2012,09,19, Wednesday
>Record of the pilgrimage to Tokyo Babel_07.
アタリをつけた選択肢がバッドED行きだった。 良かったー! という訳で、ラジエルバッドED終了、でございます。 空見ルートと同じく、ある程度までのシナリオは グッド行きの場合と共通しているんだろか。 ネタバレ無し今日のプレイ状況: ・ラジエルルートバッドED回収。 内容バレ雑感はこの下に隔離。 - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - 先にそのまま進むか、一旦後戻りするかの二択。 選んだ後のセーブタイトルを見ながらしばし考えて、 そのまま進む方がバッドっぽい印象だったので進んでみた。 結果的にそちらがバッドになったので、 自分の読みは間違っていなかった模様。 断片的にラジエルの過去に関する情報が提示されてきたけれど、 まだ情報量が十分ではない状態で結論を焦って突っ走るのは 間違っている、という示唆ですかね。 ・第七階層への通路 第七階層への通路だけヘドロが澱んでいて異質なのは どのルートでも変わらないのだな。 でも、第六階層への通路ですら空見ルートと段違いの苦痛なので、 第七階層への通路ではますます恐ろしい状態に……。 死者の声という形まで取って囁かれるのが本当に怖いですが、 囁かれるのは実際の奈留でも言いそうな言葉だったんかな。 1人の世界に閉じこもるというと、ムスビ思想だなあと思ってた私。 口調のくだけた刹那はいいけど、荒れる刹那は辛い。 また記憶を削る事になってしまったけれど、 奈留の言葉に苛まれるなら消した方が安全だったのかな。 汚染に悩まされる刹那に比べて、ラジエルは 祝福の合唱そのもの以外の理由で心を乱されてそうなのが、 ラジエルの秘密に迫ってきた気配を感じてわくわく、もとい不安に。 それにしても、刹那がやけに積極的になってしまって、 切羽詰まっているというのに何恥ずかしい事をさらりと! 抱きしめたのもびっくりだし、「求める」って表現はちょっとえろい! しかし、こんな状況で歪んだ告白のしあいっこしてるのは 悶えていいのか切なくなるべきかツッコミするべきか迷ったよ……。 本当に、いつの間に愛し合ってたのかさっぱりでした。刹那が特に。 ・第七階層 そして来ました魔都・新宿! おお、空見ルートと変わらない! 階層の状況も支配者も、起きる事自体も空見ルートと一緒だ。 これはどのルートでも一定の流れは共通という事なんですかね。 空見ルートとの違いは、最初は雑魚天使の襲撃で始まる事と ラジエルがガブリエル&ラファエルの停止をする際に ラジエルの過去の一端が覗ける事…… って、ラジエルが神災起こした元凶になってるのか……! 四大がそう信じこまされている可能性も考えたものの、 直前に語られたラジエルの回想から考えるに 元凶になったのだけは事実と考えるしかないようで……。 というか、停止された筈のサマエルが登場してびっくりですよ。 誰に復活させられたのかと思ったら、過去回想でした。 ここ見ると、ラジエルが唆されて神災の原因を作った、 としか見えないんですが、空見ルートでの事を考えても 唆した2人の内の1人が明らかにイヴですな。 ラジエルに読ませたのが神殺しの方法についてと推測されるので 話の辻褄は合う。 もう1人がラジエルルートでのラスボスだろか。 何かの形でアスタロトさんが絡んできそうな予感はしますが。 そういえば、空見ルートでもラジエルの様子が変わっていたから、 もしかしたら、ラジエルが天使達の記憶を覗いた所まで 空見ルートでも全く同じだったんだろうか。 ところで、ラジエルは知識を求めてる自分の顔に恐怖してたけど、 BLを求めてる時の顔はそれ以上に怖い気がしてならない。 ……や、BLもある意味「知識」と言えなくもないのか。 それは確かに怖い! で、雰囲気がドシリアスになると、それにつれて 出まくってる訳ですがー。 最初に「頭蓋骨」がロマンチックだと思った人間と 誓う対象が月だの星だのだった人間が同じ感性の持ち主とは 私とても思えません。 というかもうラジエルにかける台詞がプロポーズしか無い。 一番自分の精神的がヤバかったのは、ヤコブの梯子上る時の 告白からの一連の台詞ですかね! ラジエルの「知ってた」の言い方のお姉さんっぽさもたまりません。 