2009,04,08, Wednesday
3度目の正直、今回は流石に本番入りました。
こんな状況で挑発的だったり強気だったりな台詞言う辺り、 トーニャらしいなー、と思った。 っていうか自分から脱ぐとか大胆にも程がある。 前の時は実際に誘ってた訳だからある意味当然だけど、 弱点責められるのが嫌だからって脱ぐのは何か違いませんか。 あと「縛ってください」は吹いた。そういう理由の縛りプレイか! それにしても1枚目の絵、双七の顔が収まってる……ッ! 前はエロシーンでも男の顔の入る構図が欲しいと思ってて、 それが基本的にエロシーンに男の顔は要らないと思うようになり、 でもこの絵見たら、やっぱ入ってると良いな! とまた思い直した。 その位、この構図が良かったのです。 いいなあ……横からのキスシーン。 って刑二郎×伊緒のシーンもあるのかよ! トーニャのが終わった後に続けざまに来てびっくりした。 いや、お泊り宣言なんて絶好のシチュエーションだというのに キレイにすっ飛ばされたもので、フラグ立て損ねたかと思ってたし、 見られたのが嬉しいのは間違いないんですが。 でも、できれば初めてのシーンが見たかったんだよー……。 あとすずさん何覘き見してんですかしかも最後まで。 合間合間に入るすずのツッコミのお陰で、 終始真面目に見られなかったですよこのシーン。 そういえば伊緒は感情が昂ぶると、刑二朗の事が 「けーじろー」って平仮名呼びになるんだな。 平仮名呼び自体、普通に可愛いけど、普段素直じゃない子が 甘える時だけ平仮名呼びになってる所がいいと思うのです。 それにしてもこの時の伊緒は、普段の喧嘩腰から想像もつかない位 恥ずかしい台詞連呼してて、ある意味凄いな。 戦闘突入前の愁厳の演説は、心にくるものがありました。 流石は生徒会長。 特にこのルートだと生徒会の総力戦のようなものだから、 生徒会長が締めてくれると、いかにも学園モノって感じになる。 演説の内容は「あやかしびと」全体の主題とも言えると思った。 同じく戦闘突入前、トーニャと伊緒が交わしてたやり取りが まんま昨日日記に書いた通りの内容だったのでちょっと笑った。 やっぱり伊緒あっての作戦だったんじゃん、みたいな。 そしてついに戦闘開始ですよー。 学校なんて閉鎖された空間の中で、仲間と連携を取りつつ トラップ仕掛けまくったりだの、分散して確固撃破したりだの、 何 と 燃 え る シ チ ュ エ ー シ ョ ン か ! ああもう、こういう展開はツーボーすーぎーるー! 静かに確実に成功していくミッションの楽しい事といったら。 それだけに、ウラジミール・愁厳・トーニャと無難に勝利してきたのに 刑二郎がいきなりピンチになったのにはハラハラした。 でもやっぱり刑二郎はこういう役回りなのかー! と納得してたり。 っていうか格闘戦挑んで不利になった時には、持てばええやん、と ハラハラしつつも突っ込んでいた。気付いてくれて良かった。 ただ、実戦未経験とはいえプロの軍人が、人妖とはいえ学生相手に ここまで一方的に圧倒されるのもどうかと思う。 彼等の人妖能力って、能力の全般的な強化でしたよね? だったら、状況判断能力も高くて当然なのだと思うのだけども。 それに、対する相手の人妖能力まで詳しく把握していたのに その対策をマニュアルに組み込まなかったのも何故なのか。 何にせよ、ツメが甘いなアチェーツ。 サーシャは、登場した時に予想した正体と展開がまさにビンゴ。 実は名前が判明する前からちまちまとボイス設定を確認してて、 名前が出た瞬間にボイス設定でシルエット状態が解除されたのには 芸細かいなpropellerさん! と思わず感心してしまったり。 チェルノボグの核がサーシャ1人なのだというなら、 その名前が部隊名でもあり能力名でもあるという推測は、 当たらずとも遠からじ、だったのかね。 キキーモラを移植するまでの経緯は、話の中では語られてないけど、 何となく、トーニャと同じ理由だったんじゃないかと思う。 姉妹がお互いを思いやって苦しい選択をしたのだったら、 よりによってそれを使って殺し合いをしなきゃらならなくなったのは 皮肉としか言いようがない……。 そして…… …………ウラジミール。 消息を絶って何をしてるのかと思ったら、かばって死ぬ役回りなんて。 最後だけは完全なシリアスだったですね。 表向きはイロモノだけど、本当にいい奴でした……。 偽の手紙の話は、もしかしたら、と思ってた事が当たってた。 とことんトーニャの事を思ってたんだねウラジミール。 こういうのを見てしまうと、他のルートなら2人がくっつくのもアリかも、 なんて思えてしまったり。 そしたら刑二郎&伊緒を超えるケンカップルになれるに違いない。 ……と想像しかけて、ビジュアルが怖かったのでやめました。 その先のトーニャ。 戦闘中だというのにあのお気に入りの和風のBGMになって、 何事か、と思ったら……バトル物王道の真の力覚醒来たー! いやまさかトーニャにこういう展開が来るとは。 でも何となくロシア人のトーニャに和風なこのBGMはどうよ? と、ちょっと思わなくもなかったり。 っていうか、人工的な人妖能力なのに原典に即した能力があるのも 研究者が知らない能力があるのも疑問ではありますが。 とりあえず、ツメが甘いぞアチェーツ再び。 覚醒してからのトーニャの一枚絵はいいな! 覚醒直後のは、静かなBGM、幻想的な雰囲気の絵、 只でさえクールな声音のトーニャの、更に淡々とした語り、と 3要素どれもが静かでしかないのに、いやむしろ、静かだからこそ 裡に篭もった熱さを想像できて、無性に燃えたのでありましょう。 決着付けた時の絵もまた良い。 まっすぐに張り詰められた糸の中の、トーニャの表情の切なさに 引き込まれてしまったです。 それにしても、この戦いでトーニャが失ったものは多すぎる……。 特にサーシャは、あまりにも状況が激しく動いた上に 死ぬ間際になって記憶を取り戻してしまうなんて、悲しすぎです。 これじゃもう、生徒会の仲間しか残ってないじゃないですか。 決着が付いた後のすずの行動は、胸がすく思いでした。 あの見下し表情がこんなにも気分がいいと思った事はない。 あと、愁厳と刑二郎の確かな友情が見られたのも嬉しかった。 そういえば戦う前に「殺したくない」と言ってた刑二郎が、 結局1人も殺さなかったという事が、良かったとホッとした一方で、 展開が上手いなあ、なんて思ったりも。 それはいいんですが。 双七、ほとんど役に立ってない気がするんですが。 これか! これこそが 空 気 というやつなのか! トーニャの方の決着はついたけど、そんな双七がちょっと悲しいよ! とか思ってたら何故にこの状況でドミニオンが来るか! ……ごめんあまりに登場しないので存在すっかり忘れてました。 っていうか前フリ一切無しで登場するなよ! まだこの先、チェルノボグ以上に手強い相手と戦うのか、と 結構げんなりしちゃったじゃないか。 でも、これでまだ双七の活躍できる余地がある、と思っちゃったのは 仕方がないですよね? ですが。ですが。 まさかの狩人がここに来た! 絶対後でいい所に登場すると確信してたものの一向に出てこなくて おかしいなーと首傾げてたらこんな所で登場か! 自分の能力ならではの仲間の守り方に、感心と感動と半々。 っていうか、攻撃の為でなく、仲間をかばう為なのですね。 流血立ち絵、不覚にも格好良いと思ってしまったじゃないか。 本当に美味しい所で登場しおってこの野郎……! で、ついに九鬼先生登場したけど……こっちでも悪鬼化済ですか! って、一奈こっちでも瞬殺ですかー!? でも、途中までやった薫ルートとこっちでの台詞をつき合わせて、 理由は何となく理解してしまった。 そして始まる、本当に最後の最後の戦い。 やっぱり、こういう思いをぶつけ合いながらの戦いの描写は、 東出さんの文章の中でも、特に好きだなあ。 実際に読んでる時、本当に強くそれを感じます。 けどこの戦い、護る為に命を賭けての戦いというよりは、 単に力量を確かめる為の師匠と弟子の戦い、に見えた。 最初は違ったかもしれないけど、少なくとも途中からはそうだった。 戦いの途中、悪鬼と化してる筈の九鬼先生の思考が 双七の思考と明らかに並列して書かれてる描写があったので確信。 拳合わせてる内に昇華されて憑き物が落ちちゃったかのようだね、 九鬼先生。 にしても、最後の戦い、しかも相手が九鬼先生だというのに、 妙にあっさり決着が付いてしまったなあ、という感じ。 あと薫ルートみたいなトレーニングをしてる描写がないのに 九鬼先生を簡単に倒せるのが不思議だ。 つまるところ、本当の意味での九鬼先生との決着は、 他のルートまでおあずけ、という事なのですね。 やっぱり、トーニャルートを最初に選んだのは正解だったのかも。 でもって、ようやく迎えたエンディング。 サーシャの本当の手紙をこんな所に持ってくるなんて、にくい。 でも、神沢にはすぐに戻ってこれるのだと信じてた。 のに。 「俺達の戦いはこれからだ!」じゃないですかこれは。とっても。 でも、あれだけ火花を散らしまくってたすずとトーニャが 同じ目的の為に一緒に行動してるのが、何だか嬉しかったり。 何気にトーニャの2人の呼び方がより親しげになってる所もいいな。 ……で、結局フェードアウトしたままでしたね防神機関。
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