2010,09,15, Wednesday
「アマガミSS」は作品をまず楽しみ、
更に東出さんの実況でまた楽しむ、という 一粒で二度美味しい的楽しみ方をしている私ですが、 橘さんの爽やかナチュラル変態っぷりには、 どうしても義一くんを思い出してしまうのであります。 思えば、去年東出さんがブログで「アマガミ」の感想を書いた時、 「好きなモノを自作に取り込みまくる東出さんの事だ、 次回作にはきっとこのプレイ経験が反映されるに違いない!」 とわくわくしていたですよ私は。 でもって一番のお気に入りが梨穂子だったので、 こういうほわほわ幼馴染が出てくるのかなあ、 と思ったらヒロインじゃなく主人公の方が反映されてるし。 しかしお陰で、過去作品に例を見なかった、 人気投票1位という偉業を打ち立てた主人公になったので、 きっと結果オーライ。 しかも熾烈な順位争いで得票率が高くなったと思われる 女性部門の1位と違って、ぶっちぎりでの1位なので、 純粋に好感度が高いって事ですよね。尚凄い。 ただ逆に言うとそれって、 =義一くんのインパクトに他の男性キャラが霞んでしまった、 という事だと考えると、結構残念でもあり。 実際、他の男性キャラはもっと活躍が見たかった、 と思ってしまうのは否定できないので。 環太郎の扱いはその最たるものだけれど、 カラミティの面々ももっと格好良い場面があっても良かった。 東出作品といえば格好良い男性キャラも魅力だと言われるし、 自分でもそれは間違いないと思っている訳なので、 その点に関してはやっぱエヴォは勿体無いなあ。 その辺りも、戦闘の燃え度の低さと関係している感じ。 や、カラミティでもファントムキラーは優遇されてるけど。 ほぼ大人で構成されているカラミティの中で、 唯一の義一くんと同年代キャラという意味でも特別枠か。 ……と考えると、エヴォで扱いが大きいキャラって ほとんど皆「若者」だなあ、という事に気付いた。 特に今回、味方サイドに大人キャラが校長先生位しかいないし。 その所為で、エヴォは「若者」と「大人」の対立、 という構図にも見えてしまう。 メイン大人である所のカラミティなんて、 そのまま「若者」の前に立ちはだかる「試練」だし。 まあぶっちゃけると、「試練」としての格好良さがもっと見たかった! に尽きる訳ですけれどもね! でも雫ルートでの全員で入れ替わりファントムキラー説得、 のシーンはものすごく好き。 あれは「間違った道を進みかけている若者を説得する大人」 な構図なので、大人としての格好良さは極まってる。 そんなこんなで、エヴォはとことん若者視点の話だった、 と解釈できるなあ、と納得していたり。 なので、大人がメインであるBBとの違いが大きいのは当然だけど、 同じ学生メインで話が進むあやかしと比べても エヴォは随分と雰囲気が違う気がします。 あやかしは大人キャラとは対立する位置関係に無かったどころか ルートによっては若者キャラを食うレベルの活躍だったしね! エヴォは大人キャラは若者を立てる役回りでほぼ一貫している、 というのは、正直、大人キャラ好きとしては寂しい所ではあります。 もしかしたら、その辺りの変化は 単なる過去作との差別化ではなく、 書いた東出さん自身の変化だったりするのかなあ。
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2010,09,15, Wednesday
・「けいおん!」が番外編を残して本編最終回という事で
一部で反応過剰な祭になっていたようだけど、 東出さんは普段と変わらぬテンションだったので安心した私。 っていうか、これ、不思議に思っていい事だったんだね。 あれだよきっとメンバーの中の誰かが お爺ちゃんっ子かお婆ちゃんっ子だったからなんだよ! 演歌は今でもカセットテープが普通に出てるから! ・東出さんが何気なくコメントしたコレが、 他のラノベ作家さん達のコメントによって話が広がり、 話題の大元な東出さんへの反応も多くなったの図。 鋼屋さんはいつもこういうスタイルだけど、 東出さんがこういう事をするのはちょっと珍しいな。 知人ではない特定の1人に対して リプライの応酬を何度もしてるのも含めて。 だから、それ程に主張したい事だったのだろうと思った訳ですが。 まあそもそも、妄想だけで語ってる素人と 実情を知っているプロ作家じゃ、 後者が勝たない筈ありませんよねー。 こういう場合、東出さんは負け戦はしない人ですよ。 ただ、下手するとこういうのは、鋼屋さんがよく言う 「低レベルの馬鹿を常識人が正論でクールに叩く」になってしまう。 意見への反論であって意見を述べた人間の否定ではない、 というのは、そういう意味でもきちんと区別するべきなのでありましょう。 私個人としては、あの元の文章に関しては 一般文芸が皆売れると思っているのが間違いじゃね? と思ったです。 とだらだら語っておいてなんですが、一番言いたかったのは、 ずっと真面目な意見を語っておいても最後を軽く落とす辺り、 東出さんは二枚目を維持できない照れ屋さんだなあ、 という事でした! もしかしたら、「キャラに合わないこと言っちゃったなぁ」とか 思っていたりして。 でも、理由は関係なく、そういう風に落としちゃう東出さんが好きだ。
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