2014.09.29 Monday

戦神館アカウント再始動


戦神館アカウントが、2月の八命陣発売前以来の始動ー。
アカウントは同じでも、今回出てきたよしやんは万仙陣の新キャラらしい。
というか万仙陣の続投キャラは、転生じゃなく名前が同じだけの別人だそうで。
100年程度の経過で親世代までまるっとそっくりさんが存在する不思議!
……とりあえず、今日判明した中で自分が気になったのは、
ティザートップの新ヒロイン・狩摩子(通称・しーちゃん)は
名前が地属性っぽくて神祇省関係者な事、
ボリュームがあるのでFDとは言えないけど
内容はユーザーの願望実現を詰め込んだお祭りFDノリだという事辺りだろか。
八命陣で物足りなかった、敵サイドの掘り下げや活躍は期待してもいいのかな!



ちょっとずつ進めていたDiesAAのANOTHER STORY、
マリィルートアフターまで終了。
PSP版発売前の正田卿インタビューでは
「アフターは条理を捻じ曲げる勢いで幸せにした」なんて表現だったけど、
全くその通りだったよ!
敵も味方もとことんまで大団円ハッピーエンドだなこんちくしょう!
冒頭に出てきた時代設定にめっちゃ衝撃を受けたけど、
黒円卓の面々がこんな平穏な人生を送っている姿を見られるとは。
お互い相手を想いすぎて破滅に向かうしかなかった11年前戎ベアを見た直後に
ちゃんとくっついてる戎ベアを確認できたのは、何よりも嬉しかった。
あとは何気に気に入っている神父とリザが夫婦になってるのも個人的に良。
本編でも父性と母性を体現していたキャラだと思うので、
こういう人間関係を構築するのはとても納得。
でも、転生なら幸せそうで良かったねで終わっても構わないけど、
本編を体験した本人が残ってる蓮サイドは、
それだけで終わらせられない感慨が……。

………………。
本当に、これが神咒に続く事さえ考えなければなァ……。
神咒神威神楽は黒円卓メンバー達がDiesでの不幸や葛藤を乗り越えていた所が
とてもすっきりしてたけど、
その合間の生に葛藤なんてまるで関係ない幸せな人生が挟まっていると思うと
なかなか複雑な感情でもあり。

2014.09.26 Friday

light新作2連発

制作サイドに向けている訳でもない独り言として作品の不満を呟いたユーザーに
エゴサーチして自分から反論しに行くタイプのクリエイターは、
そういう姿勢自体も痛く見えるけど、
ユーザーからの作品評価まで低くなっているように見える……
という事例を、最近よく見かける気がする。
そして、その手の人は決まって、語れば語る程ボロボロになって
ますますユーザーから反感を持たれてしまうのは気の所為か。



ここ数ヶ月、聖剣RoMはアップデートの度にかなり派手に仕様が変化して
遊びやすくなっていっている気がするのだけど、
昨日のアップデートでは、とうとう
日替わりの時間限定クエストが自分で任意に発生させられるようになるという
ソシャゲーとしてはびっくり、ユーザーとしては有難い仕様変更が。
販売予定のVita版の叩き台&宣伝も兼ねているからかもしれないけど、
ユーザーに親切な方向に仕様を変えていっている姿勢は好感度上がるなあ。



ソシャゲーといえば、サモンナイトのソシャゲーが開始予定と聞いて。
サモンのソシャゲとしては、カードゲームなサモコレが既にあるけど
(そしてかれこれ1年ほど放置プレイしてるけど)、
今度の方は、戦闘は元ゲームっぽいSRPG、ADVパートも夜会話もありと
普通に元ゲームのシステムを踏襲した続編っぽい作りなので気になってる。
……が、既にいくつもやっている上に同時期にFateGOも開始予定なので、
これ以上ソシャゲーを増やす訳には……。
というか、サモンはナンバリングタイトルすら4の途中から投げたからなァ。

しかし、しばらく前までは
「好きだったRPGの続編がスマホで出る」→「何だただのカード集めゲーか」
な流ればかりでげんなりしていたというのに、
聖剣RoMといい、このサモンナイトメモリーズといい、
ゲーム的にシステムがちゃんとしているソシャゲーが増えてきているような。
FateGOもシナリオにかなり力を入れているっぽいから、
システム面も凝ってるのではと予想するけども。



