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ケモノガリ8巻
買ってきましたよ、勿論とらで!

ちなみに池袋のとらは、ガガガ新刊の中で人退と並んで別枠で平積みコーナー化されてたみたいで。

イラストカードの東出さんコメントについては言及済なので省略するとして。
先週の告知でも今日の告知でも言及してる鋼屋さんの帯コメント!
文章に篭もる魔力の凄い人なのは過去のテキスト類でも十分認識してたけど、
これは また ヤバい 。
東出さんも8巻に即して何度も使った「旅」という単語を
鋼屋さんも使っている……のだけど、サイズの大きい最後の1文が。
色々な意味での終わりを覚悟して最終巻に向かう今の心構えに対し、
「生きて」「還る」ってどれだけ力強く希望を後押しする言葉なのか……!
この帯コメントを読んだら、本編の結末に期待してもいい気がしてきて。

でもって封入されてた今月号のガ報にも、
新刊紹介と作者コメントが載っております。
見た瞬間、楼樹君の剥いた眼のあまりの怖さに一瞬止まったのは秘密。
著者コメントは、最終巻ゆえか、シンプルに短くまとまっております。
……って、「それからの日々」って!?
楼樹君の戦いが終わると同時に物語も閉じられるのだと思っていたから、
その先を示唆するこの表現に驚いたものの、
鋼屋さんの帯コメントと合わせて希望持っていいのかなと結論付けました。

今までなら本編読むのは後日……になってた所なんですが、
今回は! ばっちり! 読了しましたーッ!
……東出作品を発売後即読了したのって、もしかしなくとも
小説版BB1巻以来……?(それ最初だけって事じゃないか)
そんな訳で、ネタバレなしでさくりと軽く。

とりあえず。
こういう物語を書くからこそ、東出祐一郎って作家を好きなんだろうなあと
何度目か分からない程繰り返した思い返しを、今回もまたやっているという。
運命づけられた楼樹君とアストライアの戦いも、
"クラブ"との戦いが終結してからの楼樹君の決断も、
彼らの裏で自分の道を信じて戦った仲間達も、
結末までまるごと、すっきり気持ち良く締められていて、
本当に、良い物語でした――
読了してから表紙絵と鋼屋さんのコメントを見返すと、
とても腑に落ちて感慨深くなります……。

それにしても、あやながここまで大きな存在になるとは思わなかったなあ。
楼樹君とは相似にして相反する存在として終始描かれていたアストライアが
最終巻で、これまで表に出ていた部分どころではなく
楼樹君の性質が反転した存在だったと判明して、また納得したりも。

あとですね、毎回、特に見開き絵が圧巻だった品川さん、
今回の絵もそれはもう素晴らしかった訳ですが、
最後の見開き絵……あれは反則すぎる!
最終巻のサービスって事なのでありましょうか、
今まで伝聞でしか拝めなかった品川さんを直に見られた気がして
めっちゃ嬉しかったです。
「ケモノガリ」のイラスト仕事を楽しんでやってくれてたのは
東出さんや編集さんの言葉から伺えていたけれど、
東出さんの嗜好にもがっちりはまった絵を描いてくださる、
素敵な絵師さんでしたよね、本当に……。

それから、どうしてもツッコミを入れたい部分が1つ。
読了した人にしか通じないように書くと、230頁8行目。
マジ吹いた。
確かにそれを想像させるような記述はずっと出ていたけども、
そ こ ま で 直 球 で す か い 。

内容を推測できないような感想はこんな感じ?
多分、真面目に感想を書こうとしたらめっちゃ長くなって収集つかなくなるので、
ネタバレ込みで書くとしても、やっぱり箇条書きで
思いついたままに書きなぐる事になると思われます。

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