2012,09,13, Thursday
>Record of the pilgrimage to Tokyo Babel_03.
とうとう第七階層侵入まで辿り着いたぞう! そろそろ結末に向けてクライマックスでございましょうか。 ネタバレ無し今日のプレイ状況: ・ド直球でラブですね貴方達! ・空見の正体は、何となく想像していた通りでした。 ・階層侵攻以外のバトルが多い。共闘と敵対とでごちゃごちゃです。 ・刹那君の能力がひとりメガテン祭りです。 ・刹那とアダムが奇妙に仲良しに見えてきて困る。 ・回答が分かってるのに延々引っ張られてもどかしいったら……! ・セーブタイトルのいくつかに東出さんらしい遊び心が見えて嬉しい。 サンプルボイスやら公開済の絵やらで戦うのが判明してるキャラが このルートだとそういうシーンがなくて、 他のルートで敵対するんだろうなあと思って切なくなる一方、 逆にこのルートで戦ったので他のルートは敵対しないよね、 と安心しかけても全くそんな保証はないんですよねフフフ……。 というか、事ここに至って、ようやく空見ルート絶賛進行中という事に 気が付きました。 なんか分岐早くないですか……!? この下、内容バレ感想。 あやかしプレイ日記の二の舞はしない・できまいと思ってたのに、 気が付いたら進行状況追って書いてるじゃないですか……。 - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - * - Wデート突入直後という微妙な場所から再開でございます。 というか、Wデートに侵攻前夜の屋上2人きりにと、 ラヴいイベント続きでテンションが! 上がります! Wデートの方は、ぶっちゃけアダムとイヴの添え物っぽかったけど! や、ようやく実行された(選択肢をスルーした所為です)お姫様抱っことか、 手作りお弁当食べさせっことか、悶えるシーン多かったけど! 刹那が頑張って空見を喜ばせようとしてるのも大変微笑ましい。 空見に食べさせてもらってるSD絵の2人はめっちゃ可愛い。 でも、空見がいいことしてもらってると、同じ事をせがむイヴがまた 可愛くてたまらんのです。 お弁当絵のどよん顔が、普段のイヴとのギャップがあって良し。 これまた空見との比較ですよ。可愛いったらもう。 そういうイヴのお願いは聞いてくれるわフォローも忘れないわと アダムさんマジ旦那の鑑。 実は恥ずかしがってたアダムさん、いい……! それが義務的な感情なのは残念すぎる。 最初から殉教するつもりのアダムも、それを肯定するイヴも悲しい。 そして更に! 念願の! キスシーン、キター!! 天使・悪魔入り乱れての酔っ払い大会で爆笑しまくった後に、 こんな甘いシーンが用意されてるなんて。 酔っ払い空見を屋上へ拉致るときたら、期待しない訳がなく。 これがエロゲなら確実に本番突入してたよなー……と思いはしたけど、 Hに進むよりキスで終わる方がドキドキするね……! 酔ったからってキスまでやっちゃう空見はびっくりしたけど、 刹那がやり返したのはもっとびっくりだったよ! って何舌入れてんですかこの朴念仁そういう知識だけあってこの野郎! これで、どっちもきっちりした告白はしてないんよね。 なのに素でプロポーズ紛いな言葉は吐くしモノローグもド甘いし! しかし、キスの時の演技(音?)があんまりエロくなかったのは、 全年齢だからなのでしょうか。 エロゲで聴くのはもっとねっとりしてたから、軽くて違和感が。 ……ところで、宴会シーンでのテキストは、 必死に「酒」という単語を回避しているように思えて仕方がなかったです。 キスまで到達したから、ストーリーは一山越えたかと予想はするものの、 東出ゲーはいつも通じ合ってからが長いのでした。 っていうか、甘いシーンが終わったら怒涛のように話が動きまくって、 萌え方面がなくなってしまったですよ。 代わりにじわじわと真相が明らかになっていく様に、 設定燃えとしては滾って仕方がない。 素直に1階層ずつ上っていく筈はないと予想はしていたけれど、 あんなにも途中がショートカットされるとは。 ラジエル寄りの時は第三階層は普通に侵攻してたのに、 同じウリエル登場でも、この徹底したやられ役は何事……(涙)。 ???のおっさんの絶望的な強さと伏線張りに利用され、 やっと刹那達の前に現れたと思ったら、描写すらなくアダムに倒され。 ラジエル寄りでも台詞すらない火ノ上君の方がもっと気の毒ですが。 それでいよいよ真相に一直線、となってはくれなかったのが この後延々と続いたもどかしさの始まりでもあったのです。 攻撃を受けてブラックアウトした時には、 最初、バッドEDに到達したのかと思いました。 よっしゃバッド成功! と一瞬喜んだのに違ったのでがっかりです。 空見の正体については、「過去がない」という所から 作られたばかりなんだろうなと何となく想像していたので、 予想通りではあったり。 刹那にアダムに空見まで、作られた「人間」多いなあ。 