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熱々魔王アイランド
>Record of the pilgrimage to Tokyo Babel_08.

今日の内にラジエルルートを終わらせるつもりだったんですが、
始動が遅かったのと途中に進みが遅くなった為に明日に持ち越し。

ネタバレ無し今日のプレイ状況:
・(累計3度目の)天国ご訪問。

内容バレ感想は隔離。

- * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * -

空見ルートと同じように、途中まではバッドもグッドも
ある程度シナリオが共通だと思っていたら、全然違ったよ……!
そのつもりでいたから今日中にED到達できる算段だったのに、
すっかり狂ってしまったであります。

それにしても、パンドラに戻ってからの展開は
衝撃的な対戦カードが続くわ思わぬキャラの退場は多いわ
その一方で暖かかったり熱かったりするシーンも多いわ
本編で見たかった絵が拝めるわ初見の絵でも好きなのが多いわ、
楽しいし燃えるけど切ないシーンも同じ位あって、
本当に怒涛すぎる……。
それで進みが遅くなってるのも多分ある。

・リヴァイアさんとの会話
リヴァイアさんとの会話の続きから再開。
びしょ濡れラジエルを巡る刹那との攻防がたいへん愉快でした。
しかし、ラジエルの服がテキストで書かれてるほど透けてないのが、
非常に無念であります……全年齢ガッデム!
それにしてもリヴァイアさんは、長い時を経ているだけあって、
含蓄のある言葉をよくかけてくれます。
特にラジエルとは、過去の交流も何だか和やかだし、
ものすごく頼もしい存在になっている印象。
というか、ひとり隔絶された世界にいる影響か、
真相のヒントすらひっそり所持していたとは……!
が、本物のサマエルがアスタロトさんの手にかかっていた事で
アスタロトさん黒幕説が一気に濃厚に……!
アスタロトさんの真意を思いつつも、刹那達を慮ってくれるのが
有難いリヴァイアさんでした。

ところで、どさくさ紛れで刹那がさらりと愛の告白してますが、
あまりにさらりと言うものだから、「何が」好きなのか
すぐ理解できなかったよこの天然君め。
バッドの時といい、もうちょっと場とか溜めとか作らないのか君は!
でも、言った後で恥ずかしがってるのは可愛かったです。

・VSカマエル
でようやく戻ってきたパンドラが、空見ルートと同じ状況だった……!
でも、空見ルートと違ってちゃんと刹那が忘れられてなくて安堵。
リリスも空見も全く変わっていなくて良かった……けど、
カマエルの態度が空見ルートと同じように変貌していてショック。
サンプルボイスやサンプル画像で知ってた、敵に向けた台詞や絵が
ラジエルや刹那に向けられていたものだったなんて。
あのカマエルが、ラジエルに攻撃体勢……!
刹那VSカマエルなんてガチバトルのカードも見たくなかった……!
でも、神災の容疑者として証拠まで上がっている以上、ラジエルにも
天使長として厳しい態度を取らねばならないのは仕方がない訳で、
ショックを受けつつも、生真面目なカマエルらしいと思うのでした。
同時に、その証拠が不完全なのもこちらは知っているので、
その齟齬が理由で戦わねばならないのはもどかしくもあり。
そんな状態で始まった戦闘。
カマエルの武器顕現シーンは、動きがついたらカッコ良さげ。
というか銃を使った1対1の戦闘はバベル初のような。
状況はアレでも、やっぱカマエルの戦闘スタイルはカッコイイな!
お互いの得物も、同質だったり対称的だったりするのが面白い。
そして、戦意は本気でも、交わされるやり取りの端々に
相手への好感が感じられたのも何だか楽しかった。
刹那の方は殺さずに済ませようとしているので、
それが首尾よく成功するようにと願いながら。
モーセの話題を出した時は、戦闘の最中だったのに笑った。
それ挑発のつもりで出したんじゃなかったんかい刹那。
決着の付け方も、生真面目一直線なカマエルの裏を突いたフェイク。
王手状態でカマエルが敗北を認めてくれて良かった、
その後ちゃんとサマエルとアスタロトさんの件を伝えられて
本当に良かった……!
戦い終わって、カマエルに手を貸す刹那のシーンが大好きです。
潔く負けを認めて剣を収めてくれた事といい、別れ際の激励といい、
やっぱカマエルはとことんいい奴だな……。
ただ、もうパンドラには戻る事がないみたいなのが寂しかったです。