今日のlightのニコ生で、戦神館続編について続報が出ないかと期待していたら、
ニコ生の開始時刻よりも前に
戦神館続編と昏式シナリオ新作のティザーサイトが公開された!
戦神館続編のタイトルは「八」から「万」と一気に数字の単位が大きくなったなァ。
それだけ話のスケールも大きくなるのかな?
というか、トップ絵にでかでかといる新ヒロインっぽい彼女、
すごく……壇狩摩です……。
もしや狩摩さんの子孫なのかと期待したのに、正田卿曰く「壇姓じゃない」とは、
じゃあ狩摩さん婿養子か! と飛躍してしまうのは仕方がないと思うんだ。
それにしても、ティザーで流れている新曲のクライマックス感半端ない。

もう一方の新作は、昏式さんと高濱さんの燃えゲーラインだー!
というか、こちらのラインはヴァーミリから続いている認識なので
昏式さんの方を中心に見てしまうけど、
前作エロ武器の時から名前が先に来ているのは高濱さんの方なんだよなあ。
トップのFlashだけだとどんな方向性なのかいまいち不明だけど、
ニコ生で語られた所によれば、月と人狼の物語のようで。
原画のKeGさんは担当作品は分からないものの名前に見覚えがあると思ったら、
戦神館の応援イラストを描いてた人かー。
夕薙さんも、エロ武器に続いての原画参加で嬉しい。
エロ武器に続いてといえば、主人公がルネ山氏とか@ニコ生。
おいそれ完全にエロ武器布陣。
というか、神座シリーズ常連からこっちラインにスライドしてるよルネ山さん。
音楽担当に樋口さんの名前もあるので、音楽に関しても外れなしだ、今回。
ニコ生ではこの新作にはかなり力を入れてるっぽいという話なので大期待。

にしても、どちらも発売は想定より早そうだなあ。
万仙陣の方は延期するんじゃないかなあとほんのり予想してるけど。
どのみち、来年のlight新作はどちらも楽しみすなー。



同じく期待しているライアーの「帝都飛天大作戦」、
リニューアルされたサイトをチェックしていたら、
公開されてる店舗特典の絵柄にめっちゃ女性狙いな構図があるよ?
それも複数店舗。
ガクトゥーンの時も女性ユーザー狙いな絵柄が多かったけど、
まさか希シナリオ作品でそっち方向に攻めてくるとは思わなかった。
しかもどれも伽藍とキトラの組み合わせという事は、
シナリオ的にもキトラが真ヒロインという認識でOKなん?
それにしても、どの絵も伽藍が攻めモードでとても素晴らしい……(うっとり)。



ニトロの「ネクロマンサー(仮称)」がようやく正式タイトル決定したようで。
最初「東京」だと思ったら、「京NECRO」だった。
動いてると思っていなかったので全然情報追ってなかったのに、
ここ数ヶ月の間にTumblerの方で結構色々情報公開されてたのな。
大崎さんのラフ画いいなー。
個人的には褐色眼鏡さんが気になる所。
同時に下倉さんのシナリオ参加も公式発表になったけど、
ニトロゲーはもう年単位で下倉さんの名前ばかり見るような。

同じくニトロの10日ほど前に事前登録が開始された刀剣乱舞は
勿論ばっちり登録済。
刀剣擬人化ソシャゲーは既にあったけども
もういい加減飽和気味な女性化だったので食指は伸びなかったんだよなあ。
でも、あまり見なかった男性擬人化、しかもニトロ制作とあっては
ホイホイされますともされないでか。
ニトロ近辺のライターや絵師さんの参加を大いに期待してるけど、
個人的には東口さんの参加を特に強く望む也。
ただ、見た目がもろに某これなので、悪い所を踏襲しないでもらいたいというのは
もっと切実に望む……。



荒川さんの名前を辿っていたら、こんなイベントがあったのを見つけましてん。
って先週末に終わってるイベントじゃないさ!
Googleアラートの役立たずー! いけずー!
とはいえ、仮にもっと前から知っていたとしても、
先週末はばっちり埋まっていたので出向く事はできなかった訳だけども。
荒川さんは元々あまり積極的にtwitterに姿を見せる人ではなかったので、
遠出していた事にも全然気付かなかった……と思ってtwitter辿ったら、
20日に金沢にいたって発言がしっかりあった。
どんな縁があって、自分の故郷でこんなイベントに参加する事になったのか、
荒川さんの交友関係の広がり方が時々気になる。

