では改めて「喪失」の話。
そんな訳で、原作を知らないのでずれてる部分もあるかと思いますが、
原作を知らないなりに感じた事を書き連ねていこうかと。

今までこのヒトの作品に関して散々書いてきたというのに
今更振り出しに戻ったみたいな表現であれですが、感じたのは
これが「物語を書く」事を仕事にしてる人の作品なんだなあ、
という事でした。
二次創作って基本的に、原作やキャラへの思い入れがあって読むもので、
作品への評価も思い入れ補正で高くなる事って当たり前だと思うのです。
でも先に書いた通り、私は原作を知りません。キャラ名を知ってる程度。
なので思い入れ補正の入る余地が皆無だった訳ですが、
そんなの関係なしに、素直に「とても良かった」と思えたのです。
二次でそう思わせるのって、やっぱり凄い事だと思う。
だからこその「書く事を仕事にしてる人の作品」という訳なのでした。

ちなみに原作を知らないのに読んだのは、書いたのが東出さんだから……
という風に見えそうだけど、実はゲームよりこっち読んだ方が先です。
むしろ、BBやる前にお試し的に、サイトに置いてたハルヒ3作を読んで、
結果、良いと思ったからBBに手を出したという次第。

なので、燃え系のシナリオライターと認知されてる東出さんを
私がそう認識してないのは、ひとえにこういう作品を書く人として
最初から刷り込まれていたからなのであります。
燃え描写が得意なのは確かかもしれないけど、他にも
こういう切ないシリアスも良いし、パロディ書けば再現率に爆笑だし、
ラブコメは悶え苦しんだ挙句に耐え切れず絶叫しかねないほど。
でもって、ゲームの方でも燃え以外の要素が大量に詰まってるのが、
どれかに傾向が偏るより、色んな要素をちょっとずつ一気に楽しみたい、
自分みたいな人間には、まさに理想的なライターさんなのです。
言わば満漢全席(※漢ばっかり輝いてるという意味ではない)みたいな、
……というより、「闇鍋」と言った方がカオスっぷりが強くて面白いか、
とにかく、この人の作品のそんな所が、私は好きなんだと思います。
っていうか、旧サイトの作品はマジで闇鍋状態っぽくないですか?
置かれてる場所バラバラだし、モノによっては放置プレイだし、
もういっそレミラーマでも使いたくなります。
きっと一定数集めると、ご褒美がもらえるんだ……!(無理です)
でも旧サイトに置かれてる(&リンク貼られてる)作品眺めてると、
実は元の作品を知ってるものが全く無いという驚愕の事実。
精々が、Fateのパロネタの時の「どすこい(仮)」位だったでしょうか。
元々作家買いの傾向が強かったので不思議じゃないんですけど、
改めて確認してみてまさか1作も無いとは思わなかった。びっくり。
それでも読むのは、この人の書く作品は原作関係なく良いと思えると
信頼しているからですが。
まあ二次の場合、原作知ってる方が読むのが辛い事も時にはあるし。

ちなみに今回のハルヒ本に関しては、原作好きでアニメも見てた知人が
「(キョン絡みのベクトルがとんでもないけど、それも含めて)
原作の延長線上にあっても全然違和感ない内容」と言ってたので、
多分本当にその通りなんだと思います。

だから、もし燃え要素の方で東出さんを好きで、燃え要素が無いからと
この本に手を出してない人がいたら、心底もったいない事をしている、
と言わせていただきたい。
このヒトの燃え要素は、他の要素があるからこそ一層魅力なんだよー。

――という無駄に長い前フリ。
いい加減普通に本編の感想に入ろうな。

な訳で。

そういえばBB小説1巻のコピーで、東出さん、
「ノベルゲーム界でもっとも泣ける人間ドラマを書く」って書かれてて、
それはキャラがよく泣くって意味なら合ってるよな、とか思ってましたが、
この本も泣くシーンが多かったです。
っていうか、「統一」以外の4作全部に、キャラが泣くシーンがあった。
のだけど、その泣くシーンがどれも非常に良いというか、
むしろどの話も泣くシーンこそが一番の見せ所じゃないかと。
本当に、どの話もそこに至るまでの流れがとても自然で
気が付くとすっかり話に引き込まれてました。
元々シリアス読むのに感情移入の度合いが激しすぎる性質なのですが、
それにしたって、ここまで引き込まれる事なんて滅多にないです。
っていうか、実を言うと悲恋モノは苦手な筈なのに、
すんなりと最後まで読んでしまい、読み終わった後でも辛くなかったのは
(話の流れ的に「切ない」という感情は残っても)自分でも不思議です。

