undercords


2011/02/11/(Fri)17:12 
ひとことだけ!
おめでとうございます!!

2011/02/10/(Thu)06:59 
一年前の今頃あたりまでは、弁慶視点の話ばかり書いてて、九郎書けない九郎書かなきゃ九郎書きたいとよくしゃべっていたんですが、いつの間にか反転して九郎の話しか書けなくなってた…のでたまに思い立って弁慶を書いてみるんだけどなんかしっくりこない。書いてる内容のせいなのかなあ。

そういえば、この前友達に遙か5の体験版を見せてもらったよー!
以下ネタばれなんで色薄くしときます

全員見たわけじゃないんだけど(でもだいたい見た)、あれです、最初に全然興味がなかった人が俄然気になってきた!
特にサトウさん。公式サイト情報だけの段階では、この人だけはないこれは無理wwwとか思ってたのに、腹黒い英語喋るの知っても揺るがなかったのに、体験版で性格悪そうな顔を見たとたんに気になってきたなんで!? すっごくいい性悪顔だよね。あれかな、あの人がデレてくところが見たいんでしょうか。それにしてもすごいよね、今までもいろいろ腹黒キャラはいたけど、重複してないもんね。まだゲームやってないのに言うのもあれだけどすごいなあと思ってしまった。コーエーすごい。乙女ゲーすごい。
あとものすごく気になってきたのが白虎だった。というかふくちさんだった。ふくちさんも、元々最初の公式の説明が曖昧すぎて、単純にどういう人なのか気になってたけど、喋るの聞いたら案外可愛くて……っていうか可憐すぎて気になる。小松さんはもともと気になってる。でも弁慶みたいにもうちょい柔らかい人かと思ったけどすっごいきついね。ゲームやっててあの人と話してるとへこみそうな気がする。前にもそんな人いたな……勝真か。どのみち最終的にはちょっと優しくされるたびに褒めてもらった!!とか喜んでそうな気がするけど。なんかそれ騙されてる気がするぞ。小松さん、薙刀だけじゃなくて腕のところも若干弁慶とお揃いだよね(笑)あと小松さん案外年上でびっくりしました。天白虎だからもっと若いかと思ってた勝手に。
あと元々気にしてたっていえば地朱雀+中の人効果で沖田さん気になって気になって仕方ないんだけど、おきたさんは本当に可愛くて可愛すぎてストレートに可愛すぎて私このひととどうやってお付き合いしていけばいいんだろうって既にちょっと困ってる。取扱いに困ってる。かなり困ってる。(笑) チナミも可愛いし楽しいいい子だけど多分あの子の扱いにも困るんだと思われる。若者との接し方がわからない!でも沖田さんは気になるよ。ストレートに見た目とかエピソードが好みです!って訳じゃないからなんかごめんねとも思うのだけれど、でも中の人先行で気になる(すごく知ってる訳じゃないけど、ある原作つきの話の原作読んでた時はスルーだったのに、アニメで見た瞬間恋に落ちたってのは中の人効果だと思うの)って多分はじめてだからちょっとわくわくしてる。
余談だけど、体験版見せてくれた友達が薄桜鬼の沖田さんすごく大好きで喋ってて面倒なことこの上ないからゆきちゃんでもチナミでもいいから遙かの沖田さんにあだ名をつけてくれることを期待してる!
ところでゆきちゃんは天然ドSな感じになるのかなこれは
あと桐生(兄)さんは勝手に高校三年だと思っててそれなのにこの高スペックないでしょそれが許されるのは将臣くんだけだろwwって思ってたら大学生だったんだね。お兄さんごめんなさい。
都ちゃんの男前っぷりが歪みなさすぎてやっぱりどうしていいのかわかんない
外見は天海さん美しいです!!!だったんだけど思ったより喋り方が(正体は知らないけどとりあえず)白龍に近くてなんというか神聖なものを感じてしまって萌え!っていうより神!!って気分になってきているでも美しい!
あと一緒に雑誌も何冊か見せてもらったんですが、現代服がおかしかった……見せて貰った瞬間は、とにかく白虎が可笑しくて仕方なくて、青龍もまともに見せかけてなんか変じゃない…?くらいだったんだけど、だんだん朱雀もおかしいような気がしてきた。なんにせよ、誰を見ても、「確かにそういう路線でいいと思うんだけどなんか違くない??」って思ってしまうあたりに私すごくわくわくしてるよ。個人的に、こういうちょっとつっこみどころある外見のが安心するっていうか、隙があるっていうか、ネタにできていいじゃない!っていうか。だから4じゃなくて3なんだっていうか。3、最初見たときになんでこのゲームが人気なのか理解できぬとか思ったものだよ。

実際にやるのは、たぶん6月になると思います。やるって決めた。だってあまりにも楽しそう!