2014.09.22 Monday

あれこれ

習慣づいていた事が一旦抜けると、ついずるずるいっちゃうなあ。
10日もここを書いてなくて自分で自分にショックを受ける。



HJイベントに全力投球するつもりでアイテム使いまくったのに、
たった3時間後に始まったFRAME新イベントのSR握野さんの絵が
やたら良いんですが!
なのでできれば1枚欲しかったけど、
FRAMEは元の入手難度的に課金勢が多そうだし
アイテムぶっぱだったHJイベントよりも更に課金要求厳しくなってるしで、
速攻で木村君3枚取りに目標を変更。
あと桜庭さんが何故か完走報酬なのでガシャに振られなくて良かったー、
と思っていたら、まず1周完走からして高難度だったという……(ガクリ)。
桜庭さん2枚取り、できたらいいね……。



ガガガ新刊発売日がとっくに過ぎていた。
勿論、編集部ログのガガガ特捜部も記事が公開されていた訳で。
今月は、久しく回答を見なかった荒川さんの名前がある!
twitterで自作の何かが進行しているらしき話も見かけたばかりだし、
もしかしたらそう遠くない内に何かしら情報を期待してもいいのかな。
しかし「お勧めの旅行地」という質問に対する回答内容としてはなかなかシニカル
……とはとても言えない現実。
仕事での閉塞感が強すぎて、自宅での食事も避けたくなるなんて話を聞くと、
日常を過ごす場がストレスを生まない事は重要なんだなあと思えてならない。
あと、砂義さんの回答内容が学生時代のネタの時は毎回思うけど、
今回もどんだけフリーダムな学生生活を送ったんだろうと
無性に気になる回答なのであった。



最近、前にも増して普通のゲームが全く進んでないかというと、
PSPでDiesAAをちまちま進めているので決してそんな事はない。ないんだ。
結構加筆されてるらしいので、文章もあまり飛ばさずに読んでるけど、
差し替えで新規シーンになってると思ってたエロシーンは、
ほとんどが単純に本番部分がカットされてるだけのようで、ちょっと残念。
ちなみに現在はマリィルートの最終章。
知識がある状態で進めていると先の展開への伏線がかなりあるのが分かって
とても面白い。
一方で、プレイしてから半年経っている所為か、シーン自体は覚えているのに
物語の流れや細かい描写はかなり頭から抜けていたりもして、
新鮮な驚きもあったり。

そのlightが設立15周年に合わせて、とうとうライヴを開催するとか。
興味は引かれつつも、ここ数年の活動しか知らないので気後れしていたけど、
ここ数年でご新規さんが増えたのでそっち向けの曲選定になりそうとも聞いて、
スケジュールが合えば行ってみようかという気持ちになっている。

2014.09.11 Thursday

蒼銀買った

企業経営的に見れば、
どれだけ完成度が低かろうが出さないよりはマシかもだけど、
それで適当にでっち上げられた未完成品を掴まされるのは勘弁だし、
期待していた作品が失敗作で終わってしまうのも嫌なのが素直な感情。



また就寝が遅い状態が常態化しつつあって、
寝不足が補えないのでちょっとしんどい。



昨日「蒼銀のフラグメンツ」が発売日だったので買いに行こうとしたのに
どうも入荷遅れが出ていたらしく。
状況を知らされていなかったのにtwitterで謝り倒しな桜井さんが
何だかお気の毒で……。
とりあえず自分は、昨日から入荷状況を問い合わせしてみて
店頭に並んでいるのを確認できた今日、購入してきた。

綾香は眼鏡有りver.と無しver.といるなあ。

アニメイト特典の全巻収納BOXが人気っぽいけど、
SDキャラ達の可愛さにより、とらで買ってクリアファイルをゲット。
ゲーマーズの眼鏡セイバーも捨てがたかったけどね……。



HJイベントは予想通りにJupiterイベントの1時間後に始まった!
予想通りにランキング上位報酬が四季だった!
よし走るぞ!
内容がカフェパレイベントに似てるけど重課金必須だった!
よし歩くぞ!
ぶっちゃけ、ランキング上位報酬のSR四季よりも
ポイント報酬であっさりゲットできるR春名の方が絵は好きなんだよなあ。

というか、貰えるチケットで引けるイベント限定ガシャに
上位報酬まで入っているってどういう事ですのんSideM。
課金者には「アイテム使いまくって上位狙ってね」、
無課金者には「チケットで引けるよう頑張ってね」と
どちらにも対応したイベント仕様だと思えば、バランスは取れてる
……んだろか。