何となく、この本で描かれたキャラ達は皆、どこか自分に重なる部分があって、
だからその分、感情移入の度合いも大きかったんじゃないかとも思う。


ここから下、作品別の話。

「灰の雪」 キョン+鶴屋さん
原作ではまだキャラがはっきりしてないという話(あとがきより)ですが、
実際に原作の鶴屋さんもこういうキャラだったら絶対に好きになる。
逃げられないものに徹底的に対抗するのも悪くはないけど、
全部受け入れる選択ができる人はとても強いのだと思います。
更に受け入れた中で自分の幸せを探すポジティブさが素敵。
……もっとも、行き過ぎると魍魎の雨宮になりそうだけど。

……でふと思い出した。
この感情、BBで十貴竜会議でのホープに感じたのと同じだ、と。
あのシーンでのホープの切り返し方は本当に大好き。
だから要するに、そういう受け入れてなおポジティブなキャラが
私は好きなのだろうと思いました。

話戻して再び鶴屋さんの事。
そんな、気持ちいい位にとことんポジティブだと思った彼女が
ほんの一時、弱い姿を見せたら……そりゃぐらりとなります。
あの、全部受け入れてるって語りながらも反論が欲しそうに見えた、
って辺りが、元のキャラとの差のお陰で切なくてたまらないですよ。
キョンが何となく察していながらも何も言えなかったというのが、
切なさもいや増します。
とか言って、その後のシーンで切なさ吹っ飛んだんですけど!
ああもう何だあの緊張感!
ここでコトが起きちゃったらやばいじゃんどうするよ? と焦ってたら
寸止めで終わって安心したというかでもちょっぴり残念というか。
っていうか、止めたの鶴屋さんの方なのですよね。
弱気になった所でそのまま流されちゃわず、制止できた鶴屋さんは
やっぱり「大人」な子なんだなー、と改めて思った。

そういえばこの作品だけタイトルの形式が違うのですよね。
その辺りの事情もあとがきには書いてあったけども。
でも、内容にぴったり合った、とてもいいタイトルだと思う。
雪は白くて綺麗だけど、降らせる空の色は重い灰色。
そういう、本文にも出てきた直球ストレートな意味でもだけど、
積もると下にあるモノを覆い隠してしまうのもまた雪の性質だから。
覆い隠された下にあるのがどんなに歪んで醜いものでも、
全部隠して、綺麗なもののように見せてしまう所が、
この話での鶴屋さんのイメージと重なるのでした。

でもってラーメンが食べたくなりました。日曜に食べたばかりなのに。
っていうか結局食べました。
そして今日も食べました。
なんか違う意味で完敗した気分……!

あと鶴屋さんのあの語尾は原作にあったものだというのが衝撃でした。
某大手が作って広めた二次派生のネタだと思ってたですよ……。

「古泉一樹の親友」 キョン×ハルヒ前提 キョン+古泉→ハルヒ
3部作の中で一番好き。
ラストシーンも一番好き。最後の台詞が特に印象的。
常に仮面を被ってる人間の仮面が外れる瞬間、ってのは
ものすごくツボなシチュエーションなのかも。

にしても、古泉っていい奴だなあ。
自分の好きな相手が他の人を好きだと知っている、それどころか
その「好きな相手を想ってる姿」が好きだなんて自覚するのって
ものすごく辛い事じゃないのかと。
そんな関係、本当なら近くにいるのも辛いだろうに、
自分の想いが実らない原因でもあるキョンを
ハルヒと同じ位に大切にしているなんて、いい奴すぎる。
まあ、そんな状況で「親友」なんてさらりと口にできちゃうのが、
きっと、古泉っていうキャラクターなんだろうな。

「いかにも親友」みたいな感じにべったりとつるんだりはしないけど、
こんな風に、心のほんのわずかな部分で通じ合ってるような友情も
いいなあと思った。

っていうかね、頭がしがしには弱いんだよ私! あれ反則絶対卑怯!
いや腐要素って意味じゃなくて、単に髪いじりフェチなだけですよー。
……ぶっちゃけ「髪を梳く」が萌えツボになったのも、東出さんが原因だし。
どうしてそういう微妙なツボを絶妙にくすぐりにかかるかなーこのヒトは。

