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BLOGNPLUS(ぶろぐん+)

10×10。
東出祐一郎論なんて無かった。

(以下隔離、不穏なものを感じた方は回避推奨)

もう一度。
東出論なんて無かった。
私が読みたかったのは東出祐一郎作品や氏の作風についての考察で、
スパロボやクロスオーバーの説明ではございません。
この評論(に似ても似つかぬモノ)の冒頭の方で
文章の方向性がこうなった理由を書いているけれど、
あれではまるで東出さんの作風に突出した長所が無いように
読めてはしまわないか。
いくらだって絞れる焦点や語れる視点はある筈なのに……!

文章量も、他の執筆陣に比べて1人だけ異様に少なすぎる。
実質2ページ半て。
前回「30×30」の時もこの人は1人だけ異様に短かったけど、
それは執筆対象ライターが2人だからなのだと思っていたのに。
とはいえ、前回、担当ライターが同じく2人だった松波さんは
桜井論も朱門論も完成度が高かったけれども。
しかも桜井論は手を上げるまでは未プレイ状態、
一方の朱門論ときたら、コラム扱いだったものが
肥大化して本扱いに昇格したという経緯がある訳だから、
その落差が大きすぎる。
やっぱり執筆者の個人差に拠る部分なのかとは思いますが。

ぶっちゃけると、前回の虚淵&鋼屋論の質から考えて
今回の東出論への期待値は0でした。
が、その期待値ですら軽やかに飛び越えていくように下回ったこの出来は
一体何と言っていいのやら。
私の方がもっときちんとした評論を書けると断言できる。
いや、私だけじゃなく、私の知っている東出作品愛好者なら誰でも
この文章よりも遥かに評論として完成度の高い文章を書ける筈。
実際、3日目に長話したサークル主さんの方が
よっぽどまともな東出論を語っていたと思うよ!
真っ先に挙手をしてまで書きたかったのはこんな内容なのかと
執筆者本人を問い詰めたい。

しかし、発行前にしっかり原稿チェックを実行していたこの評論集で
一応「評論」として掲載されているのだから、
もしかしたらこの内容に不満を感じるのは自分だけなのだろうかと
別の「30×30」の執筆経験者の方に尋ねてみた所、
(「30×30」の時の話ですが)チェックしていたのは誤字脱字のみで、
内容に関しては基本的にチェック対象ではなかったらしく。
……や、評論集の主宰の方や原稿チェックをした方達には
責任は何も無いと思います。
内容は完全に執筆者の自由というのなら。
ただ、この東出論の執筆者が、他の人の原稿を読んで
自分の原稿との差を考えなかったのだろうかというのが疑問なのです。

あと個人的には、文章の冒頭で
またもニトロコンプリートの紹介文と同じものが引用されているのも
正直突っ込みたいけれど、それはとりあえず控えておきます。

「30×30」の荒川論・朱門論はどちらも読み応えがあったのに、
何故歴代propellerライター陣の中で東出さんだけこんな扱いに。
こんな文章を「評論」として世に出されてしまった東出さんが気の毒です。

以上。

これ以上書くと個人の批判に向かってしまいかねないので自粛します。
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