拍手、ありがとうございました!

あと私信だけど「俺の美しい剣」は言って欲しいけど欲しすぎるけどそれはさすがに無理だと思います先輩!笑

2011/02/09/(Wed) 
 弁慶が九郎を最初に見たのは夜の京だった。
 その時弁慶は比叡の僧兵たちと行動を共にしていたから、なにか話をしたわけでもなく、近づけたわけですらない。向こうも徒党を組んで似たようなことをしていたようだけど、だからといって、互いに別の目的があったのだろう、刃を交えることもしなかったので、本当にただ、すれ違っただけだった。
 それでも彼に気がついた……ことを、運命という言葉で捉える事ができればよかったのかもしれないけれど、残念ながら、ただ九郎が本質として目を引く存在であったといういうだけだった。
 その日は望を明日に控えた小望月の夜、天頂へさしかかった白い光は、闇のなかでも彼を明瞭に映し出していた。整った顔をしていた。表情は終始、眠いのか退屈なのか、不愉快そうであったけれど、不思議とその瞳は美しく見えた。一目で育ちのいい子供だと分かる何かがあった。
 なにより、結いあげた癖のある橙の髪が弁慶の印象に妙に残った。月光の下、揺れるそれはきらきらと、まるで松明かなにかのように輝き、彼の歩みを線として描いていた。
 次に彼に会ったのもやはり夜の京で、やはり似たような状況で、ただ、月はない三日月の夜だった。相変わらずに垣間見ただけ、と言っても過言ではない邂逅だった。
 それでもはっきりと、あああの時の子供がいる、と、弁慶は目で追ってしまった。それほどまでに鮮明な、橙の残光。



「なにがおかしい」
 声に顔をあげると、九郎が眉をつり上げ、縁側に腰下ろす弁慶を見ていた。両手で太刀を握ったままの姿勢で、不愉快だと言いたいのか、それとも不審だと言いたいのか、両方か。そんな彼にくすりと笑って弁慶は素直に返した。
「君と出会った頃を思い出していました」
「そんなに笑うようなことがあったか?」
「可笑しい事があったわけじゃないです、ただ懐かしいな、と思って」
 九郎は変わらないな、と、つい笑みをこぼしてしまった、というのが本当のところだったけれど、そう言ったら九郎はきっと、馬鹿にしてるのか!と怒り出しそうだな、と思って、弁慶は言葉を選んだのだけれど、
「……思い出し笑いは気持ち悪いぞ」
どっちにしろ、九郎の好む回答ではなかったようだった。それでも彼の瞳には、たしなめながらも微かに好奇心が垣間見える。
「気になりますか?」
「それは、俺の話と言われれば」
 言葉を濁しながらもはっきりと言う、その様子が愛らしくて、と言えば、九郎はますます怒るだろうけれど、彼に免じて弁慶は白状することにした。
「他愛もない話ですよ。ただ、君が好きだな、と思って」
 告げれば途端、これは予想通りに九郎は絶句して、顔を真っ赤にして声を荒げた。
「なっ、なっ、なんで、いきなりそういう話になるんだ!?」
「君と僕が出会った時の話といったら、そうなるでしょう?」
「意味がわからん!」
 髪を大きく揺らしながら九郎はそう言うけれど、弁慶からしたら、きちんと筋は通っているのだ。
 なぜなら、九郎と共に平泉に行くと言ったのは弁慶なのだから。確かに、九郎が平家に追いかけまわされていたところに偶然出会い、成り行きで匿い京の外に脱出までを共にした、という事情はあったものの、そのあとに九郎に同行する、したい、と半ば勝手について行ったのだ。どうしてそうしたのか、なんていう理由、当時は深く考えていなかったけれど、今からすれば明白だった。
 心を満たす思い出は、更に弁慶の笑みを深くさせる。けれど裏腹に、九郎はなおも、慌てふためいたまま、何を言ったらいいのか分からない風にせわしなく目を泳がせていた。大将として京に攻め入った時はあんなにも堂々としていたのに、弁慶の言葉ひとつでこんなにも落ち着きをなくすなんて。
「九郎、今日中に花を百断つのでしょう? このままでは日が暮れますよ」
「ん? ああ、そうだった!」
 助け船を出せば、やはり九郎はそれだけで武士の顔を取り戻し、静かに太刀を構えた。
 風にはらりと花弁が落ちる。九郎の橙が、衣の白がたなびく。言葉もなく、音もかすかに九郎の線が花と空を裂いてゆく。そのたびに彼の周りは小さく揺れる、落ちる花が動きを変える。
 けれど九郎はそれさえも見抜いていた、と言わんばかりに断ってゆく。一度動き出した彼はなかなかとまらない。くるりくるりと円を描きながら……ただそれは、望美のそれとは違い、けして舞と呼べるほどに美しいものではなかったけれど、弁慶はそれに魅入る。無駄のない太刀の動きに、なにより九郎と共に弧を描く、長い髪に。それはまるで、時代を切り開いていこうと願う、もがきながらも駆ける九郎の軌跡にも似て。
「綺麗だな」
 変わらないのは彼じゃなくて、弁慶の方だ、と、こんな時に強く思う。
 そう、昔からそれが好きだった。停止するということを知らぬそれに、きっと出会った時から目を奪われていた。鮮やかに弁慶の視界を染めてゆく橙。記憶を占める色。あの日から消えない残光。
 九郎が断ち続けている色とりどりの花のように、弁慶の心に色があるとするならば、きっとあの橙に違いなかった。



