2009,06,21, Sunday
という訳で実に1週間空いてしまったCB、BB編開始したのですが。
対になってるあやかし編と似たような構成で進むのかと思ったら 全然違ってて、その差にいちいち驚いてたり。 冒頭からして、いきなり九鬼先生→一奈の首絞めシーンでびびる。 こっちは九鬼先生の事情すっ飛ばして最初からクライマックスか! 話を進めても、終盤までほとんど和やかムードなあやかしに比べて シリアス続きというか、ギャグ分が全くと言っていい程無いし。 それどころか序盤なのに既に戦闘あるし。 ……と思ったんですが、そういえばこの感覚、あやかしをやった時に 結構話が進むまでほとんど戦闘がないのを意外に思ったのと 全く正反対な方向の驚きだという事に気付いた。 そうでした、BBは戦闘が序盤から要所要所に挟まれるつくりでした。 むしろ私はBBのそういう構成が好きだったんじゃないかー。 そこに気付いた途端に、この構成に激しく納得したのでした。 あと、こっちでは、言葉が通じる理由や基本法則を知ってる理由が ほとんど説明されずにさらっと流されてるですね。 逆に、あやかし編では不明だった、雲外鏡が彼等を蘇らせた理由が 随分あっさりと語られてしまっている。 あやかし編で雲外鏡の目的が説明されなかったのは クロノベルト編で明かされるからだろうと考えていたので、 早い段階で明かされた事にちょっと驚いていたりするのだけども。 もしかしなくても対になった2つの話で、明かす部分を分けてる? というか、色んな意味で対称的ですよね、この2つの話。 2つの話の雰囲気や構成がまるっきり違う事と合わせて、 そういう構造になってる所が凄いなあと思ってしまった。 なので、最後のクロノベルト編はどういう構造になるんだか、 今から楽しみでならないですよ。 しかし、2つの話の雰囲気や構成の違いを考えてると、その違いが 元の作品の違いにもそのまま通じてるんじゃないかと思えてきた。 あやかしとBBでは、同じ東出作品でも、面白いと感じる層が ちょっとずれている気がする、というのは前から思っていた事だけど、 CBでそれがますますはっきり感じられるようになったかも。 勿論、書いた人が同じなのだから共通する要素はあるだろうけど、 そこまで性質の違う作品を作った東出さんは凄いなあと思う。 でも、あやかしで突っ込まれたからBBがそうなったんだな、と 思えてしまう部分が結構あるのも面白かったりするのでした。 例えば、メインヒロインなのにメインヒロイン扱いされないすずと 他ルート要らないって言われまくるセルマの違いとかー。 コレ本当、足して2で割ったらちょうど良いだろうになあ……。 脱線終了。以下、いつもの時系列に沿った雑感。 あれ雲外鏡が出てこない、っていうか場面は既にゴルトロック? と首傾げてたら、いきなり首締めって……! あやかしの穏やかなノリに慣れてたので、意表を突かれまくった。 戸惑ってる間に出たタイトル表示、レトロっぽさが良いな。 ソウルハッカーズのビジョンクエスト入る時もこんなだったっけな。 あやかし編のアルフレッドはどのルートなのか不明だったけど、 九鬼先生はすずルートの熾天使薬使わないバージョンの続きと はっきり判明してるのですね。 一奈への復讐が果たされてないって前提なのだから、 すずルートの続きである事自体は確定だったけど。 そうすると、実はバッドEDで見えた通り、ED迎えたアルフレッドも ヴァレリアルートの続きだったんだろか。 実際、唯一直接対決してないしリッくんをかばって死んでたから、 あそこからあやかし編へと繋がるのは妥当な気もしてくる。 あそこでいきなりリッくんをかばった事、私は矛盾は感じてないけど、 理由に説得力は出てくるものなー。 っていうか、九鬼先生はそれなりに受け入れて逝ったと思ってた。 本心では後悔してたって事なのかー。 いや確かに復讐はできてないし、倒され方もあっさりだったけど。 ……あれ。 そう考えてたら、もしかしてアルフレッドが行ったあやかし世界って この九鬼先生と時間軸を共有してるのか、とも思えてきた。 