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ジャッジメント・オーバーマン第17話
あんまり怠惰かましてると後で自分自身がめんどい事になるのを
ほんの数日前に痛感したばかりなので、
今回は発売日当日に本屋に行って速攻で読み終えました!

今回のまとめ:
 これからの本郷蒼一郎中尉の活躍にご期待ください!

いやそれだけじゃないんですけどね。
髑髏警部もベテラン刑事の貫禄たっぷりで素晴らしかったし、
久々の本郷家のまったり日常も和んだし、
明里はいるだけで可愛いのに今回判明した色々にびっくりだし、
あと何だかこれからまた長丁場になりそうな雰囲気ですよ?
これはしばらく連載続きそうですね。やったあ!
というかまたロシアですかい。
でも最大の衝撃は圧倒的絶対的に蒼一郎兄です。
単体でも強い本郷兄弟が、2人揃うとこんなにも強力になるんですね。
色 ん な 意 味 で !
くそう何だこの兄……戦闘力と指導力だけでなく、
こんな役回りをさせても上手いなんて、完璧ってレベルじゃないぞ!
今回、2ページに1回以上の頻度で爆笑してた気がするけど、
その大半が蒼一郎兄によって引き起こされたものだったという事を
述べておきます。
私あと1週間は今月の蒼一郎兄で生きていけるよ……!

本当に、早く3巻出てください。

という感じで、隔離してネタバレ叫び。

普段ならそこそこページ進行順に書いていってるんですが、
今回は蒼一郎兄があまりに面白すぎたので、
何が面白かったのかを真っ先に持ってくる事にしたいです。

☆今月の蒼一郎兄の注目ポイント
1.榮二君と手を組む事になって、険が取れた表情で登場。
2.先に帰れなかった事情→「妹が怖い」。
3.ただそれだけの理由で榮二君に頭を下げる兄。
4.湯雪さんと再会した時の覚悟した表情。
5.直後、抱きつかれた時の、いかにも兄らしい穏やかな笑顔。
6.からの、湯雪ナックルにビビる顔。
7.湯雪さんにぶん殴られて出た、初のギャグ顔。
8.食卓での着流し姿。
9.榮二君との戦闘で追った怪我が3日で治るというタフネスさ。
10.……と見せかけて入る「コレやせ我慢です」という零のフォロー。
11.結局、妹にたじたじな兄っぷり。
12.頭を下げてお願いする明里への、礼儀正しい物腰。
13.目を閉じた顔の端正さ。
14.武人らしい、整った正座。
15.「具体的にはどう動く?」 お答え:「上の人間を全員謀殺する」。
16.なーんて冗談を凄み顔で言っちゃえるフランクさ。
17.※榮二君のフォローでもっと台無し。
18.でも真面目に、目的達成の為に昇進するとあっさり言える所。
19.それを実行できると全く疑われていない所。
20.逆に榮二君に頼んだお願い:「七罪法典を壊滅させろ」。

以上。
かつて榮二君が兄は善人だと言ってはいたけれど、
まさかこんなキャラになるとはそうそう考えつかんでしょうよ!!
前回以上にやられた……(ガクリ)。
流石兄弟、榮二君のツッコミがいちいち冴え渡ってる。
……が、お陰で榮二君のキャラまで色々崩壊させてる気がするよ!?
蒼一郎兄の恐ろしさの真髄って、こんな所にあったんですね……。

あとはいつもの、ページに沿っての感想をざっと。

前回あんな状況で髑髏警部に出会ってしまった訳だから、
まあ必然的に事情聴取は受ける羽目にはなりますわなー。
でもアオリ文が、合っているようで意味的に間違っていて
でもやっぱり180度回って合ってるような気がして何だか笑った。
と思ってめくった2ページ目。
このページ、タイトル載ってるし扉絵扱いですよね。
その扉絵で、髑髏警部のドアップで、冷静かつ的確なツッコミ。
いや髑髏警部のドアップな扉絵なんて拝める機会があると思わず
結構嬉しかったりもした訳なんですが、もうギャグだろうコレ。
更に続けてかまされた、鉄鋼部隊へのまとめてツッコミばっさり。
素敵……(うっとり)。
というか、榮二君の語った嘘八百が一切信じられておりません。
どころか、完璧に真実を言い当てておりますよ。
流石は叩き上げベテランらしい洞察力。
同時に、現場を知る者らしい柔軟さも持ち合わせていて、
なんて格好良いハードボイルドおっさんなんでしょうかこの警部。
一方、ちょこちょこ入る榮二君の本音も愉快極まりない。
蒼一郎兄への態度といい、今回の榮二君はマジでツッコミばかりだ!
そんな本音建前の飛び交う、いかす事情聴取シーンでしたが、
榮二君が真っ直ぐな瞳で放った台詞だけはシリアスでした。
と言ってもはぐらかしと変わらないけど。
そういや髑髏警部は本郷兄弟とかなり長い付き合いなんですね。

