2013,02,11, Monday
いやあ、群像劇って楽しいなァ!!
12月に第1章だけ読んだ時も思った事だけど、改めて感じたです。 そして、最後まで読み終えて、1章始めのセイバーの激突シーンに 「ああ、成程……」と納得。 マスターとサーヴァントの交流の仕方は、 どこの組もバラバラで、それがとても面白い。 そして、ようやくお目見えし出した赤の陣営のサーヴァント達も 良いキャラ揃いです。 とりあえずネタバレ雑感は下に隔離で。 ちゃんとした感想として書き直すかは、この後の余裕次第。 ・赤のマスター達は登場全然しないのなー。 時計塔からの離反って設定であまりいい雰囲気しなかったけど、 視点は黒の陣営に寄るんだろか。 というか、獅子劫さん以外で唯一登場した赤陣営(一応)のシロウ、 士郎と同名って事でかなり気になってたけど、胡散臭すぎですね! ・フィオレとケイローンの紡ぐ、ほのかな少女漫画らしさにときめく。 ケイローンの穏やかな賢者らしさが包容力ある兄っぽくて素敵だ! フランケンシュタイン相手に頑張るカウレスにも和んだ。 会話はできなくとも意思の疎通ができてる所にほのぼの。 セレニケさんがエロすぎです。 仕掛けるなら気質的にアストルフォの方からだろうと思ってたのに、 むしろ逆だったとは。 何このエロスとタナトスの体現者……! というかこの姐さんショタコンか。 しかし黒の陣営の中で、ゴルドの小物っぷりだけは、 真っ先に脱落&無残な末路しか想像できなくてアレだ。 ・享楽的なイメージしかなかったアストルフォが 英雄らしい振る舞いをしてる事に驚き、 更に想像もしなかった熱さを持っててますます驚いた。 描写も多いし、アストルフォが話を引っ張ってる部分も多かったしで もしかしたら、本筋を動かす役割を担うキャラなんだろか。 ・似た者同士な獅子劫さんとモードレッドは、会話が楽しい。 しかし、赤陣営でメイン張ってるのが死霊術師って辺りに 東出さんのゾンビ好きが現れてるような気がしてなりません。 ・赤の陣営のサーヴァントは、口調が皆それぞれすごく好きです。 シェイクスピアが登場時からテンション高くて困った。 自分からトリックスターだと明言してしまっているし、 赤の陣営で一番先の読めない行動をしそうなのが 楽しみではあったり。 赤のライダー&アーチャーもコンビとして面白そうな。 ちなみに、アーチャーの真名がアタランテと明かされた瞬間、 「氷室」の英雄史対戦を思い出したのは秘密。 セミラミスも、纏ってる淫靡な雰囲気込みで嫌いじゃない。 理性ある台詞を発するバーサーカーに意表を突かれたけど、 一切相手の話を聞いてないのがやはりバーサーカー。 というか、「人間でもそういう奴いるよね……」と思ってしまった。 ・ようやく登場したジャンヌは、まだ登場しただけで、 あまり動いてないですね。 まさか赤の陣営のシロウが率先して潰そうと画策するとは 思わなかったけどね! 一般人の肉体を使ってるなんてイレギュラーすぎるけど、 その状態で調停役を担う意味は、あるんだろうなあ、間違いなく。 ジャンヌに関しては、2巻に期待です。 とりあえず、大食い設定だけはちょっと吹いた。 ・遠距離攻撃と近距離攻撃が入り乱れる、読み合い込みの戦闘は やっぱり無茶苦茶楽しくて燃える! Fate世界ゆえ、真名が判明する流れも入ってるので ますます気持ちが盛り上がる。 ・ホムンクルスの自立→ジークフリートの心臓移植はびっくりした。 それが第1章のモードレッドの「紛い物」発言に繋がるのか! サーヴァントだけの話で終わらなそうな展開にただただ驚く。
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