「朝比奈みくるの最後の挨拶」 みくる→キョン×ハルヒ
終盤、かなりのスピ-ドで二転三転する展開に圧倒されたです。
結局は別れを迎えるって所が切ないなあ。
が、本当の最後の最後で救われた、というか、
そこまでの展開があるからこそ、締めの言葉が輝くのかもしれない。

健気な小さいみくると、割とさばさばした感じの大きいみくると、
入れ替わりで登場するので、違いがはっきり出て面白いなー。
後述の通り、私あんまり真面目に挿絵を見てなかったのですけど、
構図同じでそれぞれ違うみくるが描かれた遮断機前の挿絵2枚は
2人の分かりやすい対比になってて、挿入の仕方がいいなと思った。

この話での小さいみくるの、自分ができない子なの自覚してて
それを何とか克服しようと頑張ってる姿は、本当に健気で可愛い。
でも、この話で一番印象に残った彼女はそれじゃない。
頑張って頑張って、それでも自分は駄目だった、と激昂し、
キョンの慰めの言葉をも拒絶したみくるでした。
できる限り頑張っているのに自分の目指す場所に到達できないと
自覚する悔しさは身をもって知っているので、
あのシーンのみくるを、つい自分と重ねて見ていました。
だから、他のシーンではキョン視点で読んでたのに、その1シーンで
一気にみくるへの思い入れが強くなってしまい……
泣いてはいないけど、泣きそうにはなりました。
なので決死の覚悟で告白しようとするみくるを応援してたんですが、
肝心な部分で強制送還されるなんて、何というやりきれない感……。
最終的に、そっちのみくるじゃないけど目的が果たせて良かったね。
想いは実らなかったけど、キョンに多大なインパクトを与えられて良かったね。

「長門有希の喪失」 長門→←キョン×ハルヒ
この話の切なさは、特にこの本の中でも群を抜いていると思うのです。
キョンでもハルヒでも長門でも、誰の視点で見ても辛くないですかこの話。
一番報われないのは長門だと思うのだけど。
キョンの感情が完全にハルヒに向いて安定するまで待ってた、って所が、
報われない切なさMAX。
告白が「過去形」な所が泣かせます。
でもあえて記憶を封印しただけに止めておいたのは、やっぱり
自分できっちりけりをつけたかったからなのかなあ、とも思ったり。

要するに、この話で一番感情移入してたのが長門でした。
何というか、自己犠牲だよね、この長門。

あと感じたのが、この話だけ、話が終わっていない気がする、という事。
他の話は、日常から外れたちょっとした出来事が起きて、
それが一区切りついてまた今までの日常(最初とは少し状況は違うけど)に
戻って締められてるように思えるけど、この話だけは、
戻らずに……というか、クライマックスで止まったように感じます。
多分、キョンが長門を外へ連れ出してさせたいと考えた事が永続的なのに
長門の方は、ただ高校生の頃の決着をつけただけで終わったからかと。
だからなのか、読み終わっても何となく終わっていない気がするのでした。

で思った。
これはある種のバッドエンドなんだ。
そう解釈すると妙に納得できるので、そうする事にしました。

長門周りの描写以外で印象に残ってるのは、長門への感情を思い出してから
街中を探し回るキョン。
時間潰しを兼ねているものだけど、探し回っている行為が過去の再確認のようで、
でもって、連動して段々長門の事も思い出していくようで。
これ、原作を読んでいるともっと感慨深くなるんだろうな、と思ったです。
あと素直な感情を表してるハルヒも、同じく印象に残ったり。
「取られたくないから頑張った」って言い方が、えらい可愛いな。
キャラはよく知らないけど、そういう「頑張り方」をあんまりしなそうなキャラだから
行動に起こしてるって所も含めて可愛い。

