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BLOGNPLUS(ぶろぐん+)

それは大きなミステイク
いきなりドミニオンサイドの描写が続くようになって、
やーっと自分好みに話が動いてきた、とわくわくしながら進め中。
――扱いの大きくなった事を、もっと深く考えるべきだった。

っておいおいろくに動いてないのに一奈もう退場ですかい!?
いくら何でもそれは無いだろー……と思ったんですが、
他のメンバーは完全に死んだ扱いで会話してるよ……。
薄情な、と思いつつ進めていったら、鑑識がそう判断してたのか。
あと、手を下した九鬼先生もきっぱり「殺した」と言い切ってるから
確定なんですね、やっぱり。
しかし、実行シーンの部分読んだ時に、文中のキーワードから
九鬼先生が犯人なのかなあと何となく思ってたら本当にそうだった。
その後、薫が九鬼先生犯人説を否定した時には、流石に違うかと
一瞬思い直したんだけどなー。
過去話から、九鬼先生は人格的に真っ当な人物に感じてたので、
どういう流れで敵対する事になるのかは気になる所だったのだけど
ドミニオンにスポットが当たるようになったと思ったら既に豹変済とは。
その過程が描かれてないのと、端々の描写で、めっさ怖いです。
冷静なキャラだと思ってた零奈の取り乱しようも壮絶だった。
過去話で語られた妹の溺愛っぷりは根が深いな……。
これもう依存症レベルなんじゃないかと思いました。
けど、人気投票で一奈が最下位だった理由がよく分かった。
子供の時点で修復できないレベルに壊れてますがな!
このテのエピソードは生理的に苦手だ……。零奈の行動も含め。
それにしても、東出さんは本当、こういう敵対するだけのキャラも
がっつり描写する人だよなー。
人によっちゃ「余計な部分」だと思うのかもしれない事だけど、
脇キャラまでしっかりじっくり書いてくれる所が、私は好きなのです。
――でも流石に共通ルートでやったら冗長だろうよ、と今は思う。

いやしかし、比良賀の正体にはびっくりだ。
ドミニオンの描写が無かったのもあって、賑やかし程度の存在かと。
……考えてみれば、立ち絵が用意されてるようなキャラを
その程度の位置に置くような人じゃなかったか、東出さんは。
でも格好良い役回りじゃないかよう公安なんて!
その後、薫をサポートする言動でも好感度うなぎ上り。
比良賀が人妖能力を使った時は驚いたです。
って、ドミニオンに所属しているのだから、人妖なのは当然でした。
叫び声の「くけぇぇぇぇ!」で姑獲鳥を思い出した。能力は違うけど。
ところで、判明した正体と口調とその叫び声で、どうも比良賀は
百物語の又市を連想して仕方がないんですが。

「百鬼夜行」って作戦のコードネームみたいなものなのかね。
ぶっちゃけ、単に単なる作品のコピーにすぎないと思ってました。
このコピーは字面が良くて気に入ってたのだけど……成程ー。
繋げ方が面白い。

それまで一切怪しい素振りを見せなかったのに、いきなり
氷鷹姉妹や光念兄弟が計画に加担してるって明かされたのには
多少匂わせる位の描写はして欲しかった、と思わなくもないけど、
陰謀が国家レベルの規模にまで広がって、俄然面白くなってきた。
やっぱり政治なんかも絡むような陰謀ネタが大好物な私。
こういうのはアレですよ、知的燃え! くそう楽しすぎるじゃないか!
天は、実際にすずの力を活用するのが目的で欲してたのかー。
まあ、単に種族が同じだから欲しいってのは無理があるのも道理。

そしてもひとつ、自分的に美味しい展開が。
鴉天狗と虎太郎先生のW師事だー!!!
鴉天狗は贔屓入ってるので、出番が多いだけで嬉しいですが、
師匠とかめっちゃいい役回りじゃないですか!
鴉天狗から八咫雷天流を教えるって提案があった時には
鴉天狗が師匠なんて何という美味しい展開! と喜びつつも、
双七の九鬼先生への思い入れから考えて断るかなと諦めてたのに
まさかの承諾。
虎太郎先生も同じく。いい眼鏡の出番が増えるのはいいことです。
最高に良かったのが、同時に組手の相手をするシーン。
単体で見てた時は気付かなかったけど、並んだ構図見て気付いた。
この2人、構えのポーズが同じだったのか!
そ、そうだよな同じ流派だから構えも同じで当然だよな!
そんなちょっとした発見が嬉しかったり。もっと早く気付けとか言うな。
あとは単純に、いい師弟関係を築いてる2人とのやり取りが
すごくいいなあと思ったり。あの「理解しあってる」雰囲気が良い。

