2014,06,01, Sunday
「Apocrypha」4巻発売して日付変わったら6月になってしまう、
すぐ「ケモノガリ」8巻の方の表紙絵公開が来てしまう、 と構えていたら、5月は31日まででした。 1日開いてたハハハうっかり。 などと言ってる間にあっさり1日経過してしていて、 気付けば本当に6月に入ってしまっておりました。 という訳で恒例の、発売月に改まった直後の表紙絵チェック@ガガガ公式サイト。 これで新刊表紙チェック作業も最後なのかという感慨も うっすら覚えたり覚えなかったりしつつ何ですかああああこの表紙!! いや変な方向にツッコミ所がある訳じゃないんですよキャラ的にも構図的にも。 むしろ、思い描く限り最高に幸せそうな絵じゃないかとすら思います。 だって学生服着た楼樹君とあやなの手繋ぎ絵ですよ? 2人共笑顔だし手はしっかり恋人繋ぎだし、 まるで普通の学生の恋愛モノ作品のような絵。 だ か ら 逆 に 切 な く な る ん じ ゃ な い で す か 。 7巻までで普通の高校生としての人生=記憶を捨てていった楼樹君だから、 こんな絵は過去の記憶か幻想の中だけのものじゃないですか……。 それでも、あやななら何とかしてくれるかもしれないという思いがあるのは、 やっぱりハッピーエンドの方が好きだからでもあり、 あやなの精神的な強さを何度も印象付けられているからでもあり。 まあ、表紙絵に沿った描写が必ずあったという訳でもないので、 単に最後に理想の主人公+ヒロインの絵を持ってきただけかもですが。 ひたすら血と硝煙に彩られた本編の印象からは果てしなく遠い絵だけども、 殺戮の果てに辿り着いた最終巻の表紙としては、 物語が動く前を思い起こさせる、原点に帰った雰囲気という意味で、 逆にとても相応しい絵といえるのかも。 本当に、結末ではないだろうという切なささえ考えなければ、 幸せな気分になれる素敵な表紙絵……(うっとり)。 あと、ちゃんと内容を紹介した文章が出ている、あらすじについても少々。 7巻終盤で過去に楼樹君と関わった人達が大集結したけれど、 そのまま楼樹君の戦場にも参戦するのかな。 最終決戦に仲間が集うってのは最高に燃え展開ですよ! 「義勇軍」って響きは本当に気持ち良いなあ。 が、その中にあやなまでもが入ってるらしき表現なのは少しびっくり。 7巻では、少なくとも戦闘力の乏しいあやなについてだけは、 全てが終わった後に来るのだと思っていたので。 楼樹君とあやなの再会シーンは間違いなく8巻の肝の1つだと思うので、 どんな描写になるのかドキドキです。 戦闘面での肝は、勿論アストライアとの再対決な訳だけど、 もうエヴォリミットしかかってる楼樹君なので、 身体能力的な意味でどこまでのレベルの戦闘になるのかが興味深い所。 ……よし、これで最終巻の結末について心構えができた。 あとは発売を待つのみ……! しかし、何冊かはイレギュラーな表紙の巻もあったものの、 何だかんだで男女1組の表紙絵というのは定番になってたなあ。 既刊の表紙と見比べてみたら、 楼樹君とあやな、2人の学生服姿というのは1巻と同じなんだなあ。 1巻では完全に臨戦態勢で表情も険しいものだったのに対して 最終巻で殺伐さなんて微塵も感じられない穏やかさなのが正反対。
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