undercords


2010/03/26/(金)18:16 
基本適当にできてるので、あんまりこういうことないんですが、久しぶりに偏頭痛さんに襲われました
こんなにはっきり偏な頭痛なのはほんとに久しぶりです
九郎の辛さが分かったよ……
頭痛になったら九郎はきっと弁慶に癒してもらうと思うのですが、
私はそんな五条を考えて和んで癒されておく

こそこそやってる事が予想外のところで躓いて、かなりピンチです。私この作業3時間もあれば終わると思ったのに、昨日だか一昨日から、もう10時間近くかかってる
あと5時間くらいかかる気がする
人生常に時間的見積もりが甘いので、最近は多めにみるようにしてるんですが、あんまりにも予想外だったから焦ってる
間に合わなくて残念なことになったらごめん<私信

そんな感じなので、コメントとかいただいてるんですが、ごめんなさいお返事もう少し待ってください、もしかしたら4、5日かかってしまうかもなんですが、お返事とかはちゃんとお返ししたいので!嬉しかったので!!
拍手もありがとうございました〜!!



やっぱり4時間かかったけど作業も終わった!頭痛も治った!よかった!!
嘘のような本当の話ですが、この日記書いたら痛みが治まったんだよね
本当に五条効果かもしれない、と、思っておく

2010/03/25/(木) 
(遙か全く関係ないところで)恋愛小説について語られてみたりしつつ、
襲い受け弁慶いいよね!!って喋ってたりしつつ、
九郎って許嫁って言葉好きだよね、って考えてたら、なんか思いついたので、
九弁の適当に昔(鎌倉行くちょっと前くらい?)の話を書いてみたよ
日記にぺたっと貼ってもよかったんだけど、いわゆる事前?話でR15くらいなので、またリンクはっておきます。
  【ここから】 (更新ページには今はのせてないです)
うちのサイトのあちこちの話を焼きなおしたような感じの話です……自分で書いててとても既視感だったよ…
いつも大体弁九っぽいとか言いながら更新してるけど、これいよいよほんとに九郎が受けにしか見えないんだけど、九弁だよ

秋前までは、忙しくて大きく期間開けたりしたことはあったんだけど、基本的に7〜10日ペースで更新してて、
生活サイクルたいして変わってないのに、なんであの頃そんなに更新できてたんだろう??って不思議だったんですが、
今月、日記でとはいえ、そのペースで更新してるのに気がついて、ただ単に、ひとつの話にねちねち時間かけすぎなだけだと気がつきました
思いのほか、今裏でやってる作業が長くなりそうな感じになってきたので、また当分、力入れ過ぎずに話をかけたらいいなと思った一ヵ月でした。
……元々、なんでもいいから適当に更新するために作ったサイトだったのを思い出しました。じっくり書くのも楽しいは楽しいんですけど。達成感あるし。


拍手いつもありがとうございます!
しばらくこんな感じでしかも手元にもはやすぐ出るネタもないですが、楽しく読んでいただければ嬉しいです。

2010/03/25/(木)07:26 
作品的なものを作る話をしてるとすごく思うんだけどCっこさんてあの人ほんとに弁慶好きだよね
ほんっとに好きだよね
私も自分のサイト自分で見てると弁慶好きなんだね…って自分でも思うけど、あの人にはかなわないと思うんだよ多分
なにかがほとばしってるよね
弁慶よかったね!