蒼一郎兄に関しては先に語るだけ語ったので省略しますが、
兄弟が全員揃って初めて明かされる、3人の真の力関係。
蒼一郎兄と湯雪さんの再会の1ページは、台詞が一切無く、
湯雪さんと蒼一郎兄の表情の変化が印象的でした。
感動の再会が最後のコマでギャグ化する所まで含めてね!
湯雪さんマジ最強。
彼女を前にすると、本郷兄弟の言動が見事に揃ってるのが楽しい。
しかし榮二君まで殴られたのは本当にただのとばっちりだよなァ。
確かに榮二君が内心でツッコミしてた通り、
殴られる展開は変わらなかったかもしれないけれど、
一緒じゃなかったら少なくとも榮二君は殴られてなかった気がするの。

と、兄弟そっくりなシーンを見せつけられたものの、
付喪神2人はそれにえらい反発しておりますよ。
どちらの主の方が優れているかという一点で。
本当に君達は主大好きだなあ!
零の方はフォローのつもりでむしろますたあをピンチにしてるから!
既に仲間になったので、ロリっ娘同士のじゃれ合いも
ひたすら微笑ましいのみでございます。
ガチ戦闘を繰り広げ、主については対抗心出しまくりなのに
一緒にお風呂に入ってるシーンでは
同じ存在性の者同士の会話になってて、内容こそ切ないながらも
どことなく安堵している気持ちもあり。
過去の記憶がないからこそ、今の自分を大事にしてくれる主に
一層入れ込むのかもしれないですね。
そして、「そうかー」「そうだろー」の語尾伸ばし合いが可愛くて和む。
……ところで、2人とも全裸のお風呂シーンですが、
残念ながら私にはロリ属性はなかったので、
普通の意味でのサービスシーンとして見るのは無理でした。

入浴シーンの直前、1コマだけ置かれた食卓を全員で囲む図は
平和で良い絵でした。

付喪神の方は、のんびりしみじみ会話を繰り広げている一方、
主2人の方もまた別に、先を見据えての突き詰め会話。
で突如登場する明里明里明里ィヤッホウゥ!!!
何故この娘はそんな所に潜んでばかりいるのかは置いといて、
最近は登場頻度が高くて私とても幸せです。
紹介した榮二君が何だか悪い顔してるのが気になりますが、
階級的には完全に明里の方が上位なのにこの低姿勢可愛い。
榮二君のツッコミに半信半疑なのが可愛い。
という所で垣間見させられた、彼女の能力の一端。
戦闘用の能力とは全然違うのか……!
この能力自体で清姫を圧倒するというのは不思議なので、
彼女の怪人としての力はそれだけではない気もするけれど。
でも、名字としても冠している陰陽師のそもそもの役割を考えると
納得の行く設定でもあり。
それにしても、何か話のスケールがやたら拡大してませんか!?
ロシア侵攻て。
……正直、またロシアなのか東出さん! と思わなくもないですが。
そういえば西竜位市は元々はロシアの領土だったのでしたっけ、と
今更ながら思い出す。
というか何でまた敵がロリっ娘なんですかー!
あともしかしなくとも、ロシアにとって明里が、目下最大の敵……!
“雷帝”が明里の名前を出した時は、衝撃でした。
でもそういえば、明里はこの市を作った当人の直系の血筋なのか。
……思ったよりも相当に重要な役回りを担ってるみたいで、明里。
つまりこれは今後の明里の描写にも大期待という事ですね!
しかし、明里の説明から考えると、このロリっ娘、
外見は少女でも中身はかなり年食ってるように思えますが。
だから敵として明里の名前を出した時、
まさか明里も外見よりもずっと年齢を重ねてるのかと思ったのだけど、
明里の方は祖父の代からの因縁という事みたいなので、
普通に榮二君達と同年代って事でいいんですよね。
何となしに安堵。

そんな訳で、明里の真剣なお願い可愛い(戻ってる)。
蒼一郎兄の承諾の言葉に顔を輝かせてるのが可愛い。
頭を下げるなと言われてるのに尚下げまくるのが可愛い。
が、陸軍の大将が空軍の軍人に頭を下げているというのは
縄張り争いを繰り広げている者同士と考えると
かなり凄い図ではないのかとも思ったり。
ともあれ、榮二君の行動で結社の統一が、
蒼一郎兄の行動で空軍の意思統一ができるようになる訳で、
3勢力が集結した総力戦へ向かうんですかね、この先。
また新しいタイプの怪人も登場するかも、という期待も。
なんですけどね。
なんですけどね!
蒼一郎兄の台詞が場の雰囲気を崩壊させとります。
果てしなき高カリスマ、ツッコミもあくまでクールに決めていた榮二君の
こんなにも崩れた表情が見られるなんて……!
明里にすら不信感を持たれているよ!
でもある意味、こんな顔をさせられる辺りが蒼一郎兄凄いよね。
これが兄の貫禄というやつなのか……!(意訳:物は言いよう)
というかこの引きは!
ジャ(略)ーマンで、こんなギャグ顔で終わった回が
これまであっただろうか(反語)。

今回は、蒼一郎兄のキャラの愉快さに意表を突かれまくり、
その影響でペース崩される榮二君までもが愉快になるという
本郷兄弟の楽しさが存分に発揮された回でした。
終わり。
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