そういや双七は爆弾を埋め込まれてたんだっけ。
すっかり忘れてました。っていうかよく今まで使われなかったよな。
手術でも完全には除去できなかったって話から、爆弾の話は
後で出てくると予想。
セーブタイトルを確認したら「アナザー」って付いてたので、
もしかしたらバッドエンドに繋がったり?
――なんて事も思ってたんですが。

そんなこんなで、薫がとうとう双七の前に現れたので、
これでやっと全ヒロインが今の双七と繋がった、話が本筋に入るぞ!
……と、意気込んでましたら。
ふーむ、なんか薫さん中心に話が進んでいきますね。
今まで描写されなかったので、双七と接触したのを切欠に
描写を増やしてるのかな。
しかし妙に双七が薫に肩入れしまくってるんですがー?
あとすずがどんどん怖くなっていくんですが……!
そういえばこんな感じのキャラを前にも見かけた事がありましたよ。
誰かと言うと、幻水2のナナミ。
主人公の意思おかまいなしにやたら「お姉ちゃん」を振りかざす所が
ものすごーく、そっくり。
薫を嫌悪する理由は分からなくもないけど、やり口が陰険すぎ。
憎悪だけでなく明らかに嫉妬が篭もっているように感じられるので、
双七に黙ってやってる辺りが、女の嫌な部分丸出しだなあとも思う。
嫌いたくないので、元々薫に対して持ってた好感が大きかったから
その分、裏切られた時の感情の反転も大きかったんだろうなーとか、
双七以外に拠り所になれる存在がいなかったから依存度が高くて、
失う事の恐怖が強硬な態度に繋がってるのかもなーとか考える事で
ギリギリで、どうにか嫌いにならないように頑張ってました。
けど、たとえ首尾良く薫を「姉」から引きずりおろしたとしても、
むしろ「女性」として意識させてしまう可能性が出てくるのに、
そっちはいいのかとちょっとツッコミを入れたくなったりも。
実際、その後双七は薫を意識し始めたので、「やっぱり」と思った。
……っていうか、何自分の感情を自覚しちゃってるんだ双七!
何告白してんだ!
ってちょっと待って何そのままエロシーン突入してんのー!?
結局、告白→即Hはエロゲ的に定石なのかー!
しかし、双七は、いかにも初体験っぽく、初々しくて非常によろしい。
あと気付いたんですが、「あやかしびと」はエロシーン中でも
男性キャラのボイスあるのな。
といっても、喘ぎ声とかじゃなく、普通の会話的な台詞だけだけど。
でもこれはいいね!
個人的には、男の喘ぎ声は心底要らないけど、台詞には声が欲しい。
何というか、その方が楽しいと思うのですよ、臨場感があって。
BBはエロシーンの最中に一切ボイスが無かったから残念で残念で。
やっぱ、エロシーンに関してだけは、色んな意味で、圧倒的に
「あやかしびと」の方が好みです。

あ、告白に至るアドバイス相手は、虎太郎先生を選んでみました。
見つけた攻略データにあった選択肢以外という事で。
真っ当に助言をしてる虎太郎先生は、何か貫禄があった。
そういやこの人も、過去に悔いを残してるっぽい話をしてたですね。
そういう、経験を重ねなければ出ない思考や言葉は、
見てて色々考えさせられます。
「強くなり可能性が広がってしまうからこそ陥ってしまう危険」なんて
双七が信じてた九鬼先生の教えを真っ向から否定するものだし。
見てる自分も、ずっと九鬼先生の言葉を頼りに行くと思ってたので、
あっさりと否定されたのが衝撃だったりも。
……何というか、今の所この作品では、「熱い台詞」よりも
「深い台詞」の方が印象に残ってます。
まあ戦闘もほとんど無いから、熱い展開がそもそも少ないのか。
でも戦闘に限らず、東出さんの詠うような韻を踏んだ言葉回しは
やっぱり大好きだ。