で。
先に書いた通り、シリアスに過度に感情移入してしまう私が
長門に感情移入しまくりながら読み終えての、一番強い感情は、
――相手が気付いてくれるのを待つような自己犠牲はしたくない、
でした。
この話では、キョンは3年かけて気付いた。
けど、もしかしたらもっと長くかかる可能性だってあった筈。
下手したら一生思い出されないって展開だってあったかもしれない。
逆に、思い出される前にキョン本人が消えてしまったら……
やっぱり、長門は決着を付ける機会を永遠に持てなくなってしまってた筈。
そういう可能性は長門は考えなかったのかなあ、と思った。
や、正確に分かってはいないまでも、数年で思い出されるって事を
ある程度は理解してたのかもしれないですけど。
でもそれは、あくまで長門の話です。
現実世界に生きてる人間は違う。
未来はどうなるかなんて全く予測なんてできない。
今日は普通に生活してても、明日いきなり死ぬかもしれない。
当然の事ながら過去には戻れないので、失敗したらやり直しもきかない。
だったら、ただ機会が来るのを受け身で待つのじゃなく、
やれる時に自分から動いた方が後悔しないんじゃないか――
そう思いました。
だから、自分は「やらない後悔」より「やる後悔」を選ぼうと決めました。
そんな感情こそが、この本を読んで一番強く感じた想いだったり。

ところでこの話だけ、15禁レベルのシーンがあります(事後って設定だけ)が、
それでもちっともエロさを感じないのは何故だろう。
あれか、ハルヒのキャラがあんまりそういうのを想起させないからか!

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     マリアナ海溝より深く遠い溝があると思うべし
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「涼宮ハルヒの統一」 カップリング無しオールキャラ
どうしてトリにこんな不穏なネタを持ってきたんだ。
直前の話が話だけにギャップもとてつもなく大きいよ大きすぎるよ!
ああしかし、5作の中で一番楽しかったのもこれという……!
そして、こういう話なら最後に持ってくるしかないとも思う。
直前までのシリアスな雰囲気が素晴らしくリセットされました。
ハルヒでこれをやる必然性も欠片もないと思うんですが。
でもシステムは借り物だけど、実際どのキャラも、直面したら
書かれてるまんまの言動をするんだろうなあと思えてならない。
やっぱり東出さんは、こうやって大人数を動かすの巧いなー。
読んで、これをマジで一晩で書き上げた事に改めて驚嘆した。
なんて人なんだ東出さ……失礼、書いたのはジョバンニでしたね。
凄いやジョバンニ!

友情と努力と勝利。
平和っていいね! 団結っていいね!
最初はそれぞれ好き勝手に行動していた筈なのに、いつの間にか
一致団結してたってのが、とてつもなく爽快。
朝倉さんなんて、最初の方では含みがあるげな言動だったから、
絶対途中で状況を悪い方に引っ掻き回す役回りだと思ってたのに、
そんな事もなかった。
逆に長門は、国を選んだ時点で、いい所を持って行きそうと予想して
本当にその通りの展開になっちゃったので、ちょっと笑ってしまった。
流石にそのままラストまで持って行くのは予想の上を行ってたけど。
……まあ、ゲームの性質考えたら、長門がキーパーソンになるのは
至極当然って感じではあるのかもですけど。
でも流れ的に、1つ前の「喪失」から続いて長門で終わった訳で。
そんなに長門がお気に入りか東出さん。

しかし、何故にこのヒトはこうやって出す本をカオスにするんだ。
「吸血大殲」4巻も、何故か最後に入ってたアレ、
知らずに開いて本編とのギャップに笑いまくったですよ。
でも、そういうカオスさもまた、このヒトの魅力ですやね。

余談ながら、同じくこの本を読んだ原作ファンの知人と会話して、
古泉の名前の読みが「いっき」だと知りました……。
ずっと「かずき」だと思ってたよ! 顔どころか名前も知る気なかったんかい私。
更に、朝倉さんが、原作では既に存在してない事も知りました。
……それで、「統一」の冒頭で言ってた台詞の意味を理解した。
なるほど、そういう意味での「バカ話」でもあったのか。
本来ならありえない、お祭り的な話でもあったんだ、これ。

しかし概要でカップリング表記を考えてて頭混乱してきた……。
何だこの錯綜っぷり!
普段あまりこういう表記しないので、間違ってたらご指摘願います。
っていうかね、問題は「喪失」だと思うんだ。
一番反響が大きかったらしいんですが、個人的には一番困る……。
や、ちゃんとした感想を言葉にしようとした時に、です。