・VSルキフグス
と、天使サイドについては大団円なものの、
悪魔サイドはいよいよ緊迫感が強くなる一方だったようで。
ラジエルルートではルキフグスとも直接対決ですか。
空見ルートの時よりも手強くなっていてほっとしたのは秘密。
闇で散々刹那を翻弄しまくったのも実は楽しかったり。
そして、刹那が存在理由を行使して概念の裏を突くのも、
毎度の事ながらわくわく。
武器だけでなく、視力の強化なんて事も可能なんだな。
でも、あんなに殺意持ってたように見えたのに、
ルキフグスにも最初から殺す意図はなかったのか。
理由が好奇心だったり、滅びを恐れない思想だったりと
ルキフグスの悪魔らしさはむしろ好感。
アスタロトの真意を知った上で忠実に仕えている辺り、
性格は難有りでも良い従者だと思うんだ。

ただ、アスタロトさんの使命も陰謀も既に終了している、
という物言いが非常に引っかかる。
あと、「ワームホール」なんて単語が
何の前フリもなくいきなり登場して、ちょっと戸惑っているのですが。
やっぱりファンタジーよりSFのが近いんじゃないだろうかコレ。

ともあれ、これで無事に全員再合流できた訳ですが、
リリスと空見の相変わらずのテンポにはやっぱり安堵。
というか、ラジエルを庇うというより悪役の雰囲気を持ち出す辺り、
リリスの感覚がツッコミどころ満載です。
いや実際間違ってないのだろうけども。
刹那の叱咤もラジエルにちゃんと届いていたようで良かったね。
刹那の姿を見られてすごく嬉しいのにそれを押しとどめるラジエル、
傍から見たらただのツン状態です。

・ベリアルVSアスタロトさん
割と穏やかに決着の着いた刹那のバトルの次の展開が、
衝撃大きすぎて熱くて切なくてどうしようもないというか、
要するに、すごく、濃かった。
まさか、アスタロトさんとベリアルの対談が
あんな展開に進もうとは、考えもしませんでしたさ……。
アスタロトさんに真相を問いただすベリアルに
同じ魔王でも裏のない公正な性格を見てとって、安心したんですが。
まさか魔王同士で格闘戦始めるなんて。
空見ルートでの徒手空拳でやたら構えが堂に入っていると思えば
ボクシング習得済て。
地の文で「筋金入りの変人」なんてツッコミ入れられてて吹いた。
対するベリアルも、ステゴロなんて単語を持ち出してる辺り、
もう完全に文系じゃなく体育会系ですよね!?
それで決着が付けばきっとあんな悲劇にはならなかったんだろうか、
と思う一方で、どっちにしろ結果は変わらなかったという確信も。
魔王らしからぬガチバトルを挑むベリアルがステキ。
でも、奥に引っ込んで部下をけしかけるアスタロトさんも
いかにも魔王らしくて、悪くない。
正直、ベリアルの存在理由の原理は、抽象的すぎて
実は未だに完全理解できていなかったりしますが、
とりあえず曖昧な法解釈に白黒つけるのと同じ理屈って事なんか?
いかにも法学者じみた、論理を強引にこねまわす存在理由は
完全理解はできずとも、何だかカッコイイ。
って、アスタロトさんの向けさせた3悪魔にも吉澤絵がついてるよ!
こんな、如何にも一瞬で倒されます的な雑魚にも絵が用意されてて
かなり驚きだったりしますが、嬉しかったのが
3体中2体がメガテンでお馴染みの悪魔で、そのどちらも
メガテンでも見た、原典に忠実な姿だった事。
テキストに容姿の説明ががっちり書かれていたからかもですが、
見知らぬ場所で知り合いに出会えた気分です。
まあ案の定、一瞬で灰燼と化した訳ですが。
バアル(メガテン的には「バエル」)なんて、結構高位な魔王……。
真1のNEUTRALルートでは最後までお世話になったというのに……。
ちなみに2ではそうでもなかった。
などという思い出語りはどうでも良かった。
というか、こういうチョイ役(……)の悪魔だけでなく、
原点と違う姿で出ているメインの悪魔達も、
本気の時は原典に忠実な姿を取ってくれるんですね!
という訳で、最初に公開された時からお気に入りだった、
アスタロトさんのドラゴン騎乗姿が!
よりによって! 中立なベリアルを倒すシーンの絵として!
テンション上げるか悲嘆にくれたものか分からないとですよ私……!
しかも一瞬で決着がつくなんて予想もしておりませんでした。
あんなに楽しくて頼もしかったベリアルが、
存在理由を完全無効化された上にたった一撃で……。
「悲劇」と書かれた時点で、ある程度の覚悟はしていたけれど、
一切の容赦無く殺害されてしまうとまでは……。
というショックの冷めやらぬ所、まさかのカマエル不意打ち。
ベリアルの「天使長」からの展開には、滾った。
魔王が天使に後を託す、という構図もたまらん……!
しかも、カマエルが背後に出現する際の演出がまた良くて!
正直、バベルでこういうタイプの演出が見られると思わなくて
そういう意味でも予想外の燃えでした。
そして今度はアスタロトさんが逆王手。
何も抵抗せず、斬首されたシーンは辛かったです。
最後にアスタロトさんを「同胞」と呼んだ事が哀しい。
だけど、こんな幕引きはあまりにあっけなさすぎる。
というか、まだアスタロトさんの企てていたモノが何だったのか、
一切判明していないままなんですが……?
アスタロトさんが死を望んだ理由も不明なまま。
これでおしまいだったら、消化不良すぎる。
しかしこれで結局、パンドラの実力者で生き残っているのは
カマエルだけになってしまいました。
生き残った天使と悪魔をまとめて最後の防衛を仕切るカマエル、
どこまでカッコ良く決めたら気が済むんだ……!
高らかに人類の守護が存在理由と謳い上げたのも、
「戦って死ね」という号令も、
いかにも前線で指揮を執る天使長らしい姿でした。
グロ化した天使を前に哄笑するルキフグスのシーンも何気に好き。
ただ座して夜空を仰ぐ老従者の背中が、無性に心に沁みた。
と思ったらやたらにグロい天使が出現して、思わず叫びかけたけど。
誰の担当なんですかあんなホラー作品の生物はー!
でも、ルキフグスは最後まで主に忠実で、悪魔的な悪魔でした。