ぶっちゃけ私、トーニャが伊緒を刑二郎ネタでからかってるから すずルート後ではありえないと思ってたんですが……違うの? やっと登場した雲外鏡、こっちは「鏡」ですか。 見た目はそっくり、でも服の色が反転してるので不思議な感じ。 喋るともっと違う。 同じ淡々とした雰囲気でも、雲外鏡・睡の高圧的な印象がない。 ここでの九鬼先生の思考、あやかしでは考えられなかった方向で かなり衝撃的……というか、引っ掛かった。 「復讐が義務感」なんて言葉が出てくるとは想像できなくて。 少なくとも、双七と相対している時までは行動原理は憎悪で、 人間に戻って逝った時点で、元々少しあった義務感が大きくなった ……と考えると矛盾しないだろうか。 でも何だか、憎悪に凝り固まってる九鬼先生よりは、 自分みたいな犠牲者を出さない為に殺すと言ってる九鬼先生の方が 前向きに感じられてほっとするのでした。 ……結局は問答無用で殺すと言ってる辺りは怖いけど。 こっちの雲外鏡はストレートに要求を語るなあ。 しかし単に人間の「生き様」が見たいだけ、というのも あんまりすっきりしない理由ではある。 もっと進めばすっきりするのかなあ。 ムービーは予想通り、あやかし編と一緒でした。ちょっと残念。 けど、単なる予告ムービーと思ってたものが本編で使われるとは 当時は全然考えてませんでした。 そしていよいよ待望のBBサイドのお話ですよー。 導入部は元の主人公視点になるのはあやかし編と一緒なのですね。 BB本編と同じリッくん視点だから、当然、姿はない。 でも逆に言ったらBB本編と同じです! リッくんの語りも! 声も! セルマの黒い台詞も変わらずだー。 それはもう、会話を眺めているだけで口元が緩んで仕方がない。 っていうかいきなりここでシャドウフィールドの名前が出ますか!? 構えてなかった所から攻撃が来た感じですよ。 小説を読んでいればちょっとニヤリとできる場所だなあ。 が、小説でのキャラがキャラなので、出所がこの御仁だと それだけで曰くありげに思えてくるから困る。 ファンタジー世界なゴルトロックでは、銅鏡の不思議現象も 驚かれないのですねー。 でも、驚かれないものの、あちらでは「付喪神」で通じてたものが こっちでは別の意味で、法則に当てはまらない不可思議現象として 捉えられているのが面白い所であり。 「聖遺物」なんて単語も初めて出てきたよな。 こんな風に語られる、こまごまとした設定が大変楽しいのです。 ヴァレリアの「一奈から何も力が感じられない」という言葉に 人妖な一奈は妖力持ってる筈なんじゃ? と最初引っ掛かったけど、 こちらでの魔力とあやかし世界の妖力が完全な別物だから、 魔法使いなヴァレリアにはその区別がはっきりついてただけなのね。 流石に魔法が普遍的なゴルトロックの、本職だけの事はある、と 妙な所で感心してしまったのでした。 しかし、あやかし編でのアルフレッドもそれっぽい事言ってたけど、 同じ「人間」でも、2つの世界では全く別種の存在だ、というのが その辺りの設定から明らかになったですね。 という事は、もしあやかし世界の人間がゴルトロックに来ても、 魔法が使えるようにはならないって事になるのかなあ。 そこら辺を深く考えると、色々と面白そうな気がする。 コゼットの「普通の、女の子です」に「嘘だーッ!」と激しく突っ込む。 あやかし本編でのあの性格と所業を見てたら、突っ込むしか。 にしても、コゼットが一奈へそこまで入れ込むのはどうしてだろう、 というのが気になる。 九鬼先生はともかく、一奈視点の回想まで入るのか。 っていうか、こっちでもあやかしキャラの回想シーンで使われるのは あやかし曲なのですねー。 一奈には、過去にあれだけの事をやってきたんだから、少し位は 罪の意識を持っていればいいのに、と思ったのだけど…… とりあえず現時点ではそういうの持ってないようで。 っていうか蘇らせる相手を選ぼうよ雲外鏡。 何故こっちでは2人も蘇らせてるのかも現時点では謎だし。 ただ、自分の道が歪んだ起点だけは、ちゃんと自覚してたのな。 