蒼撃のアンケートハガキは週明けに投函してきた。
それにしても蒼撃の感想、どこを見ても酷評ばかりだなあアハハ。
が、それだけ感想を書いてる人が目に入るという事は、
どんな理由にせよ買った人もそれなりに多かったという事でもある訳で、
それに味をしめて「素材だけ良く見せておけば中身が酷くても売れる」
とますます足元を見られるようになったりしないかが今の最大の懸念……。

そういえば、今回パッチが出てないのな。
いつもなら何かしらの修正で発売後すぐにパッチが出るのになあ。
だからといって、蒼撃に不具合がない訳じゃないというか
おかしい部分は過去作以上に目につくのがなあ。
ドットの荒さみたいな、修正できるのか不明な代物もあるけど。
まあ一番の不具合は、ちゃんとしたライターが参加してない事デスヨネー。



最近のとある荒川さんの呟きが、
とことんぼかされてはいるけど蒼撃とpropellerについての言及に思えて
気になってならないのだけど、今日改めてtwitter辿ってみたら
該当の発言が無くなってる……。
気にはなるものの、消されてしまったものに対して細かく言うのは
止めた方がいいのだろうなあ。

それとは別に、同じく数日前の中森明菜さんのエピソードネタ
RTされまくってたと言っていたけども、
過去発言を辿って該当の発言を見たら割とびびった。
2438件(※9/11 23:30現在)て!
確かに自分もそのネタ読んで1人で笑ってたものなあ。

もう1件、また別の意味で気になる発言といえば。
ここで言われている「今作」とはやームを指しているのかな!
本当にやームの事かどうかに関係なく、
折角だから、没になったタイトル案も後でまとめて披露してもらえないかなあ。

そしてここまでの話題とは特に繋がりはないけども、
エロゲを何か1作コンプする度に、
荒川さんがtwitterでよく会話するエロゲライター陣が
分かるようになっていく事実に気付く。

2014.09.04 Thursday

俺屍2ニコ生


最近、本当にSideM開いてる頻度が高くなっているのはとてもまずいと思う。
翔太3枚はもうほぼ確実だから止めてもいいのに、未だに走っていたら、

文化祭ネタじゃなかったんだなあHJイベント。

来ちゃった☆(ヒロイン来襲のように)
9月なのにお盆イベントなんて、SideM運営の
「まだ夏は終わらせない!」という熱い意気込みを見るようだね!
……今のJupiterイベントと同じく、もっと早く開催予定だったんだろなあ。
なので、また今のイベント終了後に即始まりそう。
そんな事より、ついに来てしまったHJイベント。
四季がランキング上位報酬の気配ときたら、走らぬ訳にいかない……。
でもHJ人気はやたら高いみたいなので、1000位争いも怖い事になりそう。
夏来と旬はガシャみたいだから、残る隼人と春名は
ランキング下位報酬にしろポイント報酬にしろ完走報酬にしろ
取りやすくはなりそうで安堵。



俺屍2ニコ生に平川さんが出演すると聞いて、何回かぶりに視聴。
ゲスト出演したジョジョ上映会の配信も見たばかりなので、
何だか動く平川さんづいてる気がする。

鬼頭引き連れて、晴明ボイスなピザお届け登場から
突然の通販番組物真似に笑わされたり、
サービス精神旺盛な平川さんの人の好さは相変わらずだなあ。
ゲームに疎い平川さんが、完全な初心者さんとして
ゲーム説明を真剣に聞いてる姿も和みまくり。
俺屍2で初めて平川さんを認識した人達にも好評だったみたいで、
「ですよね平川さんいい人ですよね!」と心のなかで同意したりも。



蒼撃のアンケートハガキを書こうとしたのだけど、今回のハガキ、
設問に体験版やpropeller過去作のプレイ状況を尋ねる項目があるのなー。
あと、色紙プレゼントキャンペーンで書いてもらう名前を
自分で決められるようになってるのは良いと思った。
強制本名プレイがなくなるのは有難い。

2014.09.03 Wednesday

蒼撃コンプ

スペシャルライブ……スペシャルライブが……。



8月29日発売のPCゲーで気になるものが2つほどあったのだけど、
あやかしごはんの方は(ゆかり教育的な意味でも)絶賛されているし、
スタッフのごたごたや事前情報で出来が不安だったダブスコも
バグやらミスやらシナリオの短さやらこそ指摘されているものの
シナリオ自体は相変わらず面白いらしくて、
プレイ中の人の実況感想を眺めてはうずうず。