内容には関係ないけど、ちょっと目を引いた部分。
本文のフォントが楷書体な所。
小説って大体明朝体だから、珍しいなーと思って。

ところで非常にどうでもいい事のような気もしますが、
再録の3編って、最初に投稿されたの、18禁のSS投稿場なんですよね。
なのに、15禁レベルに解釈できなくもない場面が1ヶ所ある以外
それっぽいシーンがまるっきり無いのですが。

それは果たしてツッコミ入れるべき所なのかどうか、悩む……。

悩んだどうでもいい事、更にもう1つ。
普段の癖で奥付を見てみた。
発行日が2008年11月……?
店頭に並んだの1月下旬というか専売だから実質発売日も同日だろうから
どうして発行日がそんなに早いのかいや商業的にはそれ位前倒しで普通か
でも同人って発行日=最初に売り始めた日として表記するのが普通じゃ
それとも予定ではもっと早く売り出すつもりだったからこんなに早いのか
でもとらの紹介ページでは発行日は12/30って書かれていたよなあ
いやそれ単に書き上げた日付入れただけと考えれば時系列的には合うか
……と延々考え続けました。
そして結論の出ないままに、奥付をまた見返して気付いたんですが。
本文が楷書体なのに、ここだけ明朝体っていうか、ぶっちゃけ
「吸血大殲」のまんまでしたね。
……えーともしかして、単に細かい日付気にしてなかっただけ、ですか……?

ここから下は、感想じゃなくてツッコミのようなもの。
内容に不満はないけど、それ以外で気になった事とか、
あと個人的な懺悔とか諸々です。
後者はともかく、前者はどうしても重箱の隅つつくみたいな感じなので、
その点にご注意をば。

 ▼More
| http://haruka.saiin.net/~summon_bullet/fdtd/log/index.php?e=454 |
| Work::Fanfic | comments (x) | trackback (x) |
「喪失」が届いてましたー! 3冊。
いやマジで。
最初に情報出た時点で3冊買うって宣言しましたし私。
勿論、後で転売して金に換えようと思っている訳ではなく、
観賞用・保存用・布教用と揃えたという訳でもなく。
というか、しょっちゅう勧めてはいるけど押し付ける気はないので
布教用に振り分ける事はないのです。ご安心あれ。
まあ、後になって読みたくなった人に提供する為の予備だったり、
今も興味ない訳じゃないけど買うのはめんどい、という人の
逃げ口上を無効化する為後押しをする為のようなものだったりです。
……やっぱそれ「布教用」でいいのか? いや違うよね。微妙に。

とりあえず、開封して、
カバーをめくり(特にネタ仕込みはされてなかった。←当たり前)、
折り返しの著者紹介を読み(本当に書く事が好きなんだなあ)、
あとがきを開きました。
……ええと、何と言うかすいません。
本編より先にあとがきを読む人間もいます。
作品外の素の文が面白いと作品も性に合うという法則があるのと、
それに本編を先に読んだらもったいないじゃん!
好きなおかずは最後にとっておく主義なのです!
という訳であとがきを先に読んだのでございました。
そして例によって言いたくなった事も大量に発生。
あとがき内容はネタバレの内には入らないかなあ、という事で表に。

・同人誌作りに向いてないのは職業と現在の役割だと思います。
・むしろ、あれだけ本業詰めまくってて形にできる方が凄いです。
・BL的とかどうとか、気を使って書いたりしてたんだー。
・ですがきっちり他キャラにベクトル向いてたらBL解釈は普通しない。
・というか、どんな状況でもカップリング解釈できるのが腐かと。
・なので雰囲気がどうかは関係ない気がする、と思うのでした。
・つい最近脊髄反射で通販は18禁って解釈したの何方ですか。
・良い見本だったけど教訓として生かされなかったという話ですか。
・一晩、と書かれてたので文章量を確認し……ちょ、これを一晩!?
こ の 人 は 化 物 かと本気で思いました。
・そして東出さんの執筆速度の秘密が明かされた。
・活版屋の黒猫のお手伝いによってあの速さが成立してたのか!
……東出さんそれジ “” バンn文字打ちだから活版屋にかけたんですね!
・流石は東出さん、ファンタジーへの造詣の深さが窺えるアレンジ。

