1頁<2頁<3頁<4頁<5頁<6頁<7頁<■ あとがき〜『カレーライスの女』篇〜 初出は大学の創作演習の授業だったのですが、同人で発表したりゼミの発表に使い回したりで何度も改稿を重ねてるので省略(そんなんばっかだな、自分)。 今読み返すと、ベタすぎる言い回しの多用と古すぎる時事ネタが気になりますが、あえてそのままに。あまり加筆修正はせず、壷ポエム風に改行だけ増やしてみました。 ■■■に入る言葉はモスラではありません。 まあ、なんというか、そういうことです。 初期稿ではもっとぼかしていましたが、合評の際に「かなりぼかしてあるので、読者をミス・リードさせて最後にどんでん返し、という趣向かと思いながら読み進めたら、何もなく終わって興醒めした」という意見をいただいたので、だいぶ書き直してわかりやすくしました。 「ミス・リードさせて最後にどんでん返し」は私の大好きな手法なのですが、今作品にはそういう意図はないので。 初期稿では友人は標準語で一言喋るだけの名無しキャラでした。 情景描写を追加していく中で、自宅でのシーンをもう少し膨らませようということになり、特撮と料理をこよなく愛する関西弁巨乳っ娘・ケーちゃんが誕生。このキャラは動かしやすくてとても気に入っています。 6頁のインド人云々の話は、西原理恵子先生のエッセイ漫画ネタ。 タケルはサブカル系漫画が好きだったようです。 この話はタイトルも二転三転しています。 1.『アナタの部屋で一人で夕飯を食べる』 直球です。略して「アナベル」。 2.『最後の晩餐』 ゼミで発表する際に変更。今思うと、同じ直球でもアナベルの方がマシじゃね? 3.『カレーライスの女』 02年に変更。あのタイトルを見た瞬間、「これだ!」と。曲もイメージピッタリ。 歌の方の主人公は東京に出てきた女性ですが、悠ちゃんは大学進学のために関東から大阪に来ています。そして、同じような境遇のタケルに口説かれ、あんなことに。 1頁<2頁<3頁<4頁<5頁<6頁<7頁<■ |