2008,10,09, Thursday
思いださずや 忘れねば
確かに、「思い出す」為には、前提としてまず 思い出す対象を「忘れている」という状態が必要である訳で、 ならばいつも想っていて忘れる時がなかったならば 「思い出す」なんて行為は決して起こりえないのですよね。 それはまさしく当たってるなあ、なんて事を実感しているのでした。 という訳で、最近特に東出さんの事ばかり考えてる気がします。 いくら自分の嗜好が一極集中型であるとはいえ、 ここまでたった1人の事で頭がいっぱいになるというのが 自分自身でも笑っちゃう位不思議なんですが、 作品を離れた個人としても好きなので仕方がないよね! ……ただし、東出さん本人の事は忘れる時はないけれど、 このヒトが同じ社会に生きている同じ人間であるという事とか、 このヒトが男性であるという事とか、 このヒトが眼鏡っ漢である(変わってなければ)という事とか、 そもそもこのヒトの本職が何であるかという事とかは 割ときっぱりさっぱり忘れてたり。 ふと気付くと、その辺りを忘れていた事を思い出す、というのは 駄目さ加減にもほどがあると思うんだ、我ながら。 特に最後の本職に関しては、 そこ忘れたらちょっと本末転倒だとは思わないかお前さん。 何が言いたいかと申しますと、最近あやかしびとの短編小説 (発売当時にTECH GIAN誌上で掲載されたもの)を読みまして。 ……何かその、エロシーン読むのがめっちゃ恥ずかしかった……。 いやそれこのヒトの本業だから。 本業では普通に入ってくる描写だから。 って、ほとんど同じ時期にエロシーン満載のエロゲ原作の二次SSは めっちゃ楽しく読んでたじゃないかお前、と突っ込まれそうですが、 商業のお仕事と趣味で書いたSSとじゃ感覚が違うんだ! ノリも文体も違うってのは大きいと思うんだ、多分。 ……ちなみにいつも東出さんの事ばかりを考えてはおりますが、 このヒトのこういう所が好きだなあこのヒト今何やってるだろうなあ、 などという甘酸っぱい(そしてある意味痛い)内容では全くなく、 あああ一向に作品に手を付けられずすいませんすいません! という、どうしようもない叫びだったりするという。
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