「疲れた」と言ってる事からして、自分でも止まれなかったのかも。 「やり直したい」という意思がある一奈の方が、九鬼先生よりも アルフレッドに近い気がする。 でもって、壊れる前まで戻ったから一奈は幼くなっていたのかー。 雲外鏡の言い方だと、熾天使薬で得た火車の力を失った、とだけ 読めたけど、力が発現したのは壊れる決定的原因の後だから、 リセットかけたら人妖能力そのものが消えるのかね。 それにしても、年齢よりも髪型の違いで別人に見えます一奈。 +おどおどした表情で、えらい大人しげな印象になってるなー。 でも衣装だけはドミニオンの時のままなのがアンバランス。 ……はいいのだけど、リッくんに対して怯えるとは何事か! あんなどこからどう見てもパーフェクト暢気者(戦闘能力は別扱い)を 警戒された事が、地味に衝撃的でした。 あやかし編では八咫鴉達がアルフレッドの内面を理解してたように、 こっちではキャロルが一奈の事情をきちんと理解しているのだなー。 事情に関して、あやかし本編では零奈視点で語られてはいたけど、 こうやって第三者視点で語られると、本当に悲惨だなあと実感する。 考えたら、あやかしで一奈に同情のような意識を持ってるキャラは 誰もいなかった。 零奈にしても、一奈を愛してたのは確かでも、その感情は 偏執的で常軌を逸したものだったし。 なので、こうやって“普通に”境遇に同情し、向き合ってくれる相手は 初めてではないですか。 何だかんだで、フォルテンマイヤー家の面々も、皆いい人達です。 とはいえ、コゼットの献身っぷりはなかなか凄いものがある。 っていうか、スプーンもマトモに扱えないというのはちょっとどうかと。 そんなレベルの躾もされてなかったのだとすると、一奈は一体 どういう育てられ方をしてたんですか……? やはりというか、壊れる前の一奈の感性は、普通の子供のものと 全然変わらないのだな。 父親の虐待さえなければ本当はそんな子だった、と考えると痛い。 ウォーレスが元気で、めっちゃほっとしました。 あやかし編のアルフレッドがヴァレリアルート後な可能性高いから、 もしこのBB世界が同じくヴァレリアルート後だったら ウォーレスいなくなってる事になりますから。本当、良かったー。 としたら、やっぱこっちも、どのEDの続きでもない大団円な設定の 世界なんだろか。 考えれば考える程、迷い込んだキャラと舞台になってる世界が どういう関係になっているのか分からなくなってくる……。 コゼットを呼ぶのに「ママ」はないだろうと正直思いました。 ……コゼットが泣いたの、その年齢で「ママと呼ばれた事かと 普通に思ってしまったですよ。 っていうか母親はちゃんといる筈じゃなかったっけ、一奈。 もしかして、リセット前の記憶も消えてるのかこれ? そういや、ヴァレリアはエルネスタに対してだけ口が悪くなるよなー。 何か、ずっとシリアス続きだったので、エルネスタとの言い合いで 雰囲気がちょっと緩んでほっとしたり。 セルマの、さり気ないコゼットへの配慮がいいなあ。 こうやって2人が子供の頃みたいに仲良くしている姿は ゲームでも小説でも見られなかった部分なので、見られて嬉しい。 が最後に含み笑いをする所がやっぱりセルマだと思いました。 コゼットが一奈を気にかける理由も判明したけど、それってやっぱり 贖罪というか、やり直しという風に解釈できるよな。 なので、やり直しの為にこの世界に来た一奈の世話をする事に 深い因縁めいたものも感じてしまうのでした。 それはそれとして、昔の事を掘り返されてそっぽ向くリッくんは パーフェクト執事かつ24歳らしからぬ可愛さだと思いました! 直前のコゼットへの気遣いとかは完璧なのに。なのにー。 でもって、ようやく登場したですよ九鬼先生が! 来た時点で気を失ってるのは、アルフレッドの時と同じで その間にこちらの知識を獲得しているからかねー。 とか言ってたらいきなり好戦的なんですが九鬼先生! 何だこのアルフレッドとの大きすぎる差はっていうか問答無用すぎ。 しかもその相手が魔法使いのエルネスタって、どう考えても エルネスタに分が悪すぎじゃないかと思った。 