2010/03/23/(火)22:02 
このふたつ下の記事で、駄目な九弁再びな小ネタ話を書いた時に、
拍手から「このままじゃ弁慶メタボ一直線ですね」って言っていただいてしまったんですが、
ほんっっとにそうですよね!!! ってすっごく頷いちゃいながらお返事考えてるうちに、
なんかネタになってしまったので、ざっくり仕上げですが書いてみました。
先月末からなんだかんだで、日記に小話書くの4回目なんですが、全部ネタ振ってもらって書いてる。ありがとうございます。
明日か明後日にもそんな感じでできた話を日記から繋ぎにくるとおもう、って書いておかないと放置しそうだから書いておく。

今回は比較的まともですが、ネオロマとして間違ってる気はします。
・九郎と弁慶が誰かのED後に現代で暮らしてる
・前回前々回とお菓子を激しく奪い合っていた
という前提押さえれば、過去を読んでなくても読めるかも。
前回はふたつ下の記事です。前々回はそこから飛んでください。すみません。


 常識がないということは恐ろしい。自分がどこまで何を分かっていないのか、全く見当つかないからだ。
 弁慶と九郎が望美たちの世界に住みつくようになって約一月半。今更ながらに、京にきたばかりの望美や譲がどれだけ苦労していたのか、身に刻まれるように知ってゆく。
 最初は良かった。なにもかも分からないことしかないから簡単だった。けれど、少しずつ、少しずつ慣れてゆくうちに、分かっている、と思っていたことが間違っていたり、新たに別の問題が現れたりして、そういう時にすごく困る。
 それこそ最初は望美や有川兄弟についてまわっていたせいで、いちいち彼らが丁寧に、すこし余計なことまで教えてくれたからよかった。勘違いしていても修正してくれた。
 でも最近は彼らには彼らの生活があるから頼るわけにはいかず、自分で知識を集める日々。もともとそういう事が好きで、なにより、この世界は便利だから情報集めは驚くほど簡単で……すっかりと弁慶はテレビと友達になっていたのだけれど。

 そのテレビ画面を見て、手に持っていたせんべいをぽろりと落とした。
『ケーキひと切れは、ご飯一杯ぶんに相当しますから、食べたいけど、食べ続けてると将来メタボになっちゃ〜う! そこで、今日ご紹介するのは、ご家庭で簡単に……』
 どーんと、テレビに映し出された光景に目が釘付けになる。見事にたるんだ腹の画像。昔なら気にもとめなかった、だけど……、
ぽむ、と、腹を押さえ、なでなでと感触を確かめる。
 弁慶はいよいよ青ざめた。


