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サモ2夢 虫食いチックに?話『おかえりなさい』

かきたいほーだいい。



イオスの勾玉を直すために見つけだした召喚獣が、こんな形で役に立つとは思わなかった。
ユウナはレイムの傍らに寄り添い、切り落とされた腕と肩の傷口を重ねる。
天使を召喚しての『回復』では、レイムは癒せない。
レイムの体は、元から『生きて』はいなかったのだから。
けれど、『修復』はできる。
死者の体を、整えるぐらいは。

「……ユウナさん、お気づかいなく」

「気にしますっ!」

銀の瞳に召喚術をやんわりと断られ、ユウナは眉を寄せる。
デグレアにいた頃の自分であれば、どんな状況であってもレイムの申し出を受け入れることしかできなかったが。
今のユウナは違う。
嫌なことは、嫌だと言えるし、自分がやりたいと思った事は、例えレイムに逆らってでも、貫く事ができる。
そして今、ユウナが一番やりたいことは――――――

「レイムさんは死んじゃダメなんです。
 マグナさんの側にいてくれなきゃ、ダメなんです」

血の流れぬ傷口を押さえ付けながら、ユウナは必死に呼び掛ける。
血の通わぬ体と、色のない瞳に。
例え、その正体が悪魔であれ、なんであれ、マグナにとっては掛け替えのない存在なのだから。

「……馬鹿な娘ですね、本当に」

切り落とされていない方の腕を伸ばし、レイムはユウナの髪を梳く。
いつか見せた、マグナを見守る時と同じ、慈愛にみちた瞳で。

「……マグナが、あなたを呼び出した時につかったサモナイト石は、持っていますか?」

「……右の、ポケットに」

レイムの意図が汲み取れないながらも、ユウナは正直に答える。
レイムの傷口を押さえているため、自分でポケットから出すことはできなかったが。
身動きの取れないユウナの変わりに、レイムがスカートのポケットを漁り、赤いサモナイト石を取り出した。

「……レイムさん? 何を、するつもりですか?」

まさか、この後におよんでまだ戦おうというのか。
そうも思ったが、柔和なレイムのまなざしに、すぐにそれが間違いであることは判った。

「あなたは、『おかえり』なさい」

「え?」

写真集はただのおまけです!

Triumph ~第二次領土拡大遠征の軌跡~(DVD付)

問題なのは、その写真集ではなく。
付属のDVDにあの日の『恋人を撃ち落した日』が収録されているか、どうか。
これだけっす。
誰か、買った人いたら教えてください。

あれは、聞かなきゃハドソン。

アレが入っているなら、全力でアマゾンでレッツ購入。

にゃー、にゃーにゃーっ!(←あの日の萌えが再加熱)

妄想散文 うたわれるもの虫食い夢『忘れ形見』

ヤマユラ襲撃、テオルの死のすぐ後ぐらい。




(――――――苦しい……)

胸を締め付ける重圧。
身を包むのは、水分を含んだ冷たい土。
鼻腔に届くものは、水とヒトが灰に変わる匂い。

(ダメ――――――)

胸元で身じろぐ存在を押さえつけ、NoNameは息を潜める……とはいえ、襲撃者から身を隠すためにとった方法が方法なため、身じろぐことは不可能と言った方が正しい。
それにしても――――――

(息、できない……)

苦しい。
冷たい。
寒い。
熱い。

自分達の身に、いったい何が起こったのかはわからない。
ただ、何もせずにいれば、確実に死が待っていることだけはわかった。
だからこそ、NoNameはなけなしの知恵を絞り、戦うのではなく、逃げることを選んだ。
戦うことを選んだ大人たちに、未来を担う子供達を託されて。

(……苦しい。それに)

 重い――――――と、そこでようやくNoNameは眉を寄せる。

(重い?)