続かないです
残光って言ってみたかっただけの話

2011/02/09/(Wed)07:15 
ただいまですーばたばたと帰ってきました(3日前くらいに)
もともとは3泊4日DSと一緒にまったりツアーのはずだったんですが、最終的に0泊3日で帰ってきました。夜行ものには色々乗ってきたけど0泊でとんぼ帰りしてくるの初めてだった。テンションが吹っ切れてたせいかもしれないけど、案外いけるものだな……
当日は、私の訳と事情でメインの予定以外全部キャンセルしてしまったので、閑散とした旅になるはずだったのに、最後の最後で……お土産渡すために、メイン用事の後に幼馴染(私の事情をクリアできる前提条件を偶然持ってた)を呼び出しておいたんだけど、メイン用事の結婚式が長引くまくって遅れまくって東京駅を疾走する羽目になったという。なんか私東京に行くたびよく走ったり慌てたりしてるんだよな……なんでだろう。
特に、東京駅さんとどうお付き合いすればいいのかさっぱり分からないです。あの方苦手超苦手。駅の中自体は上野あたりよりはよほど明瞭だと思うのだけど、東京駅に乗り入れる作業が苦手。どこを使えば楽なんだ。
結婚式は楽しかったです。友達がいないので、はじめて教会での式とやらに行ったんですが、いきなり美声のお姉さんたちが歌い始めてびっくりしました。ああいうものなの!?すごかったです。かっこよかったー。挙句の果てに友達が入場した途端に感極まって泣いちゃったよ。涙腺弱いよ。はたから見たらあんた何者だよって感じだよ。私もさすがに初っ端から泣いたのは初めてだったよ。泣かないために必死で九弁の結婚式九弁の結婚式とか考えてたりしました。それはそれで別の意味で恥ずかしくなったりするから困るけど。なんにせよお幸せに!(みんなに)

ばたばたしてる間にがっつり時間とられちゃってますますピンチだよ。なにがピンチって水面下の作業、そろそろヒノエ分に取り掛かりたいんだけどイメージが浮かばない。いろいろ考えてはいるんだけどヒノエ!!って感じでかっちりはまらないよ。弁慶も全然弁慶じゃないけどヒノエよりはだいぶマシだ。割り切ってヒノエの歌聴きなおす時間とろう。