が、ラジエルの何が好きか1つ1つ挙げていくとか何その拷問……! (見ている人間にとって) しかし、ここに至って、ついにバベルでの記憶まで消してしまって 告白に純粋に悶える感情でもなかったりはする。 ラジエルの記憶さえ残しておけば(しかもそれすら消える覚悟)なんて、 それじゃ本当にヴァレリアルートのギュスターヴじゃないか……。 空見ルートではヤコブの梯子も普通に上っていっただけなのに、 祝福の合唱が鳴り止まない所為で悲痛な道行すぎる……。 ・天国 それで大きすぎる犠牲を払いつつようやく着いた天国が。 塗り潰されていない……!? ルートによって天国の様相も変わるのかー。 けど、塗り潰されてまっさらだった空見ルートよりも 空の色も繰り広げられている惨劇の凄まじさも、 こちらの方がおぞましい。 情景こそ地獄絵図になっているものの、 景観としてはこっちこそが本来の天国の姿なんだろうね。 永遠に殺しあう人間と天使の姿が怖すぎる。 というかそれは既にゾンビ……。 やっとラジエルの為した行為が判明したけれど、 空見ルートで疑問だった、何故イヴが神まで壊せたのかという疑問も 同時に解けた事に……なるんだよなあ、多分。 成程、実行犯がラジエルで、教唆したのがイヴ+誰か、 という事ですかね。 知る事で絶望に落とし込まれた天使達と 知恵の実で知識を得て楽園を追われたアダムとイヴの姿が 何だかとてもオーバーラップしてなりません。 そして、空見ルートでは天使が発している事以上は判明しなかった 祝福の合唱の原理も、ようやく明らかに。 壊れて幸福になれって呪いの文言、絶望した天使達の精神が 100%そのまま伝播してたものだったんだな。 出元が天国なら、ヤコブの梯子を上る最中も聴こえていたのは道理。 天国が塗り潰されていた空見ルートで聴こえなかったのも道理。 あと、ここでは軽く流されてしまった話だけど、 ラジエルの書に「神の設計図」すら示されていたのが 空見ルートを鑑みて、ものすごく気にかかって仕方がない。 ラジエルの絶望からの、刹那の自己犠牲の描写が痛くて痛くて、 これ絶対バッドなんだろ早く終われェェェ!! と内心ずっと叫んでました。 ここから引っ繰り返されてグッド行きの展開になっても 燃えたと思うけれど、そんな事は全くなく。 刹那のラジエルの想いの強さ自体はすごいと思う、 が、それだけに取った行動が辛すぎるんだ……。 初めて浮かべる満面の笑顔がこれって、怖いし痛いし それにしてもこの展開……。 ラジエルがラジエルの書を起動させた時、もしやと思い浮かんだ そのまんまの展開になってしまった。 閉じた世界で永遠に2人の世界……すごく……「鬼哭街」です……。 空見ルートに比べて、発動されたラジエルの書の威力も段違い。 天使達の知ってしまった永遠は絶望に繋がったようだけれど、 ラジエルの繰り返す永遠は、ただただ悲しすぎる。 ラジエルの記憶すらない刹那を相手に同じ事を繰り返して 幸福なんだろうか。 結局、永遠の繰り返しに幸福を見出す精神というのは 壊れているとしか言えないと思った。 しかし、ラジエルルートで最初に見たキスシーンがバッドとは。 折角のキスシーンなのに、顔が見えないのが勿体無い。 「そこは呼吸しろ」と思わずツッコミしたくなるけど、 そういう初々しい部分含めて、「最初」からの繰り返しなんですよね。 とりあえず、バッド完了。 今度はちゃんと普通に幸せなキスシーンが見たいです! という訳で、今度はパンドラに戻る方を選択。 したら、強引にバベルの外側を走破するという恐ろしい展開に。 重力制御までできるラジエルのPCどんだけ万能、というか ラジエルを見ていると、基本設定こそ聖書系なものの、 要素はファンタジーというよりSFに近い気がしてきた。 そしてバベルの外と来たら、やって来るのがリヴァイアさんです。 空見ルートだとケロちゃんが出なかったから、 ラジエルルートだとリヴァイアさんが出ない可能性もあるかと思えば、 ちゃんと開口一番から豪快でした。 何だかリヴァイアさんのキャラは、ケロちゃんの出ない間は バベルの癒しになっている気が。
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