2008,10,14, Tuesday
つまるところ、自分はずっと「終わりを迎える」という事を
拒否したかったんだなあ、と思ったり。 BB小説2巻を先延ばしにして読まなかった理由の話。 発売した時点ではあの世界の物語は小説2巻で終わりだった訳で、 その時は、あの世界の話が2巻を読んだら終わってしまう気がして 手を出せなかった。 1ヶ月後にクロノベルトでゲームの方の新しい話が出ると判明して、 小説ではあの世界の話は終わらない、 ゲームでまだ新しいあの世界の話が楽しめる、と 考えはしたのにやっぱり手を出せなかったのは、 ゲームとして出るのは元のゲームのキャラクターとその話であって、 小説のキャラクターとその話は小説で終わりなのは変わらないから。 入れ込んだゲームでよく発症する「クリアしたくない病」と同じ。 ただ単純に、「終わりを見届ける決心」がつくのを 待っていたのだとも言えるのかもしれない。 あとはもしかしたら、熱がある程度冷めるのも待っていたのかも。 別に思い入れが薄くなるという意味ではなく、 極限まで熱い時は、更に熱くなる事はできないので、 熱くなる過程までを楽しみたいなら、 一旦時間を置いてその熱を冷ましてから手を出そうという判断。 まあ何というか、熱に浮かされたような恋は 一時燃え上がって冷めるのも速いのが常だけれど、 緩急つけてのんびり育む愛は長く続く……みたいなもので。
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