知識の面でイニシアチブ取れそうな魔法も、九鬼先生なら 詠唱が終わる前に簡単に潰せそうな気がするし。 っていうか、元々対妖怪用な九鬼流なら、モンスター相手でも 相当に強いんじゃなかろうか。 要するに九鬼先生マジ無敵って事ですか? 考えてみたら、BBはあやかしと違って日常的に戦闘が起こってる、 シビアな世界なのでした。 だからこそ、BBは戦闘が序盤から容赦なく挟まれてたんだよな。 アルフレッドが感情を取り戻すのに平和な世界が相応しかったのと 違う意味で、好戦的な九鬼先生はこの世界に非常に馴染んでる、 と思った。 本当に、色んな意味で好対照だなこの2つの話は。 そして戦闘曲はBBのものだ! あやかし編では一度も流れなかった、普通の戦闘曲だ! ここ曲を聴いた事でようやく、本当にBB世界に戻ってきたと実感。 やっぱりこの曲を聴いてると、古巣に戻ったように落ち着くのです。 ふと気になったんですが、この話では、世界に関する知識が やって来る過程でインプットされてる事が語られてないけど、 プレイ順序によって語られる内容が変わるって事はないですよね? エルネスタの詠唱呪文が、気に入ってた短縮単語系な事に興奮。 それが好きだったんだよBBの魔法は! やっぱり、普遍的な古語チックな詠唱よりもこっちのが好き。 あと戦闘モードのエルネスタの絵、表情の綺麗さに見惚れました。 リッくんはこの話でもできる子っぷりを発揮しているので大変嬉しい。 リッくんは、冷静な洞察力を持ってる所が好きなんだ。 ……そして、洞察力に基づいた、雰囲気を読んでのスルー能力も。 ところでこの話ではセーブタイトルの確認はあんましてないんですが、 たまたま九鬼先生が隠れてる場面直後に確認したセーブタイトルが あまりに的確なその状況へのツッコミで、思わず吹いた。 作者が キャラに ツッコミを 入れるかーッ!! あと、今更知ったんですが、これ、Alt+Tabの同時押しで 一瞬で別窓に切り替えられたんですね……。 何も考えず、普段の癖で同時押しをやって初めて気付いたよ! ……どれだけ気付くのが遅いんだ私。 でもまあとにかく、画面切り替えが一発でできる事に気付いたので、 プレイがかなり楽になりそうです。わあい。 で、雲外鏡・鏡、何故脱ぐ。 雲外鏡・睡とキャラが違いすぎるよ。 九鬼先生とずっと一緒に行動してるのも、雲外鏡・睡とえらい違いで とっても予想外なんですが。 何だろうこの不思議ちゃん。 あと雲外鏡は、衣装の所為でなく貧乳キャラなのね。 ってそういえば、あやかし編のエロシーンはアルフレッド×ルダだと 予想するのは簡単だったけど、BB編は全然予想つかない。 もしや一奈が? とも思うだのけど、こっちの一奈は子供だし。 なので、ここで脱いだ雲外鏡・鏡が相手なのか? と思った。 それにしても最初戸惑った以外に動じてない九鬼先生は流石だ。 あやかしでの一兵衛と同レベルだ。 しかしですね、雲外鏡の絵を出すなら、同じく九鬼先生の絵も 出しても良かったんじゃないかと思うのですがどうか。 どうも九鬼先生の認識は、こっちでの一奈の現状とずれがあるなあ。 改心どころか、そもそもそれ以前の精神状態に戻っていると知ったら 九鬼先生はどうするんだろか。 ただ一奈に関しては、今まで散々罪を犯してきたのに 全部忘れて自分だけリセットをかけてしまおうというのは 正直あまりに当人だけに都合が良すぎると思うので、 もしかしたら記憶は封印されてるだけで、この先蘇るんじゃないかと 予想していたり。 復讐心ではなく義務感で一奈を殺そうとしている九鬼先生に、 すずルート以外の一奈を殺したシーンを思い出した。 どのルートでもあっさりと一瞬で殺してしまい、殺した後も 復讐が終わったという割には随分と淡々としてたなあ、と。 当時は、長年の目標があまりにあっさり実行できてしまったから 呆けてるのかと考えてましたが。 だから九鬼先生がこのままなら、結局はすずルート以外の時と 全く同じ道を辿ってしまうだけだよなあ。 元の状態でない一奈に出会った九鬼先生がどうなるのか。 