2009,07,03, Friday
CB武器事典の話。
元々は人物事典と一緒に書くつもりだったのに、 人物事典の話が予想外に長くなったので、本日改めて語るなり。 これ、武器とあるけど流派も一緒に載ってるのだな。 しかしこれまた項目が豪華に至れり尽くせりだ……! 本当、エンサイクロペディア・オブ・東出作品になってるな! そういや人物事典の方もそうだけど、あやかし関連の情報って キャラのステータスとか、アイテム説明とかは 百妖草子にも同じ事が載っているのでありましょうか? 百妖草子もいつか入手したいのだけど、現状ちょっと無理だー。 あと、個々の項目についてだらだらと。 ハルピュイアの説明の最初の方、あやかしぼんでも同じ事を 東出さんが書いてたですね。 そういや装填の必要がないのって、BBの銃弾召喚と一緒だ、 とも思ったり。 カンフュール……言われてみれば刺突武器言うたらエストックだ。 っていうか格闘技だけじゃなく剣技まで会得してたのか九鬼先生! そして真面目に読んで、またラストで吹いた訳ですが。 「怖いし」て! そりゃ確かに外見からして怖いけどさ! あとキキーモラの説明とかさ! そこの繋げ方に微妙に違和感あるけどそうだね幅広すぎだね! こういう落とし方は非常に東出さんらしいというか。大好きだ。 キキーモラの最終形態の名前は、百妖草子なら載ってるのかな。 ルダが女性人格な理由は色々深い設定があるのかと思ってたよ。 そこまでベイルへの対抗心か! とことん根深い確執だなァこの2銃は。 けど、元をただせば同じ存在なのに、何故にそう仲が悪いのか、 という疑問はこれを読んでも解消されず。 という訳で、“斑影”が強力すぎるから簡単に発動させないよう リミッター的意味で基本的に同調しないようにさせてるという仮説を 何となく立ててみた。 アッシュのグラディウスが思いもよらぬ高価な代物でびっくり。 「無銘」なんてあるし、ある程度役職が上の捜査官の標準装備かと。 出自までアッシュらしいな。 “惨劇の水晶体”の説明にも吹く。 エメス・トラブラムすらうんざりさせるマグダラの喋りってどんなんよ。 九鬼流は、技名だけだと格好良いけど、全部大工道具だと思うと 一気に庶民的なイメージに変容するですよ。 「閻魔」だなんてもろ必殺っぽいのに、それでも由来は……! そういや焔閻魔、技の性質に見覚えがあるのだけど、 もしかしてすずルートの車上での戦いで使われてたやつなのか? 九鬼先生が「まだ双七には教えてなかった」と言ってたし。 あと、BBの魔法が、皆載ってるよ……! お陰でこの1項目だけ文章量が桁違いだ。 でも魔法の性質と呪文が全部載ってて嬉しい。 あと、あやかし編に続いてBB編でもセーブタイトルのチェックの為に また最初から見直してたんですが…… あー、何か、「木を見て森を見た」って感じ。 場面場面で細かく見ていった時には分からなかった流れとか、 単純に初回は気が付かなかった部分とかが結構確認できたので、 2回目なのに「そ、そうだったのかー!」という感情が沸いたという。 っていうか、一奈って本質的に「そういう性質」を持ってるんだな。 だから、本当に簡単な事でそっちの性質が表に出てきてしまう。 九鬼先生がなした「復讐」というのは、まさにその時現れかけてた 「本来の一奈」を、イチナ自身で否定させる事で、それが =「息子を殺した一奈を殺す事」であった訳だ。 考えてみれば、今回は九鬼先生によって抑えられたけど、 イチナはこれからもずっと、この現れようとする本性を 出さないように抑えていかなければならないんじゃなかろうか。 その苦しみが、もしかしたら最大の「過去に対する贖罪」じゃないか、 と考えたりもするのでした。 あと、ベアトリスの言ってた事って、九鬼先生だけでなく 一奈にも対応してる言葉だったんだな、というのにも気付いた。 「復讐」を乗り越えたのは一奈も一緒だったから。 と、それはともかく、書き出したセーブタイトル一覧を見て。 数少なッッ! 選択肢が少ない分、選択肢毎のセーブタイトルが少ないのは当然、 でも単純にあやかし編に比べて絶対数が少ないぞBB編。 や、ボリューム自体は変わらない……と、思うんですが…… 何だかセーブタイトル数が少ないと、長さも違うように感じるですよ。 そして、結局2つめの選択肢はどっちを選んでもED一緒でした。 勿論エロシーンも無し! ……まさかここまで本編の仕様とおそろいとは……。 「クロノベルト」篇前ラスト。「ドキュメンタリー・オブ・クッキー」。 見始めて、台詞あるのに声がない、と思っちゃったけど、 そういやこれ、後から追加された分だっけ。 「本編の素材を使用した」と言及してるのはそういう事だったのね。 って、タイトルの「クッキー」ってそういう意味だったのかーッ! いやあ内容全然気が付いてませんでしたはっはっは。 って、九鬼先生のこの特別扱いっぷりは何事だ。 あやかの項目から見られるからあやかのエピソードかと思ったのに、 予想が外れてインタビュアーに徹しててちょっと残念。 ここでのあやかは、「あやかしばん」等でのはっちゃけも無く、 大人しいのが寂しいな。 ……何か、大人しいあやかに、また過去の事を思い出して ちょっと泣きたくなってしまった。 それでも、これを後から追加してくださって有難うございます、と 東出さんには言いたいのでした。 ちょうど去年、これを追加できるパッチが出た時に書いた思いは、 今でも全く変わってません。 色々あるだろうけど、これからも東出さんには頑張って欲しいです。 そして、できればこれからも応援させていただきたいのです。
| http://haruka.saiin.net/~summon_bullet/fdtd/log/index.php?e=556 |
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