っていうか、鋼の語っていた料理の腕についての話なんて 完全にそのまま空見に通じてるのでは。 そして鋼の、過去が完全不要で未来しか要らないという思想は ???のおっさん=メタトロンの思想と本当に同じだったんですねー。 にしても、第三階層から先は、ただひたすら延々と、 明らかにメタトロン以外ありえない???のおっさんの正体を いかに明言せずに引っ張るかのチキンレースだったといってもいい。 神に近くて強大な天使で、サンダルフォンの名前は出まくってるのに 何故か対のメタトロンだけ一度も出ないときたら、 詳しくない人以外には一目瞭然じゃないですかー! その正体探りにラジエルの書が絡んでくるのは、成程なあと思ったり。 とりあえず、名前の判明した???のおっさん改めメタトロンは これからはメッチーと呼ぶ事にしたい。 (※恐らく全国でも私以外に呼ばない略称だと思われる) しかし、希望を得て刹那がパンドラに戻った後の混乱っぷりときたら。 とりあえずは平穏に会話していた面々が争い合っているのは めっさショックでしたよ……。 アスタロトさんが! カマエルが! しかも、刹那が戻ってきたからといって、 存在が思い出してもらえた訳でもないのが更にショック。 存在が根底から消されるのは、ある意味死ぬよりもきついものだと痛感。 特に刹那を引っ張ってきたリリスに思い出してももらえないのは、 ものすごく悲しかった。 そんな中、出会った回数も会話の数も少ないのに 刹那を覚えててくれたリヴァイアさんに、改めて噛み締める有難味。 サマエルもそれは同じだけど、瀕死状態で再会して そのままお亡くなりなってしまったので、ほっとする余裕すらなかった。 まあ、リリスも、最初こそ警戒心バリバリだったのに、 次の会話ではまたフランクに応対してくれたのは救いだったですが。 ラジエルの件があるのも理由だと思いますが。 あと、どんな状況でもリリスとベリアルが同陣営なのも 何だかほっとしていたり。 っていうか、リリス、ベリアル、ダンタリオン、元はカマエルも ラジエルを庇ってくれていたのが分かって嬉しいですね。 皆に愛されてるなあラジエル! 中でもダンタリオンの登場は色々な意味で嬉しかった。 あれだけ殺伐としてる中で、いつもと変わらず図書館にいた彼等は もはや癒し。 ラジエルも匿っててくれて、知識を求める同士の絆が素晴らしい。 それどころか、まさかバトルが見られるとは思いませんでした! 絵はOPで見られるけど、あれだけでは戦い方は不明だったからなあ。 図書館の主らしいカッコイイ詠唱と得物でステキだ……。 演出はあまり動かなかったけれど、CGを使うとしたら きっと牙狼の魔戒文字みたいになるんだろうなあという気が。 そういう演出を見たかった気は、ちょっとする。 一方、やられ役になってしまったルキフグスの物悲しさ……。 当のラジエルも、刹那を覚えてくれていないとはいえ、 刹那に対する言動に変化がなくて良かったー。 信用の条件がリリスのモノマネで、久々に吹いた。 真面目に実行する刹那も生真面目さんで。 でも、BBでのリッくんのホープモノマネのレベルを期待したら 思いっきり棒読みでなんか悲しかったです。 多分、刹那的には頑張ったのだと思いたいけども。 そこはもっとノリノリに行って欲しかったよ神谷さん……。 ラジエルがそのまま同行する展開になるのは…… その時は驚いたけど、よく考えずとも当たり前の帰結だった。 空見ルートなのに同行がラジエルなので、すごく不思議な気分です。 とちょっと嬉しい展開の後で、速攻でサマエルが瀕死で 何が何だか分からない内にお亡くなりになってしまって大混乱です。 というか、サマエルがアスタロトさんの命を受けて動いていたのも かなり衝撃的だったというのに、 そもそもサマエルを作ったのもアスタロトさんだったとか言われて 私はアスタロトさんをどう解釈したらいいんでしょうか。 とにかく、これでまた作られた存在が1人。 ……何だか、CBの混沌都市を思い出すなあ。 身体に刻印されているナンバーといい。 そして、本日進んだ中で、一番切なかったシーン。 メッチーと直接対決になって、その後のテキストの表現が表現で お亡くなりを覚悟してたアスタロトさんが、 生きていたのは嬉しかったけど刹那と戦闘する事になる、なんて。 そもそもいきなり登場して問答無用で戦いに突入したので、 戦った理由も不明なままですよ……。 あんなにパンドラを守ろうという姿を見せていたアスタロトさんが 一方でパンドラを滅ぼそうとしていたのもショックでした。 とことん二律背反だったんですね……。 しかし剣を構えた姿はやはり素敵だし、正面顔はどの表情も良いしで、 このシーンばかりは、絵の方が注意の向いてた比重が大きかった。 ……思い返してみれば、刹那の戦いは鋼戦以来だったのでした。 でも、未練を口にしながら死んでいった鋼に比べて、 自分の使命を全うして、満足して逝ったみたいだったので、 悲しくはあってもどこか爽やかではありました。 他のルートでは、きちんと明かされなかったアスタロトさんの真意が 判明する事を願います。 