なぜ、重いのか。
重いはずはない。
いや、周りを土に囲まれた状況なので、重いのかもしれないが。
それにしても、重いよりも息苦しい方が強いはずだ。
襲撃者から逃れるため、自分は託された赤ん坊を胸に抱き、土の中に潜って――――――

と、そこまで思いだし、NoNameは再び眉を寄せる。
胸に、赤ん坊の重さはない。
が、代わりのように――――――腹部に重みがある。
ただし、こちらはとても赤ん坊の重さとは思えない。
この腹部の重さが、息苦しさの原因だ。
では、一体何が自分のお腹に乗っているのか。






ゆっくりと目を開き、NoNameは腹部へと視線を落とす。
正確にいうのなら、『視線を移動させる』だろうか。
今のNoNameに、視線を『落とす』ことはできない。
なぜならば、NoNameの置かれている状況は意識を失う前とは打って変わっており、質素な作りの寝台の上へと寝かされていた。自分の体が寝ているのだから、『落とす』べき視線は『移動した』だけになる。

「――――――……ア、アルルゥ?」

ぴくりっ――――――と、NoNameの腹部でアルルゥの耳が震えた。
何故アルルゥの頭がが自分のお腹の上にあるのか。
それが解らず、NoNameがアルルゥの頭を見つめていると、アルルゥはゆっくりと顔を上げた。

「ねーちゃ……NoNameお姉ちゃん、起きた」

「ど、したの? 何、泣いて……」

瞳にいっぱいの涙を浮かべ、自分の顔を覗き込んでくるアルルゥに、NoNameは眉を寄せながら身体を起す。腹部の重みが、アルルゥの重みであったことはわかったが、一つ気になることがある。
アルルゥの前に、自分が抱いていた赤ん坊は――――――

「……赤ちゃん……。
 アルルゥ、わたしが抱いていた赤ちゃん知らない!?
 預かったの。安全になるまで預かってって、ソポク姉さんから……」




意外に長くなったな。
そのわりに、描こうと思った部分はまったくかけてない。
書こうと思ったトコ?
NoNameの身のおき方設定(笑)
当然のごとく、ベナウィお相手。

web拍手に返信しますの

2/9
■空夜さん うたわれるものベナウィ夢おもしろかったです!
……クーヤと読めばよいのかしら(笑)
さりげなく、1本だけあるベナ夢へのコメント、ありがとうございます。
ところで、わたくしベナウィはむっつりすけべに違いないと思っておりますが、どこかにむっつりなベナウィの裏夢はないでしょうか? って、聞いてどうする(笑)


……今日は、なんでもかんでも、テンションおかしいです。

ネコが隣で寝ている。可愛いだなんて、思ってないんだからね

1000のだいすき。
ちんたら答えていたら1000なんて終わらないよプロジェクト(おい)

■0046【チップスター のりしお】
美味い。
でも、うすしおならカルビーが好き。

■0047【タルトのお皿部分】
あの、タルト生地のこと?
ぱりっとした、クッキーみたいな。
大好き。
今日買ってきたいちごのタルト、期待していなかっただけに(待て)美味い。



■うっしゃー
――――――あれ?
30分前までは、妙にブルーで、急にやる気でて、パソコン立ち上げて、さあ、文字を打とう! としたら、またやる気が失せて、ブルー入ってきた。
なんだ、この激しすぎる浮き沈み。
まあ、いいか。
書きたいときに描く。
描きたくない時には描かない。
そんなものです。

■寒い
寒い。
腕がかじかんで、文字打てない。
ってか、さあ、描こう。ってコタツから腕だすと、腕が寒さに凍えて、文字うてない。
ガッデム。
寒くてムカツク。

■どこかに……
良い、ピオニー夢ないかなぁ。
なんか、陛下にもえたら、元気出る気がする。
それが陛下効果。
どっかにないかな。
へーか、へーか。
人として無理のない設定で。
あと、皇帝陛下と絡めるのに無理のない性格・行動の夢主で。

■web拍手に
発掘したサモ夢ネタ4本ぐらい。
昔、エイプリールフールにネタにしたらしいです。