「ただいま、弁慶」
 夕方、将臣に紹介してもらったバイトを終え、九郎は足取り軽く家まで戻ってきた。
 弁慶に会えるのも勿論だったが、今日は彼が夕飯を作る番だったので、それも楽しみだったのだ。
 けれど、いつもならエプロン姿で『お帰りなさい』なんて出迎えてくれる姿がいなかった。かわりに、
「九郎、おかえりなさい」
と、どんよりとした顔で、テーブルに頬杖ついたまま、視線だけこちらに向けた彼がいた。
「どうした、具合でも悪いのか?」
 食卓にも何もない。今までこんなことは一切なかったので、九郎は心配した。すると弁慶は首をふる。
「いいえ、なんでもないですよ、ええ、なんでもないです」
「そうは見えん」
「……とりあえず、着替えたらどうですか?」
 心配そうにのぞき込んでも、憂鬱な瞳でこちらを見上げるだけだ。ぺたり、と額に手を当てる。
「熱はないですよ」
「だが熱い」
「君は外から来たところでしょう」
「ああ、そうか」
 不安は残るが、弁慶が頑なにそう言うので、とりあえず上着など脱いでから、ゆっくり話を聞こう、と、九郎は一度、隣の部屋へと姿を消した。
 ダイニングへ戻ると、さっきまではなかった食事が並んでいた。ただし、一人分。
「君の分ですよ」
「先に食べたのか? 珍しいな」
「いえ、僕の食事はこれです」
 言うが、目の前にはなみなみと水の注がれたグラスがひとつ。
「なにか、特殊な水なのか?」
「いいえ、そこの蛇口をひねって出てきた水です。便利ですよね、当たり前のように飲み水が永遠に出てくるんですよ」
「確かにすごいな……じゃなくて! なんでそれだけなんだ? やはり具合が悪いのか?」
「ふふふ……関係ないですよ、これはいわば、僕の罪の代償ですよ」
 ふう、と、再び、重く重く弁慶は溜息ついて、首をかしげる九郎を見上げた。
 そう。先週と先日と、調子に乗ってプリンだのケーキだの、食べまくった結果はあっさりと弁慶の体に現れていた。贅沢品だと思っていた糖が手頃な、むしろ格安な値段で買えるのが幸せで、譲の手作りは別格で、九郎の手によるものだったら、それはもう誰にも渡せないほどで、つい弁慶は、そして多分九郎も食べ過ぎた。
 だがケーキひときれで、まさか食事一回分に相当するとは思わなかったのだ。だから、既に蓄えてしまった分、しばらく食事を控えなければならない。確実にやらねばらない。やらなければあのテレビの映像のようになってしまうのだ。そんなことになるわけにはいかない!
「……よく分からない。もっと詳しく話せ」
 九郎は首を傾げ、食事と弁慶を交互に見た。けれど、弁慶は彼にそれを言うわけにはいかない。弁慶はおおよそ、望美や譲の前では素敵な大人を演じていて、九郎にそう振る舞うことはなかったけれど、やっぱり『弁慶は頼りになるな!』と眩い笑顔で褒められる設定だけは手放すわけにはいかない。ゆえに、知らずに糖をとりまくっていたなど、知られるわけにはいかない!
「修行みたいなものですよ、ふふ、懐かしいですね」
 だから適当に誤魔化すことにすると、九郎は勝手に何かを察して、
「そうなのか」
すんなり納得して、目の前の食事に目を落とした。
「とはいえ、ひとりで食べるのは気が引ける。半分食わないか?」
「結構です。九郎は気にしないでください、これは僕の咎ですから」
 けれど、九郎はその言葉にはきっぱりと首を横に振った。
「……俺も食わん」
「折角作ったのに、僕の作ったものを、食べたくないと?」
「だがお前を見捨てられるか!! 何の修行が知らないが、お前が水しか飲まぬというなら、俺もそうする。この食事は、れいとうこ、に入れておけば、どうにかなるのだろう?」
 なんでも凍らせておけばあとでチンして食べられますよ。そういえば、望美がそんなことを言っていた。でも、
「九郎……本当に、いいのですか? 君がやる必要は全くないのですよ?」
「かまわん。お前と一緒なら、どんな明日でも構わない!」
真顔で言われて、胸が鳴った。反論の言葉が消え失せた。
「……君はそこまで、僕の事を」
「当然だろう。俺とお前は一蓮托生だ」
「九郎!」
「弁慶!!」
 がし、と二人は固い抱擁を交わす。
 その隣では、ほかほかと、おいしそうなうどんが湯気をたてていた。



