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怪獣大決戦、再来
>Record of the pilgrimage to Tokyo Babel_09.

ラジエルルート、ED到達。
所要時間は20時間強。
もっと短い時間で終えられる予定だったのに、
バッドとトゥルーで共通部分が0だったのと、
理解に時間がかかってテキストの読み進めが遅くなった箇所が
思いの外多かったのが大きな理由、なんだろうなあ。

そういえば、人型キャラ+人外の絵は石井さんが担当していると
前々から聞いてはおりますが、どうも予想以上に
石井さんが担当した絵が多かったらしい。
というか、今日見た、そもそも人間いない人外オンリーの絵も
石井さんが描いてたと聞いてびっくりです。
ギャラリーでいうと最終ページが吉澤さん担当の人外絵で、
そこに載っていない、人間キャラに並んで載っている絵は
石井さん担当になってるんかな。
元々アニメーターだから器用なお人なんだろなと思うけれど、
吉澤さんの元デザインと違和感が全然ないのはやっぱりすごい。

それにしても、EDの内容が内容だった為、
ED曲には空見ルートの時以上に絶望的なまでの違和感……。

ともあれ、これで最初に選べる2ルートを終了した訳ですが、
どちらを先に進めるのが推奨できる、というのはない感じ。
匂わされるだけ匂わされて、最後まで判明しない謎が
どちらのルートにもあるからなあ。
BB・エヴォにはあった、メインでないヒロインを選ぶ切なさは無いけど、
やっぱり両方のルートがトゥルーへの布石という印象。
でも、どちらかというとラジエルルートを先に終えた方が
2ルート終了した後の感情は良いかもしれない。色々な意味で。

ネタバレ無し今日のプレイ状況:
・ラジエルルート終了。

バレ感想は隔離。

そろそろキャンペーン締切が迫ってやばくなってきたので、
今日分はあまり時間をかけずに終わらせたい。

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ラジエルルートクライマックスまとめ。

アダムさんフェードアウトしたまんまか!
なんどめだ 怪獣大決戦。
結局、最後まで微糖、どころかキスシーン無かったよ……!?


・ラジエル再生
バッドと違って、ラジエルは完全に自力で全部思い出したですね。
永遠を知る恐怖は、バッドの時にも散々語られたっけなあ。
今回は空見もいて、刹那も冷静なお陰で、
ラジエルの記憶の裏に隠された謎を検証する余裕があります。
矛盾や疑念を1つ1つ暴いて論破していく刹那の頼もしいこと……!
刹那はとことんラジエルの牽引役です。
しかし、ラジエルは人間を本当に愛してたんだなあ。
あとラジエルが結局「誰かの為」に記録していた、という話は
ラジエルに限らず表現者誰でも持っていそうな心境だと思ったり。

ところで、天使達が壊れた後、呆然としていたラジエルを
カマエルが連れだす描写があるじゃないですか……!
そういえばそんな事をかなり序盤で言っていたっけ。
ラジエルルートなので最初から期待を持たないようにしていたけど、
久しく見なかったカマラジなシーンヤッホウ!

・イヴの最期
そういえば先に到達していた筈のアダムは何をしてるんだ、
という疑問の前に、まさかのイヴが……瀕死だと……!?
空見ルートを見た後だと、アダムへの酷薄な台詞が切ないな……。
でも、アダムがイヴに手向けた想いの深さを知らない筈なのに、
涙を流しながら死んでいくイヴが切なすぎる……。
結局、神災に関わっていた事もうっすら匂わせてはいくのか。
後悔を抱えて死んでいくイヴに、リリスがあまりにも優しくて泣けた。