雲外鏡・鏡の言う「借り物」は、疑問に思ったら意味が即判明。 明かされた雲外鏡の目的は、随分と自分本位だと思ってしまう。 一奈の態度の適当さ・投げやりさに、蘇らせる相手選べよ雲外鏡、 と思いましたが、そもそも蘇らせる理由からして 相手を性格で選んでる訳じゃないなら納得でした。 しかし、感情を会得する為に、蘇らせた人間を観察するというのなら、 雲外鏡・睡がアルフレッドやあやかし世界の住人と交わる事で 段々と感情が豊かになっていったように感じたのも当然ですね。 ってそういえば、こっちは九鬼先生が単独行動してるお陰で BBキャラ描写には、ずっとリッくん視点が維持されてるですよ。 それではリッくんの立ち絵が見られないではないですか……! 一奈の夢のシーンで、やっぱり記憶は残ってるのが判明。 いずれ記憶が完全に戻って苦悩する展開がありそうな。 にしても、「愛された事がない」というのは零奈にひどいなあと思う。 形は歪んでいたとはいえ、確かに零奈は一奈を愛していたのが 分かるのに。 単に「愛されている」という意識を持てなかっただけなのかもですが。 というか、そうであると信じたい。 でなきゃ、零奈が気の毒です。 ただでさえ、すずルートの零奈は一奈自身が殺してるのに。 九鬼先生達が逃げ込んだ場所でもしや、と思ったけど、 やっぱり出てきましたよベアトリス! 何だかほわわんとした、微妙にシスターらしからぬキャラも健在だ。 そういえば、ギュスターヴと九鬼先生は、愛した者を目の前で 理不尽に殺された、という点が共通してるんだなあ。 それで、ベアトリスはまさに被害者当人な訳で。 とすると、そんなベアトリスが九鬼先生と出会ったというのも、 九鬼先生が過去を乗り越える為には必然なのかもですね。 こっちは、アルフレッドが生徒会メンバーに出会ったのと同じ意味で。 本当にCBは、キャラ同士の噛み合わせ方が巧妙すぎる。 ベアトリスの説教は、今回もシスターとしては外れてる気がするけど 定型的な教義よりも、もっと現実的な思考だと思います。 強いなあ、ベアトリス。 肝心のギュスターヴはどこで何をしているのかが気になる訳ですが。 とりあえずヴァレリアルート後でない事だけは確定なので、 やはりセルマルート後の、贖罪に精を出してる存在であって欲しい。 しかし、ここまで来ても和む展開が全くと言っていい程無いんですが。 本当にBBはシビアで緊迫感溢れる世界やなー。 しかも、事情を知ってる雲外鏡と視点が分断されてるお陰で、 BBキャラ達が真実を把握できず、一層きな臭い方向に向かってるし。 お陰で相変わらずリッくん視点はあるので、マジでBB本編と一緒だ。 コゼットの事で一奈にちょっと嫉妬してるセルマに和む。 ちゃんとコゼットはセルマからの信頼を取り戻してるのが分かるので、 何だかんだで今のコゼットは幸せそう。 ルダがいきなり喋ったのは、シャドウフィールドの名前が出たのと 同じレベルで不意打ちでした。 ベイルが喋らずルダが喋るという事は、やっぱこの話はセルマED後、 という認識が正しいのかなあ。 っていうかこのルダはあやかし世界に行ったルダなのか、と 疑問も湧いてくるのですが。 蹲って銃突きつけられてる九鬼先生なんてのを見る事になろうとは。 全く想像もしなかったような無様な姿に焦り、本人でなかった事に 現状BBキャラとは敵対状態なのに、結構安堵したのでした。 と思いつつ、むしろ視点が行ってるのは立ってるリッくんの方という。 だってシーンとしてはBB本編でもしょっちゅうあった構図なのに、 こういうリッくんが客観的に描かれた絵も、セルマが控えてる絵も 全然無かったから! しかしこの絵、蹲る九鬼先生と対峙するリッくん&セルマと、 両方を一挙に収めた、かなり豪華な構図ですよね。 そうだよなあどっちもメインキャラだからどっちも収めたいよなあ。 東口さんが「CBは1枚の絵の情報量が多い」と言ってた意味が ようやく理解できた気がします。
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