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ジャッジメント・オーバーマン第16話
ここ数ヶ月、感想書きが月末ですっかり定着してしまっておりまする。
それでも積みゲーと違って1ヶ月までは放置できない辺り、
アンケートハガキの存在って重要ですね。
バベルもハガキ送付の為に1ヶ月以内にコンプしたしね。
ですが。
今回は、しばらく放置プレイしてた事すら激しく後悔しております。
数ヶ月間引っ張った兄弟対決にようやく決着がついた訳ですが、
なんですかこの予想もつかなかった展開!
兄弟対決から始まってバトルにページ数が割かれていたから
今回の見所はこの兄弟対決ですね!
……と、最後数ページ前まで思っていたら。
ヤバいいい意味で裏切られすぎた燃えるヤバいマジヤバい。
思わず言語レベルが現代若者クラスまで落ちる位に衝撃すぎた。
兄弟対決という構図がBBのセルマルートラストを連想させるので
同じような展開を予想していたのに……!
榮二君は、カリスマがやたら高いという点でも
東出主人公の中でも異彩を放っていたけれど、
こんなタイプの主人公は根底から初めてじゃないですか!?
兄弟対決の決着の付け方といい榮二君の本質といい、
間違いなく東出作品なのに、これまでの東出作品とは毛色が違うぞ
「ジャッジメント・オーバーマン」……!
大きな作戦が一段落ついたからか、緩いシーンも挿入されて、
戦闘もギャグも充実していた、いつにも増して豪華な私得回でした!

あ、ギャグ的にはいつもの聖VSコンスタンツェが輝いてました。
特に聖の表情百面相が最高。
烈風VS零もさりげに楽しいな。
東出作品は、女子同士の張り合いってあまりない印象だけど、
ジャ(略)ーマンは張り合い描写が面白いと思ったり。

あと、今回最後の展開で、まだまだ先が長くなりそうで
ほっとしてしまったり。
先月までは、この決着がついたら連載終わってしまうんじゃ……
と本気でハラハラしてましたからね!
良かった良かった。
そんな訳で、まだ発売予定を確認していない3巻がいつになるのか、
ますますそわそわしてきましたですよ。
3巻は、今回の話に加えて散々叫び悶えた炬燵女子会の話も
収録されるという、コミックス派の人に早く読んで欲しい巻になる筈!
早く発売してもらって収録分の話に抱いた感情を共有したい!

ネタバレ隔離して叫ぶとしますか。
箇条書き。

・1ページ目の子供榮二君の真摯な表情が可愛いですなー。
 このモノローグが今の榮二君の原動力なのかと思ったり。

・見開き扉絵の兄弟対決の構図、壮観だ……!
 構え方がどちらも格好良すぎるんですよ!

・戦闘の視点が蒼一郎兄寄りなのが気になったり。
 というか、あれだけ蒼一郎兄の完璧超人っぷりを強調してたのに
 完全互角にしか見えなくて、違和感を。

・そういえば、まだ兄弟対決1ラウンド目から時間経ってないんだっけ。
 満身創痍だった筈の榮二君が普通に動けてる不思議に
 蒼一郎兄の問いかけがあるまで気付いてませんでした。
 聖の術、万能すぎだー。
 そしてさり気なくピースサインかましてる背後の聖の表情に吹く。
 このドヤ顔、最高です☆

・烈風と零の張り合いは、緊迫感MAXの戦闘中なのに妙に和んだり。
 「ウスラトンカチ」「コンコンチキ」の言い合いに爆笑。
 零は横文字単語が平仮名表記なのが可愛いなあ。

・蒼一郎兄と互角に渡り合っていると思いきや、むしろ押してた!?
 相手が本気を出せないのを逆に利用して、
 相手の技を自分のものとして吸収しただなんて……
 蒼一郎兄に対する物言い含めてなんという不敵極まりなさか!
 「俺を強くしたのはお前だ」から実の兄をフルネームで呼び捨てが
 高圧的で痺れる。
 流血で顔にずっと影が入っているお陰で、
 その不敵さがより強調されてる印象に。
 というか、相対しても実の兄を完璧に呼び捨てなんですね榮二君。

