2009,07,01, Wednesday
「ケモノガリ」は、あやかしともBBとも違う方向性のようで。
というか、楽しげな要素が欠片も覗えないのはどういう事か。 見ろ他の新刊に比べてあらすじが1作だけ殺伐極まりない。 あらすじからだと、ものすごいバトルロイヤルな雰囲気ですよー? 登場人物4人の内の右2人が、どう考えても敵役でしかないし。 っていうか一番右のマッドガッサーが、めちゃくちゃイロモノです。 何だろう、かの「吸血大殲」に近い感じになるのかなー。 正直、東出作品といえば東口絵、と固定されちゃってるので、 これの挿絵が東口絵でない事に違和感があったりもしたけど、 こういう話ならこの絵は合ってる気もする。 タイトルは「ケモノガリ」、表紙に書かれた漢字表記も「獣狩」だけど、 ゲームの名前は「人狩り」な辺りが何か面白いな。 その辺りの意味が本編で書かれるかな。いや書かれるねきっと! しかし、あらすじが出たというのに未だこれが異能バトルか否かが 全く定かではない訳です。どうなんだ実際。 ゾンビは出ないのか。ラストバトルは巨大生物じゃないのか。 まあ、このあらすじで上記2つが出そうな気配は欠片もないですが。 それでも出たら私はきっと爆笑する。 あと、この あやな という子は、表紙だと後ろに隠れてるけど 本当に表紙通りの何の力もない子なのか、とか。 や、普通にラノベ的に考えたら、この2人でラブ要素ありなんだろうと 思う訳ですが、東出作品的には、ただ守られるだけのヒロインじゃ とても物足りないではないですか。 いやいや、主人公が1人で反撃するっていうのも爽快だけど、 やっぱ一緒に戦う仲間がいると燃えるし。 意外だったのは、主人公が高校生という所。若いなー。 っていうか「殺人の才能」というと、どうしても ファントムとか零崎を思い出して仕方がないのですが。 でも、ただ普通の高校生がいきなり殺人能力に覚醒ってのも いきなり拉致とかいう導入含めて不自然極まりないから、 何か色々隠れた背景があるに違いないよ! という期待。 しかし何をおいても気になるのは著者紹介とあとがきだ! 今度はどんな自己紹介を書いてくださるのか、楽しみでなりません。 あとがきも書くよね? 今回は単発っぽいから書きますよね? あ、あとガ報に載る、作者の作品紹介とアンケート回答も。
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