・VS神
またしても、登場するのか機械神。
そして、戦闘力あるから共闘してくれるかと期待していたラジエルが
さっさと後ろに引いてしまって、正直がっかりしたのも事実。
というか、イヴを逃した後が不明だったアダムが、
姿すら見せずに既に殺され済って何そのぞんざいさ。
第七階層で熾天使に刺さったデュランダルの意味は一体。
空見ルートでの、同じ神への共闘を思い出し、非常に悲しいです。
そんな怒りも込もった、刹那の最初の名乗りがカッコ良すぎた。
アブディエルも口にした「ヤルダバオト」を自分から名乗るか!
人間・天使・悪魔の代表と、神・天使から忌み嫌われる存在とは
微妙に相反する性質も持ち合わせているけれど、その矛盾が良い。
しかしまさか、空見ルートで前哨戦の前哨戦だった機械神が、
こんなに手強いラスボスとして君臨するなんて……!
裏技も何の助力もなく1人で戦うと、こんな面倒な相手だったとは。
そもそも攻撃を当てられる状態になるまでが一苦労って。
その鍵が刹那の存在理由なのか、ラジエルの書なのかは
ラジエルが来るまで判断つきませんでした。が。
やっぱラジエルルートでありますからして
ラジエルの書はめいっぱい使いこなさないとですよね!
空見ルートでも真の力は軽くだけど拝んでいたので、
ラジエルがその真理に至るまでの感覚が長いこと長いこと。
でもついでに、あくまで天使でしかないラジエルの元に
世界を書き換えるような力がある理由もちゃんと判明して、すっきり。
神が本の効力を自分と同等だと認識したが故に
ラジエルの書が神と同等の力を持てたのですな。
刹那は、ラジエルの存在理由を守りたいが為に本を守ったけど、
結局はラジエル自身がそれを歪ませてしまった事になりますやね。
でも、そこまでして刹那の力になりたいというラジエルの決意は燃え。
神の属性を書き換えていくシーンはめっさテンション上がった……!
改めて「ヤルダバオト」を名乗る刹那の、その名前の通りの邪悪さが、
まさに唯一神を殺す者としてあまりにハマりすぎてます。
凶悪な笑みがステキだ。

その後で刹那が選択した攻撃方法が空見ルートと一緒なのは、
ちょっと拍子抜けしました。ごめん。
まあ、戦う相手が力量まで含めてまるっきり一緒なら、
有効な攻撃も全く同じものになるんだろうけども。
そういえば、ここの神に投擲する刹那の絵も石井さん担当だそうで。
刹那と一緒に収まっているから石井さんが描いたのか、
神の部分は背景扱いなのかで、正直悩んでいたけれど、
石井さんご本人が明言したので間違いなく石井さん担当と確定。
こんな1枚描いたら極力使い回したいようなややこしいデザイン、
忠実に描き起こしてる所がすごいと思いました……。

・インナー神
神のロリボイスはこのシーンの為にあったのか……!
今度こそロリ少女が登場すると期待したけどそんな事はなかった。
でも、平仮名の似合う、子供っぽい口調の神が聞き分け良すぎて、
これまで問答無用だった機械神とのギャップが激しくてびっくりだ。
でも、まともに会話のできる神と対峙できて良かった。
消える前に「この世界は人間・天使・悪魔達のもの」
と言い残していったのは、とても印象深いです。
っていうか、素直な神と歪んだ神に分裂するなんて
無印ペルソナ辺りを思い出して仕方がないですよ。
なので、これから倒すべき、絶望に支配された片割れの神は
どんだけ禍々しい姿をしているのかと思えば――

・VSウロボロス
永遠を知る事で得た形が永遠蛇ウロボロスという事に激しく納得。
SFの産物のような造形から、古い伝承の存在への姿の変遷が
個人的に面白いと思ったり。
ですが。
また 怪獣大決戦か 東出さん。
うんいや、ぶっちゃけラジエルルートで怪獣大決戦が待っているのは
既にネタバレ食らっていたのですけどもね。
やっぱり東出さんだなあ、と爆笑せずにいられませんでした。
や、めっさ燃えたのも事実ですが!
絶対存在の唯一神のどこに対抗する論理を見出すのかと思えば
「唯一でなければいい」で、神そのものを作り出すか……。
それも、今まではただの名乗りだった「ヤルダバオト」を
本当に創造してしまうとは。
でも敵が生体、こっち機械なので、
まあやっぱりゴジラVSメカゴジラですよね。

