undercords


2011/02/04/(Fri)00:01 
今週はもうちょっと日記書くはずだったのに、書きたいこともあったのに、すっかり週記状態です。春までほんとにこんな感じなのかな。雪に負けてる。太陽は神だよ。でもちょっとほんとに文章書けなくなってきてるなってこれ書いてて危機を感じた。

下に書いた話……あれはほんとに突発で思いついて、突発で書いてみた話だったんだけど、友達に「この季節に九郎が弁慶に贈り物っていったら誕生日プレゼントだね!誕生日の花だしね!!」って言われて、しまったあと2週間(今日からだとあと一週間けど)寝かせておけばよかった!!とかつい思ってしまいました。現金です。
弁誕も3回目になりました。早いな。去年も同じこと書いたけど、すっかり2月11日は弁慶の誕生日祝日って認識です。なんで休みなのかたまに素で忘れてる。でも昭和の日もいつから昭和の日になったのか分かってない私だからそういうことなんだと思う。

最近この調子なんで書く意味があるのかさっぱりですが、ちょっと出かけてきます。私にしては珍しくめいいっぱいに予定を入れてしまいました。一部予定が変更になって更にぎゅうぎゅうになってしまいました。楽しみです。だけど同時に不安です。体力落ちてるからバスに耐えられるかひたすら不安。そっち行くよー!って話をした顔を合わせる予定のひとたちにみんなそろってえっ新幹線じゃないの新幹線のればいいのにって言われました一部の人は新幹線に乗らない理由について納得はしてくれるけど共感してくれないよ。乗れないんじゃないもん乗らなっ……うっうっ新幹線はなあ!新幹線はなあ!!でも新幹線幸せだよね……完全に誰かのお金で新幹線乗りたい出張とか。駅弁食べたい。でもバスのが確実に走るから安心なんだよ!その上新幹線一回分でバス2〜3回乗れるって言われたらバス乗るよね。


出かける前にいただいたコメントにお返事です。遅れ気味ですみません。
31日の早朝の方
楽しく読んでくださってありがとうございます。そして感想もありがとうございます! なんだかこの上なく素敵に読んでいただけてしまった気がしています。ありがたいです〜!! しかもすごく綺麗な文面で感想送っていただいて、まるで小説の一部分を拝見してる気がしてしまいました。もったいない気もしつつすごく嬉しかったです。素敵にイメージ広げまくっていただいちゃった気がしてます。きっと想像力が豊かな方なんですね(*´∇`*)
それと、九郎って弁慶に花あげようとか思うのかな?ていうか弁慶花似合っちゃっていいのかな乙女すぎないかな……と、その辺、読んでる分には大好きなんですが、書いてるとついつい、気になってしまうので、似合ってます!って断言してくださったのも嬉しかったです。私の言葉じゃ返しきれないんですがたくさん拾ってくださって幸せです、ありがとうございました。春もきっとすぐそこですよね!


まとめてになっちゃうんですが、拍手押してくださる方もありがとうございます。いつも嬉しいです。当分水面下作業にかかりきりでお返しできるものがないのですが、せめて感謝だけでもお伝えさせてください。

にしても水面下作業も予定よりはるかに進まなかった…パソコン壊したり風邪ひいたりしてたせいとはいえ、ちょっとかなりまずいかも。2月が勝負だ!

2011/01/28/(Fri) 
ちゃんと調べたわけじゃないんでどれくらいメジャーなのかとか分からないんですが
2月11日の誕生花がプリムラ・オブコニカって花だそうで
それ和名だと常盤桜って呼ばれるそうで
しかも毒草で
(ぐぐって出てきたサイトさんで「綺麗な花を守るために毒で遠ざけるなんて」とか書いてあってにやっとした)
花言葉が……色々あったんだけど主に「しとやかな人」「青春の美しさ」で、中には「運命をひらく」「可憐」「うぬぼれ」とかあって面白かった
(花言葉って同じ花でも逆の意味とか平気でついてて面白い)