そんな中、自分の方は蒼撃コンプ。
感じたものをざっくりまとめると、
短い。
薄い。
雑い。
手放しで良いと思えたのは、本気で音楽くらいだと思った。
エロシーン単体は普通にエロシーンだったけど、
そこはエロゲ経験値の浅い自分には評価しようのない部分なので。
東口さんの漢絵は相変わらずカッコ良いけども、
それを使う戦闘シーン自体が燃えないから魅力半減だし、
拡大した時にドットが見えるような使い方をされてるのも残念ポイント。

一番気がかりだったシナリオ担当をスタッフロールで確認したら、
なんとびっくり総勢10人。
集団名義なのは分かっていた事だけど、流石にそこまでの大所帯とは予想外。
それだけいるから、ルート毎に設定の整合性が取れていなかったり
キャラの一人称も二人称もシーンによってぶれまくりだったりするのでは。
ここまでの燃えゲーでのライター人数は、かのDies07年版の話を思い出した。
それでいくと、一部ルートでちょっとまともだと思えた部分は
07年版でそこそこ好評だったらしいルサルカバッドのようなものなのかも。

ぶっちゃけ、私はきっちり全ボイスを聴くしゲームの進行は人より遅いのに
1ルート終えるのに1日、たった4日でコンプしてしまったという辺りに
どれだけシナリオが短かったかというのを理解していただきたい。
しかも、ブラウザゲーとスマホゲーを常に平行してやりながらでこれだから、
集中して進めたら本当に数時間で終わってしまうのでは。

蒼撃のこの内容でネタバレも何もないとは思うけども、一応この先は本編の話。

公式サイトの登場人物の少なさにも懸念はあったものの、
もしかしたら紹介されていない黒幕などもいるのかもしれない……
というなけなしの希望は幻で終了。
どのルートでも大量の鬼との戦闘→格上の鬼との戦闘→針藤との戦闘のみ。
でもって鬼を倒し終わった後に挿入されるエロシーン。
途中の流れこそ微妙に変わるものの、全ルート同じ。
公式サイトに載っている以外の存在は欠片も出ない、
公式サイトに載っている情報以上の設定も一言二言の会話で済まされ、
ただ島の鬼を一掃しておしまい。
盛り上がりも何もあったものじゃない。
特に、千鶴ルートとアーニャルートはフォローの余地なく酷い。
夏帆ルート・舞ルートは中盤にヒロイン視点があったり裏設定が匂わされたり
慣れてる人が書いているのかもと思わせるテキストがあったものの、
結局の終着点は同じ。
というか、どのルートもルート最後の戦闘ではあっても、その後が長すぎて
どれも「ラストバトル」なんて大層な表現ができるものじゃない。
CG枚数も過去作に比べて少ないので、
もしかしたら絵の発注枚数を減らす為に違う展開を入れられなかったんじゃ、
なんて邪推をしてしまうレベル。

体験版の時点で主人公のキャラ造形に好感を持てなかったけども、
最後までやっても結局感情が覆る事はなかった。
周囲の人間に対しての態度が悪く、戦闘は考えなしで突っ込んでいくだけで
好感の持てる熱血バカにもなっていなかった。
折角の喋る刀の存在も、助言をするでも設定が語られるでもなく
戦闘中に檄を飛ばす以外にほとんど台詞がないので全く面白味がないし、
ヒロインもサブキャラも含めて、行動原理がちぐはぐ。
本当に、どこを取っても魅力を見出だせない内容であったと思えてならない。

そういえば、評価の高いあやかしごはんも、
蒼撃と同じくライターが10人と聞いてびっくり。
同じ集団ライターなのに、どうしてこんなにも評価に差が出るのか。
しかもあやかしごはんの方は、シナリオを請け負っていたのが
残念シナリオ量産会社として一定数に認識されていて
PSP版BBやCBの黒歴史化に関わった事でも記憶に刻まれている
あ の エッジワークスというから驚き。
シナリオ内容を監修する存在って重要なんだなあと思った次第。

というか、ダブスコもあやかしごはんも蒼撃も、
上の会社はアスガルドなんだよなあ……。
この出来の差に、ブランドorタイトルへの力の入れ具合の差を考えてしまい、
とても残念な気持ち。
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