明らかになった薫の過去も、氷鷹姉妹のと同じ位キツかったです。
まだ小さい双七が見てる前で、ってのが最凶にキツい。
っていうかパッケージのあのシーン、10年前の薫だったんだな。
東出さんが「言葉責め」と言ってたのって、ここのシーンかね。
確かに無理矢理言わされてる、が当たり前だけど楽しくない……!
双七相手だと思ってたのに……ッ!
あと結局はここのシーンもほとんど「出す」だけだからなあ。
そういう意味でもシチュエーション的な「楽しさ」はあまり……。
……すずがやっと薫への憎悪を消してくれたのは良かったけどさ。
でもって双七とすずの間の愛が「家族愛」だとはっきりした訳で、
これにて一件落着、なのかね?
しかし、すず以外のルートだと、すずへの感情は家族愛だ、と
こんな感じにきっぱり結論付けする過程が必要なのか。
それを3回繰り返したら、すずルートができるようになる頃には
もうすずを恋愛対象として見る気がなくなりかねないような。

告白のちょい前から、今まで堅かった薫が妙に可愛くなったなー。
嬉し泣きする薫は、理由があまりにも切なくて、「良かったね」と
つい嬉しくなってしまいました。
って、双七と10歳も差があったのー!?
精々あっても5~6歳差程度だと思ってました、私。
これは予想外すぎた。すごいな、双七……&「あやかしびと」……!
いや年の差カップル大好きなのでむしろ大歓迎ですよ?
ああそれを知ったらやっぱ薫ルートはラストにしたいかも……。
――と、ここまで来ても、まだバッドエンド行けると思ってました。
だって、BBはヴァレリアも雪も外す選択肢でバッドに行けたから。

そしてついに九鬼先生とご対面ですよ。
すずも鴉天狗も察するという事は、完璧に人間辞めちゃってるのか。
怖いな……。
で、職務だからそうするのが当然と分かってはいるけど、それでも、
1人で九鬼先生を止める鴉天狗の命が本気で心配です。
頼むから死なないで……!
でもって虎太郎先生との合流。
零奈&光念兄弟の登場でついに実戦での虎太郎先生の実力が!
話だけは知ってたけど、実際自分で見ると凄いな。
っていうか一枚絵を連続で2枚も! おお虎太郎先生格好良すぎ!
――って、流石にここまで来たらいい加減気付きます。
正規のルートを進んでいるという事に。
虎太郎先生の活躍に燃えつつ、「これマジでヤバくね……?」と
嫌な感じの汗が。
で、一旦止めて再度攻略データを探して調べてみた。
…………案の定、これ正規のルートでしたー!
バッドエンドへの分岐なんて、とうの昔に過ぎちゃってたよアハハ!
……ハ……ハハ…………。
…………。
分岐元、最初にセーブした選択肢でした……(意訳:超戻る)。
BBと同じように、メインヒロインであるすず寄りの選択肢を選んだら
強制的にバッドに進むと信じてた自分が間違ってました。
選択肢1つで、即バッドエンド行きだったなんて……!
折角ここまで進んだのだから、この際EDまで見ちゃえ、とも
ちょっと考えたのですが、やはり薫ルートは次回に回したかった。

という訳でやり直し。
マジで速攻バッドエンド直行でした。拍子抜けする程に、あっさりと。
これまたBBとはえらく違って、戦闘とか一切絡まない内容だなあ。

そして今度はちゃんとトーニャルートに向かうべく、セーブデータから
最初のトーニャ寄り選択肢を読み込み。
「あやかしびと」は、選択肢が出てる状態でもセーブできるのですね。
BBはそれができなかったので、それっぽい気配がしたらセーブ、
うっかりいきなり選択肢が出現しちゃったら直近データまで戻り、
なんて面倒な事をやらねばならずにめっちゃ苦労してたので、
そうしなくていい「あやかしびと」は非常に楽です。
BBプレイ中は「簡単に総当りができてプレイが適当になるからか」と
納得してたんですけど、コレがそうでない仕様なのを知ってしまうと
どうしてこの仕様を消しちゃったんだろう? とちょっと腑に落ちない。
ううむ。

開始したトーニャ寄りプレイ。
既に見た部分なので、文章は飛ばし気味に。
ただしトーニャのボイスだけはちゃんと聴きながら。

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