下ので使ってる花のイメージ元です
2月に咲いてそうな花ならなんでもいいやってものすごく適当に引っ張ってきたんですが、たぶん雪の下で咲ける花ではないと思う

2011/01/28/(Fri) 
 随分と遠くまで来てしまったみたいだ。九郎はひたすらに走りながら後悔した。
 高館まではあとどれくらいだろう、一里くらいあるのだろうか。
 こんなところまで来るつもりではなかった。ただ少し狩りをしようと思ってただけ。なのに、狐を追いかけて駆け回っているうちに、いつの間にかとんでもなく遠くまで来てしまったみたいだった。
 天気がいいのは幸いだ、でも日はとうに天頂を過ぎている。少しずつ寒くなってきたし、なにより完全に落ちてしまったら方向が分からなくなる。
 普段だったらこれくらいの距離、たいしたことないのだけど、今は冬、道は雪がふきだまったり固まったりで走りにくいことこの上ない。もうすぐ弥生だから、雪を愛でられるのは今だけだ、と、朝にすれ違った(たまたま雪に荷を落としてしまって困っていたのを九郎が助けた)物売りは言っていたけど、九郎はどちらかといえば、雪は好まない。寒いからやだといって館に閉じこもったままの友人ほどではないと思うけど。
 早く帰らなきゃ。気持ちは逸る。だけどその途中、九郎はふと立ち止まって、振り返る。
 視線の先、白に埋まって薄紅が見えた。九郎は近づいて覗き込むと、小さな…とはいっても、この時期からしたら立派な花が一株咲いていて、目を奪われた。
 九郎は特段花などに興味はない。だから普段だったらこんなにじっくり眺めることも、そもそも足を止めることさえないだろう。けれどどうしてか、今日は魅入ってしまう。かがみこみ、雪をそっと払ってしまう。持って帰りたい、と思ってしまう。
 あの茶色がかった金の髪にこの薄紅は映えるだろう、と、ふと思ってしまう。
 それに、九郎は慌てて首を振った。俺は何を、あいつは男だ、しかも、一見柔らかな見た目に反して気が強い。花など送ったら怒りかねない。少なくとも九郎だったら怒る。
 だけど、九郎は花に手を伸ばそうとする……けど、今摘んでもこの寒さでは家に帰るまでにしおれてしまうかもしれない、だから代わりに腰に挿していた太刀の鞘を抜き、地面にぐい、と突き刺した。そのまま傾けて抉る。すると思ったよりも綺麗に株ごと土を掘ることに成功した。
 それを、本当なら狩った獲物を入れるつもりだった麻袋にまるごと収める。……もしかしたら狐を逃がしてしまったのも、他に何も射止めることができなかったのもこのためだったのかも、などと前向きな考えは持てなかったけど、素直に丁度よかったかな、とは思った。
 身を繕い、改めて立ち上がって、九郎はさっきよりも急ぎ足で走り始めた。