あ、背表紙オレンジだ。
旧サイトのイメージカラーに合わせたみたいにも思えるなー。

とらの通販は年末から遅延が発生してたらしいと聞いたので
「喪失」も到着が遅れるんじゃないかと覚悟してたんですが、
ちゃんと着いたですね。
発送メールが24日に来なかったので遅延に巻き込まれたかと思い
まあ遅れたら先に年末に買った「Fate/Zero」の話を書けるね!
とか気楽に予定を立ててたので、ちょっと番狂わせ気味だったり。

本編の話題はまた後日。

| http://haruka.saiin.net/~summon_bullet/fdtd/log/index.php?e=452 |
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リッくんあんま言及されないけど良主人公だよね!
表に出張るタイプじゃないからあまり語られないだけで、
悪くないと思ってる人は多いよね!
人気投票の順位が高かったのだって、満遍なく好かれてる証拠。
こき下ろされてるのを見ても、「分かってないなあこの人」と
余裕持って構えてられるけど、支持されてるのを見るのは嬉しい。

| http://haruka.saiin.net/~summon_bullet/fdtd/log/index.php?e=450 |
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スマガとカオヘとBBのコピーを並べて挙げてる人発見。
この前のあやかしばんも驚いたけど、BBのコピーを見るなんて、
信じられない位嬉しかったり。
それ書いたどこの誰とも知らぬ人に、全面的に同意したい!
いいよねBBのコピーは!
雪ルートでの別バージョン(本来はあっちが正統?)もいいけど、
セルマルートクライマックスで出た時は、本当に心奮えたですよ。
……そして、やってる作品の方にBBが入ってる事を願いたい。

| http://haruka.saiin.net/~summon_bullet/fdtd/log/index.php?e=444 |
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クロノベルト、ファンディスク賞優秀賞受賞おめでとうです!
そういや今年度は葉書出してなかったからチェックしてなかった。
なので、今日の日記見て、ようやく受賞を知ったのですが。
やってない身で祝福するのにちょっとだけ罪悪感があるけども、
それはそれとして、めでたいものはめでたいです。

| http://haruka.saiin.net/~summon_bullet/fdtd/log/index.php?e=440 |
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ドラマ関連で目にした話題の中で
執事養成学校なるモノの存在を知りまして。
なんて蟲惑的な単語……!
BBの「白手の学院」を連想したってのもあるけど、
何かもう、そこに通ってみたくてたまらない……!
勿論、「執事」として。
どうも私は、執事にかしずかれる側になるよりも
自分が執事になって誰かに仕えたい願望の方が強いのであります。
そういう意味じゃ、BBはまさに夢のような設定であった訳で、
そりゃもう感情移入度最高値だったのでした。
だから余計にリッくん好きなんだろうな私。

で、読んだ記事では、これから執事ブームが来るのか?
とか書かれてましたが……その影響でBBが移植されたりは……
しないかなあ。ううむ。

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カラパレ遊び。
緋想天のカラーパレットで遊んでました。
しかし、東方は帽子とスカートの割合がめちゃくちゃ高い所為で、
他作品のキャラを作って遊んでみようとすると、
まず外見的に合いそうなキャラを探すのが大変なこと大変なこと。
でもって、作ってたのはこんなの↓

 ▼More
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出てたよ。
まあ、割といつもの事な訳ですよ。
日記書いたら、日記上げる直前の時刻にブログ更新されてたとか。
何かについてちょろっと書いたら、それに関する記事が出たりとか。
あまりにもしょっちゅうそんなすれ違いだかニアミスだか起きるから、
実は誰かがわざとそうなるように仕向けてて、空回る私を
影から眺めながら嘲笑ってんじゃないかと思えてもきますが。
要するに何が言いたいかと申しますと。

東出さんのハルヒ本がとら専売で予約受付開始されてた。

一昨日、事前告知欲しいなって書いたばっかりなんですけどね。
ええ。
…………。
そうですよねえええ直前にとら発行の本でゲスト執筆してたから
委託先がとらの可能性、もしかしたら専売になるかもなんて事も
実際予想済ではありましたけどねええええ!
結局事前告知なしか!!
流石はミスターHigashide! いつも通りだよ!!