・そして蒼一郎兄視点で語られる、本郷榮二という存在の本質。
 楼樹君は、あやなという芯があって、人間らしい感情で動いてるけど
 榮二君はそういうものがまるでない訳ですか。
 そんな徹底した純粋意志こそが、榮二君の強さの源と。
 蒼一郎兄が幼い榮二君に「戦うな」と言ったのも
 そんな得体の知れない異物を成長させる事に対して
 警戒心を抱いていたからだったのか。
 この、結社幹部を控えさせて座っている榮二君の表情の怖いこと。
 不意に思い出したのが、夜神月でした。
 そして蒼一郎兄の懸念に不安になる。
 これまでお人好し主人公ばかりを書いてきた東出さんだけど、
 本当の意味でダークヒーローになりそうな素質のある主人公なんて
 前代未聞ですよ。
 そんな強い意志があればこそ、一見して捨て身にしか思えない
 こんな飛び込み方も躊躇いなく行えるのだなあと納得。

・長かった兄弟対決も、これで本当に終結……。
 「しゃべっちゃだめ」とか「遺言」とかいう台詞が出てくるし、
 もうずっと最期を演出するような会話と描写が続いて
 とうとう蒼一郎兄がお亡くなりになってしまうのかと、思ったのに。
 仲間への 勧誘 ですと !?
 おいこんな結末全然予想してなかったよ!?
 完璧兄を相手の兄弟対決という構図でBBを連想していたら、
 なんという衝撃的展開か……!
 でも、これで蒼一郎兄が生き続けてくれるみたいなのが嬉しい。
 しかも、異色な成り行きながら、兄弟で手を組むなんて……!
 すいませんそういう展開弱いんです。
 BBの殺し合いしかなかったアロースミス兄弟の結末が切なすぎて、
 CB混沌都市編でのアルフレッドの助太刀参戦が
 対象がリッくん本人ではなくコピーとはいえ、嬉しかった私です。
 今度は本当の本当に兄弟で手を組むなんて最高じゃないですか!
 こんな夢見た展開にしてくれて有難う東出さん有難う!!
 というか、予想は完全に覆されてしまった訳ですが、
 冷静に榮二君の性格を考えると、蒼一郎兄みたいな強い存在は
 潰すよりは自分の手駒にする方が圧倒的に便利なんですよね。
 むしろ、その為だけにこの直接対決を仕組んだのかもしれないと、
 今となっては考えてしまったりも。
 相手にダメージを与えた所で仲間に引き込むってポケモンみたい、
 なんて思考が頭を過ぎってしまったのは秘密。
 いやメガテニストな東出さんなら、むしろライドウ(超力ver.)かも。
 にしても、とことん必死に蒼一郎兄を守ろうとする零は本当可愛いな。
 どれだけ慕われているんですかねこのロリコン最強超人兄は。

・戦闘終えて、仲間サイド。
 髑髏警部は最後を締める為に登場した感じですねー。
 部下の眼鏡さんも登場してくれて、眼鏡スキーとしては嬉しい限り。
 もう1人の眼鏡っ娘・明里もちゃんと結社メンバーと一緒にいるよ!
 本人的な理由はともあれ、結社メンバー達と同じ位置にいるのは
 とても嬉しいです。
 アキラ君のツッコミへの困り顔が可愛くて和みます。
 お馴染み聖VSコンスタンツェへに対する苦笑顔も
 ほのぼの具合がまた可愛いのです。
 ……これで、清姫を一睨みで圧倒させた子なんだよなあ……。

・コンスタンツェの右腕がどうなるのかずっと心配だったのに、
 普通に再生可能なんですかい。
 どんだけ便利なんですか聖の術は。
 ……や、それが分かっていたから、腕を失っても平然としてたのか。
 しかし、相変わらずこの2人は顔を合わせると睨み合いだなあ。
 それでもしっかり腕は治してくれる辺り、仲間としての感情は
 持ち合わせていてくれてるんですね。
 榮二君が間に入ると途端に険悪になるだけで。
 ほわわなコンスタンツェ→聖の冷めた顔の流れは笑いました。
 今回2度目の聖の顔芸ですな。

・そして最後のページ。
 蒼一郎兄の笑みと、台詞の傍点から考えるに、
 本当に兄弟での結託、成立……なのか……!?
 数ページ前まで本気の殺し合いをしていた仲なのに
 肩を貸している光景はやっぱり嬉しいなあ。
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