 一週間後、望美がなんでもなく有川家を訪れると、譲が困っていた。
「こんにちは、お邪魔しまーす! あれ、譲くんどうしたの、難しい顔して」
「ああ、先輩、いえ、今日はクッキーを焼いたので、九郎さんたちにおすそわけしようと思ったんですが、電話に出なくて」
「いないのかな、どうしたんだろう」
 首をかしげながら、望美はちらりとキッチンを見る。九郎に渡す分だろうか、小さな包みがひとつ。その向こうには、まだ湯気を立てている分と、オーブンに入ってる分と、十分にある。
「よし」
「先輩?」
 謎の行動に、譲は首を傾げたが、後ろから飛んできた声が正体を暴いた。
「お前、今、自分の分がちゃんとしっかり九郎たちのよりたくさん残ってるの、確認したろ」
「あ、おはよう将臣くん」
「流すな流すな」
 そこにはどうみても今起きたばかりで顔洗ったところです、といった風の将臣。
「先輩が来てるんだから、もう少しちゃんとしろよ、兄さん」
「今更だろそんなの」
「確かにね」
「先輩は兄さんに甘すぎです」
 ぴしゃりといわれれば、将臣は肩をすくめ苦笑いだが。勿論そんなことで反省するつもりはなく、聞こえてきていた話題に便乗した。
「で、なんだって、九郎が電話に出ないって?」
「そうなんだ。兄さんなにか知らないか?昨日もバイト先で会ったんだろ?」
「ん? そうだな、もしかしたら倒れてるかもしれないな」
「えっ!!!」
 突然の言葉に望美と譲は一斉に将臣に食らいつく。
「なんで、なにかあったの九郎さん」
「いや、俺にもよく分かんねえんだけど、あいつ、なんか今絶食中みたいで」
「絶食?」
「水しか飲んでないって言ってたな」
「なんでそんなことを」
「だから、知らねえよ。修行とかどうのって言ってたから、ああ俺が口出しすることでもねえのかな、って思ったど…考えてみれば、あいつがそんな修行をリズ先生に習ってきたはずないよな。妹弟子のお前がそれに耐えられるはずねえもん」
「そうだよ! もう、将臣くん肝心な時に鈍すぎるよ」
 だって九郎のことなんて結構どうでもいいし、口挟むと保護者がうるさいし。というのが将臣の立場からすれば本音だったが、望美と譲はそうではないらしい。
「行こう!譲くん!」
「先輩!! もう、仕方ない人だな、待ってください、俺も行きます」
 クッキーの袋を掴むと、望美は勢いよく走っていってしまって、譲もそれを追いかけた。
 後に残った将臣は、ちらり、と台所を見る。
「よしよし、望美が帰ってくる前に、こっちは俺がいただくか」
 そしてまだ熱いクッキーを手にとり、一人、にやりと笑った。


 望美たちが九郎の家に向かうと、案の定、そこでは腹が減りすぎて地に伏す瀕死の九郎と弁慶がいた。
「九郎さん、弁慶さん!」
「ああ、望美さん……」
「望美、なにかいいにおいがするんだが」
「クッキー焼いてきましたよ」
「いえ、それを、僕は、いただくわけには…。」
 この期に及んで頑なに拒む弁慶を、望美はひょいと掴む。
「いいから、食べる!」
 そして強引に、二人の口にほいほいと放りこんでいった。

 そのおかげで弁慶も九郎も、一命を取り留めたが、代わりにこんこんと望美と譲の二人から説教されることとなった。特に譲には、「薬師である弁慶さんがこんなことするなんて……」と、結構本気で軽蔑されて、九郎にも「そんなバカな理由だったのか!」なんて言われて、弁慶の矜持はいよいよずたぼろになったけれど、その甲斐あって、その後、二人はきちんとした食生活を送る事になる。

 けれど、常識がない、ということは、時として恐ろしい。
「弁慶!! この前凍らせておいたうどんをチンしたら、なにやら食えぬものになったぞ」
「酷い、九郎、僕が作ったものを疑うなんて……って、これはひどい」
 知らないことは未だ山積みで、どこまで何を知らないのか、なんてことも当然、分からぬ九郎と弁慶が、なんでもなくこの世界で暮らせるようになるには、まだまだ時間がかかるだろう。
 とはいえ、戦乱の時代の武家の御曹司と軍師で薬師な二人が、この平穏であたたかな世界を飽きずに暮らすのだ、これくらいの障害ならば、きっとあったくらいで丁度いい。

 と、思いこむことにした。







改めてお返事です、20日の夕方の方
 上でも書きましたが、勝手に文章化してしまって、その上それでお返事がわりに、なんてずれた方向に調子に乗ってしまってすみません。しかも結局駄目な大人だし! せめて楽しく読んでいただければ幸いです。
 ところでいただいたコメントで、弁慶さんについては心配されてらしたのに、九郎に関しては言及されてないところに、九郎なら自分をコントロールできるに違いないと確信してらっしゃるんだろうな、という、九郎に対する愛と信頼を感じました(笑) でも実際その通りだと思います。改めまして、どんどん妄想広がっちゃうような素敵コメント、ありがとうございました!


拍手もたくさんありがとうございました〜!