という訳で、とらのあなにて予約受付中でございます。
ちなみに年齢制限無しなので、そういうの苦手な人も安心だ!
って、今ここ見てて東出さんに興味ある人の中で
ウチよりも情報遅い人っていないとは思うんですが。

いや本気でこのヒトに関する巡り合わせの悪さは誰かの陰謀かと。
そしてその誰かがここ見てるなら本人に伝えて欲しいってモノです。
「カオスフレアの2回目のログ上げてください」って。

| http://haruka.saiin.net/~summon_bullet/fdtd/log/index.php?e=431 |
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みっかめー
夏に買いそびれたクロノベルト本も入手できたよ!
そして、夏にあれだけ居座って反省したというのに
またしても同じサークルさんに長居した自分は学習能力ないんか。
しかも一旦スペース前を辞したのに、また後で戻ってる辺り、
夏とまるっきり一緒じゃないかと。
や、確かめたい事がその方に聞くしか思いつかなかったので
仕方なかったんだ!
でも、BBというかpropellerさん関連話は普段話せる相手いないし、
前回話せなかった小説の話とかもできたので!
そんな感じで本日は事前の目的のモノは入手できなかったですが、
今回、コミケで初めて東口さんのスペースに行けたですよ!
(いつもスペースチェックしてなかった所為で辿り着けなかった)
新刊、クロノベルトのラフ本だったよ! 勿論買ったさ!
夏コミの新刊は今日は持ってきてなかったそうなので入手できず。
でー。
東口さんご本人とお話する事ができたです!
黒コートと茶髪の気さくな兄ちゃんでした。
ただし描かれる自画像とはえらい雰囲気違うお方でしたー。
が実は、話しかける行動に移すまで、スペース付近で1時間以上も
延々と悩んでました。
普通のサークルさんに話しかけるのも相当勇気要るのに、
存在が存在だけにもっと勇気が要ったんだい。
という訳で、気がついたらサインお願いしてました。
書いていただきました! やたー!!
直筆! 目の前! 初めて!

本日一番嬉しい出来事でした。
クロノベルト本なので、東出さんのサインがあったら完璧だったけど、
スペース持ってるのでもなくお仕事で来てるのでもないお人には
そもそもそんなの望む方が無茶だ。分かってる。
っていうか本当に東出さんご本人を目の前にしたら、
言いたい事多すぎてきっとロクな事話せない。
それでも一応聞いてみてたりする辺りがどうにも。や、他人様へのお土産でもあるし、あったらいいかなと。
しかも東口さんの所に来てたって聞いて、実在してるのが実感できたのがなんか嬉しかったりする。

しかしだ。
延々と悩み続けて結局話しかけられたのが閉会間際の上に
やっと話しかけたはいいが次の言葉が出ないわ
閉会時刻挟んでしまったわで、かなり無礼働いてしまったのではと
……しまったのではと思うと!
嬉しいんだけど思い出すとすいませんすいませんすいません……!

余談ながら、2度目にBBサークルさんにお邪魔した時に
東口さんのスペースNo.チェックしてなかったというのでお教えして、
その後そこのサークルさんを辞して東口さんのスペース行ったら
まさにさっきまでお話してたその方と鉢合わせしたという
愉快な体験がありました。

以下、1/5追記。

という訳で、当日のBBおよびpropellerさん関連話。
といってもほとんどが夏と同じく長時間話し込んでしまった
BBサークル主さんとの会話だったりしますが。
ちなみに時系列には沿ってません。内容で分類。