神を否定し、機械によって創りだすという刹那の存在理由の性質が
一番そのままの形で反映されてる対決だったとも思うんだ。
行使するのが雷、防御手段として生み出したのが十字架と、
自分から邪悪を名乗りながらも、神性の強いものばかりというのも
神殺しを行う存在として皮肉が効いてるよなあ。
止めを差す時まで、技でも物理的な力でもなく概念の勝負でした。
刹那1人で作り出した十字架は一度で破壊されたのに、
ラジエルの力を貰って作った十字架は頑丈だったのが、
「2人でいるなら壊れない」という刹那の台詞そのままで、良かった。

あと、ウロボロスもヤルダバオトも単体は吉澤さん担当だけど、
組み合っている絵はこれまた石井さんの担当だというお話で。
……獣にメカに幾何学オブジェ……
どんだけ吉澤さんデザインの人外を請け負ってたんだこのひと!

・ED
最初から寿命が近い事を念押しされるものだから、
切ないだけじゃないですか……。
バッドEDでもこのトゥルーEDでも、2人だけの世界なのは同じなんだな。
ただしバッドの時は永遠に繰り返される閉じた世界、
トゥルーでは別れの近い世界なので、雰囲気は全然違うけども。
淡々と2人だけの時間を過ごしていく描写が、
あまりに平和で穏やかすぎて、別れの時を想像すると辛かった……。
そして、そのまま静かに終わりを迎えた悲しみといったら。
ラジエルの「もっと愛されたかった」が心に刺さる……。
幽世もブレシグランドも無い、魂の転生のできなくなった世界で
永遠のお別れでは、確かに「トゥルー」ではあるのだろうけど
これがグッドEDとは思いたくない……。

ただ、カマエルがあの大混乱の中でも生き延びてくれたというのは
小さな救い。
刹那と別れる時、リリスが寂しそうだったのも印象に残ってます。
空見ルートでもやっぱり寂しそうにしていた記憶があるので、
何だか心に痛い……。
自分が拾ってきた存在だから、特別な想いを持っていたんかな。
大丈夫、次のルートはずっと一緒だから! ……だといいなあ。

空見ルートのEDではED曲で本編が終了したけれど、
ラジエルルートでは曲の後にエピローグが。
まだ続く事にちょっと希望を持ったけれど、
描写されたのは刹那を看取った後のラジエルの行く末だったので
それはそれでほんのり明るい未来ではあるけれど、
やっぱり悲しかったです。
そういえばここまでずっと語り手はラジエルだったなあと
その後に刹那が出てきた時に気付く。
だから死ぬ直前の刹那の心が分かったのは良いけれど、
どのみち回想だからやっぱり希望を持てるものじゃなかっt……
おいちょっと待ってその最後の絵は何。
私には、これが2人の子供という妄想しか浮かびませんのですが
その認識は間違っていないですよね?
でも、それが現実になるなら願ってもない最高の幸福。
刹那が最期に見た夢、という話ではあるけれど、
これが遥か未来、現実になるといいと、心から願わずにいられません。

というか私、ラジエルルートをEDまで見て、
このルートにめっちゃ言いたい事があるんですが。
キ ス シ ー ン す ら 無 い っ て ど う い う こ と だ 。
空見ルートは結構甘いシーンもあったのに、
最後まで甘い雰囲気ほとんど無いままだよ……!
一番甘いシーンがバッドEDってちょっとどうなんですかね!
これが18禁だったら、確実にHまで実装されていたのに……ッ!
という訳で、甘いシーンが多くて完全ハッピーエンドな空見ルートの方が
私としては好きです。

それにしても、2ルート終えてもまだ残る謎が山盛りです。
アスタロトさんは、退場した後もまた絡んでくる可能性も考えたけれど、
結局、このルートでも真意や過去の因縁はぼかされたままでしたね。
ラジエルの書に記述されているという描写のあった
「神の設計図」についても、流されたままなのが気になる。
ラジエルが実行した「神殺しの方法」も、
過去回想で言及されていたものにはまだ別の側面がある雰囲気。
そもそも、神が禁忌だった筈の永遠の概念を知ってしまった経緯、
それをラジエルに伝えるに至った理由も不明。
あと、最後までメタトロンとメッセンジャー出て来なかったね……。
この2人は一体裏で何をやっていたんだろう。
っていうか。
――唯一神、卑小すぎじゃね……?
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