・再びバベル外壁へ
そんな悲壮なパンドラと全然違う、緩いノリの刹那一行には
やっぱりほっとしてしまうのです。
初めて4人で天国へ向かえるのも嬉しかったり。
というか、リリスが空見をお姫様抱っこというのが面白いな。
リヴァイアさんの言葉も変わらず前向きで、心強いもの。

第七階層はどうなるのかと思いきや、
そういえばアダムが先行してたのでした。
バッドの時と違って、全て終わった状態になっている。
ガブリエル&ラファエルの記憶も覗く事にならず、
あっさりと通過した感じだけど、アダムの影が見えて不穏な予感。
しかし、自分が人間に渡した剣で人間に串刺しにされるというのは
結構皮肉な話だと思いました。
それはそうと、騎士繋がりで自分を騎士に喩えるのは、
ロマンチック通り越してちょっと気障ではないかね刹那君。
何故時々感性が変な方向に飛ぶんだろうかこの主人公。

もう祝福の合唱が消えてる事に
今度はこれ以上記憶を消さずに済むと安堵もするけれど、
消えた理由が不明な事には不安感を覚えずにいられない。
でも、決して堕ちないという刹那の決意は、
一度バッドEDを経験しているだけに、非常に心強くもあり。
というか、バッドEDに向かう時は、ラジエルを守ると言いながらも
ラジエルを頼る思いをよく見せていた刹那だけど、
こちらではラジエルを叱咤するシーンが多いような。
その所為か、ラジエルも、バッドの時よりも精神が強い気がする。
あと、過去の記憶にしても、バッドでは強制的に見せられたのに対し
自力で思い出しているのもかなり違う所だよなあ。

・天国へ
でもって、ようやく到着した天国。
様相は、バッドの時と同じなのですな。
なのに天使達が攻撃を仕掛けてこないのはちょっと不思議だった。
バッドの時よりも精神がしっかりしているラジエルが
一目散に本に向かってる辺りにちょっと驚き。
でも、それがものすごくラジエルらしいね。
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