あと、ところどころ登場する、1人絶望に打ちひしがれている空見が 閉じこもってるようでそんな事がなくて安心というか、 刹那の事で必死なので可愛いと思う所ですね? キスした後でやっと恋愛感情をきっちり自覚というのも、 お互い、肝心な所で鈍感同士ですねー、という萌え要素なので良し! というか、空見が暗さに染まらないのは、 どう考えてもメッセンジャーとの会話のお陰、のような気が。 メッセンジャーも、現状、味方になる要素の全くないキャラなのに、 意外に面白キャラで割と毒気を抜かれてしまっております。 本人は毒気たっぷりなのにね! 涼子さんの爽やか可愛いボイスで辛辣台詞を吐かれまくると 突き刺さります、色々と。 空見が基本ボケ系なので、ツッコミ場面いっぱいですね。 そんなこんなで、途中の何階層か、見事にショートカットされた結果、 またしてもアダム&イヴと同行する事になって、 また君達かと思いつつ嬉しかったりしつつでも結局敵対しそうだと 覚悟もしつつ。 アダムとの共闘はマジ嬉しいです! 一番危うそうだけどあったら嬉しい共闘No.1だったのです。 だから他のルートでは完全敵対になるんだろなー、と 逆に先を思いやって悲観的になったりもしてますが。 共闘ながらもどんだけ嫌いなんだよ! とツッコミしたくなる扱いで 流石のライバルだった。 そんなこんなで、アナフィエル戦は色々と楽しかったですハイ。 存在理由を獲得した刹那の、本格的な始動がね! 最高でした! まず勝てる概念をイメージする必要があるという所が 言葉遊びのようで私的にすごく楽しいです! そして呼び出されたのが今度は南米系かと。 テスカトリポカなんて、またお馴染み悪魔さんじゃないですかー! ただでさえ能力が日本の神と一神教系伝承の合わせ技なのに、 ここに来てまたしても違う地方の邪神を行使しますか……! やっぱこいつキタr(以下略) その所為で、もったいつけて出してきたアルキストゥラテーゴスを 使う場がないまま外野に追いやられちゃったアダムさんですが。 アダムさんマジ切ない。 ラジエル寄りで進んでいた時は、もっと早い段階で 刹那の方がアダムに追いつきたいという感情を見せていたのに、 こっちだとアダムの方が刹那を上に見ているような。 真ん中の文字を半分位省略するとちょっとアレだって気付いて すごく微妙な気分を味わいました。ついさっき。 やめてよ! ただでさえ、アダムの台詞が、ラジエルが反応するほど 素でおかしかった直後なのに! それにしても、アダム&イヴと一緒に行動する機会が多いような。 空見が人間サイドで、アダム達も人間の代表だからなんかな。 しかしアダムとイヴの夫婦っぷりに和むよりも、 刹那のアダムへの嫌悪っぷりの方が目立つというのが何とも。 どんな状況であってもアダムに同調したくない刹那の言動が 段々反抗期の子供みたいに見えてきて、面白くなってきたのは秘密。 EDが分岐しそうな選択肢が出てきたので心のままに選んだら、 そっちのがトゥルーに行きそうだったので選び直し。 不穏なモノローグになったのでこのまま行こう。 本日のキャラ崩壊大賞は、何となくベリアルさんに贈呈したい。 理由:宴会での被害者っぷりがキャラ変わりすぎだったから。 飄々としたおっさんどこ行った、「だよ」口調必死すぎるよ! 絵的なお話。 これまた石井さん安定の正面顔ですが、 正面顔でのアスタロトさんの表情が、どれもステキでですね……! 目を閉じてると静謐な雰囲気が出ててすごく好きです。 でも一番たまらないのは、死に際に見せた、寂しそうな笑み。 切ないけれども心を惹かれてやまない表情です。 あと、刹那は正面からの絵が多いけれど、その中でも特に アップの時によく使われる、両目の見える絵がやっぱり好きです。 あれ演出上、目を閉じた状態→開眼で使われる事が多いので、 そういう雰囲気の相乗効果でインパクト強くなってるんだろな。 そして、OP見た時から本編で見たくて仕方なかったダンタリオン集合絵! ♀ver.の絵は、立ち絵時より可愛いと思うんですよ私! ♂ver.の中では、弓矢をつがえてるのがポーズと合わせて好き。 ルーン文字で埋め尽くされた魔導書製の得物というのも めっさカッコイイよな……! アスタロトさんのでっかいドラゴンに乗った絵は、 他のルートを待たねばならないみたいですね。 ああしかし、これきっと全力全開モードなので、 敵として拝む事になりそうで、見たいけれども見たくない。 :本日のカマラジ: いち。 宴会での「ひとつになろう」って何ですかラジエルーッ!! 先の展開めっさ予想済だったけど、その台詞はヤバい。 かなり悶えた。 カマエルがラジエルを介抱するなら、結局カマラジだ! に。 カマエルが、ラジエルを庇ったリリスに戦いを挑んでたのは 激しくショックだったけれど、 操られる前はラジエルを庇っていたと知って嬉しかったのです。
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