# BBやクロノベルト関連の話。
・夏に話した時BBプレイ途中だった売り子さんはコンプしたそうで。
・おめでとうございます! 楽しめたそうでこちらも嬉しいです。
・相変わらずこの方はシド&アルフレッド贔屓でした。
・そしてシドさん過去話を切望しているのも変わらず。
・っていうか公式で望むモノが出ないから二次をやる面もある訳で。
・いっそTECH GIANに載った諸々の短編を1冊にしていただきたい。
・で、過去話を書き下ろしてくれたらいい感じだと思うんだ!
・小説の流れでこの方がTECH GIANの短編を読んでない事が判明。
・買い逃してもこの雑誌はバックナンバー買えますよー、と助言。
・ようやく読み終わったので、BBの小説の話もできましたー。
・シド贔屓なのに小説だとギリィ&ジニー好きってのが意外でした。
・……が考えてみたら小説には目立つおっさんキャラがいなかった。
・主役主従はあのままほのぼのでずっといったらいいよ! で一致。
・ごめんね! 小説の感想滞ってる所為で先に進めなくてごめんね!
・アルフレッド話からクロノベルトの人物事典の話へ。
・キャラの身長の情報を、未プレイだから当たり前だけど初めて知る。
・リッくん175cmですと! ……想像より低くてちょっとショック。
・いや何となく、180前後は行ってるものだと。
・設定がイギリス寄りだから身長もイギリス寄り、とはその方の談。
・しかし双子なのにアルフレッドとの身長差が大きいな。
・いやそれより、シドさんの身長の低さにびっくりですよ。
・体格が良さそうだから大きいイメージありましたが……160台!?
・なのできっと体格と雰囲気で大きく見えるに違いない、という想像。
・一旦スペース去ったのに、阿呆な理由で再度戻る自分。
・理由:東口氏の夏の新刊を入手したか否か。阿呆だ。
・が持ってなかった。逆に、東口氏のスペースを尋ねられました。
・という訳で持ってたメモからスペースNo.をお教えいたしました。
・「さっきリックのコスプレさんがいましたよー」ちょ、待っ……!
・即座に周囲を見回すも、当然それらしき姿は見えず。
・何故私はその場に居合わせなかったんだよ!
・あとお話してる間に既刊全部買ってく方がいました。
・そんな風に他にBB好きな人を発見すると嬉しいものですねー。
・ついでにコミケスタッフさんもいらっしゃいました。
・……お隣が欠席だと思ってずっとそっちにはみ出してたからか?
・完全に欠席だった事を確認して去っていくスタッフさん。
・紛らわしい真似しててすいませんでした!

# propellerさん関連の話。
・「どうして次が東出さんじゃないんですかねー」
・……いや流石の東出氏でもこれ以上の無双状態は……。
・と思ったけどあの人ならそれもこなしかねない!(同意されました)
・でも、朱門氏の作品も、東出氏と雰囲気は違うけど良いですよー。
・アネモイしか触れた事はないけど、そのアネモイが良かったし!
・という訳で、アネモイ未読だそうなのでアネモイ勧めておきました。
・propellerの色遣いが好きだという話を聞く。絵描きならではだなー。
・頭取の話も出て、その時だけしんみり。いい頭取でした。
・直接お悔やみを伝えられれば、って話から何かずれていった。
・わざと検索に引っ掛かるようにして読ませるというのはどうだろう。
・とかいう(検索避けしてる方には)物騒な話を持ちかけてみる。
・しかしやはりこの方も嗜好が理由で検索避け実行中。残念!
・(後で思いついた。mixiでキーワード入れた日記書くのはどうか)
・ウチを東出氏関連の情報元にするのは間違ってると思います。
・ここは速報性信頼性客観性全てにおいて0です。
・むしろあると自信を持って言えるのはツッコミ魂だけだ!

以上。何だかイヤな締め方になった。

ついでに本日のpropeller関連の収穫物一覧。
・中央東口氏のクロノベルトラフ本(サイン付) / あやかしびとラフ本
・あやかしびと すずVSトーニャ本
・あやかしびと 刑二郎×伊緒本(2冊セット)
・あやかしびと 一兵衛主人公のクロスオーバー本
・クロノベルト 九鬼×双七 + アルフレッド×リック本

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トリビュート画集
限定特典本の東口氏のラフ画と執筆者コメントだけは既に見ていたり。
画集の帯に東出氏の名前入ってて何か嬉しかったり。
あとコメントも掲載順な為にトリが東出氏で、これまた嬉しく。
ていうかとらのブースにも執筆者としてでっかく名前が載ってて
嬉しかったのだけど、どれもやっぱり「祐」の字が合ってるのか
無意識にチェックしていた自分がいる。
でもこれは長年の癖なので仕方ないんだ。
東口氏のコメント、一言目から「東出め」で笑った。仲良いな本当。
あと……ば、馬肉?
東出氏のコメントはー……今回もこのヒトいつも通りなんか! と。
ところで鋼屋氏は普通にコラムでした。
……訂正。普通じゃないコラムでした。
「初心者に送る」ってタイトルにあったので、じぶんみたいなのには
まさにうってつけだね、とおもいながらよんで、
よんだあとにもそのとおりだったなあとよんだあとおもいました。まる。

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