 空が赤くなるより前に無事に高館に戻ってくることができた。
 乱暴に靴を脱ぎ捨てて、家に飛び込むと、すぐそこに弁慶がいた。
「おかえりなさい九郎、なんだかまた随分と慌ててますね」
 いつものことだけど、と、付け加えつつも笑顔の彼を見、ああ、やっぱりあの薄紅は彼に似合いそうだ、と九郎は改めて思った。
「ああ、お前に見せたいものが……」
 けれど、ここにきて唐突に、九郎は口ごもり、動かし続けてきた両の足をもぴたりと止めてしまった。まるで凍らせてしまったかのように。
「見せたいもの?」
「あ、ああ」
 弁慶は期待のまなざしでこちらを窺ってくる。でも、冷静になれば、彼に花をあげるなど、いくらなんでも唐突すぎるし、なにより、かなり恥ずかしい。九郎は自分の顔が一気に赤くなるのを感じた。それは走ってきたせいに違いない。別に、俺とこいつはただの友人だ、だからそういう相手に花をあげても、なんでもない、なんでもないんだ、と、言い聞かせ……でもしないと、とてもじゃないけどまともに弁慶の顔を見れそうな気がしなかった。
「九郎?」
 不思議そうに、いつもの癖で顔を寄せてくる弁慶に、余計なことでも口走ってしまいそうだから……本当はちゃんと髪に飾りたかったのだけど、必死の思いで九郎は彼を押し返すように、ぐいっと袋を突きだした。
「やっ、やる!」
「なんですか?」
 受け取った弁慶は好奇心を隠しもせずするすると紐をといてゆく。そんな彼を見ているだけで九郎の心臓は張り裂けそうだった。ここまで駆けてきた時よりも余程だ。弁慶はなんと言うだろう、怒るだろうか、それとも、九郎がしているように顔を赤らめたり、するのだろうか。それはないか。
 ついに袋を開いた弁慶は、だけど九郎が思っていたのとは少し違う反応をした。
「これは」
 目を見開いて驚いた。そして、九郎の方を見ると嬉しそうに微笑んだ。
「まさか君からこんな、しかも綺麗な逸品を貰えるなんて。嬉しいな、ありがとうございます」
 それに九郎の方が拍子抜けした。
「……それだけか?」
「どうして?」
「だって、あんまり嬉しそうだから……お前がそんなに花が好きだったなんて、知らなかった」
「自分で持ってきたくせに不思議なことを言う九郎ですね。たしかに花には興味はないですが、だけどこんなに見事で美しい株が、この時期に、しかも雪の中で咲くなんて珍しい。大事にします」
 言う弁慶の微笑みは九郎の持ってきた花よりもなお可憐に見えた。
「そうか」
「ええ。さっそく……どうでしたっけ、先に乾燥だったかな」
 だけど、そう、飛び込んできた言葉に、今度は九郎が目を見開いた。
「……乾燥?」
「この草、毒草ですから。ほら、持つとかぶれるんです。結構使い道があって便利なんですよ。……もしかして九郎、知らなかったんですか?」
 ほら、と手のひらを向けた、弁慶のそれは確かにところどころ赤くなっていた。それで九郎は色々納得してしまった。と同時に、ここまで駆けてきた疲れがどっと出て一気に体が重くなる。
「……」
 それでも……花の美しさを喜んでもらえたわけじゃないとはいえ、毒草を貰って目を輝かせるのも弁慶くらいだよな、と思えば、なんだか可笑しい気分にもなってきた。
「お前がいいならそれでいい」
 肩をすくめつつつい九郎は言う。さっきまで変に一人で緊張していたことすら嘘のようだ。でもこれでよかったのかもしれない。よく分からないまま、九郎は妙な満足感に包まれた。
 と同時に、そういえば履物を投げ捨ててきてしまった事を思い出し、踵を返し慌てて足を踏み出すと、弁慶が言った。
「ああ、だけどこの花には」
 朗らかな声。つい、九郎は素直に足を止め振り返る。すると弁慶はいつの間にか……持つとかぶれるというその花を、肩から落ちる髪と共に胸に抱え微笑んでいた。
「……そう遠くない春の来訪を今か今かと待ちわびてしまう、そんな効能もあるんですよ、九郎」
 案の定、薄紅の花は彼によく映えた。

2011/01/23/(Sun)23:23 
 色々と色々していた過程で萌えを文字で綴るという方法をすっかり忘れてしまってます。酷いほんとにひどい。
 そんな酷いながらに、年末に上げてた忘年会の反省会の話を、ほんの少し修正しました、と一応お知らせです。話の本筋はまったく変わってないし間違い探しレベルですが、おかしいところを直しました。具体的には九郎の台詞がちょっと変わってる。

 ここ最近は、文字じゃないアプローチで弁慶のことを考える作業を細々とやってるんですが、前にも同じこと言ってるかもだけど、やばいこれすごい恥ずかしい!
 今まで萌え!なことは話にしてみたり日記で騒いだりと、全面的に文字アウトプットだったのでますますかも。……いやでもたまにやっぱり自分の主張が見えすぎてて恥ずかしかったこともあったりもしたけど、それどころじゃなく、その、今作ってるものが、確かに綺麗めを目指してはいたんだけど、ゆるやか綺麗系が目標だったのに、随分ときらきら綺麗寄りになってきちゃって私の中で弁慶ってこんなんだったのか、って感じで、いや技術も基本知識もないからってせいもすこぶる大きいとは思うのだけど。うん。

 今さらにもほどがあるのだけど、時間の使い方がうまくなりたいな。今日だってもう文章直し終わってたファイルをコピペってアップロードするだけの作業に2時間だよマジなんでこうなった1時間前には華麗に布団に入ってるはずだったのに。その辺大得意そうな弁ヒノに弟子入りしたい。いやすみませんやっぱり無理ですすみません言ってみただけ!