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  名前/李小三 37歳 蜀農民 ♂


 近所の酒屋の遣いで来やした。

 え〜、張飛将軍、馬超将軍。
 遠征の際にウチの村の酒屋で
 呑んでった分の酒代が
 未払いになっておりやす。

 早急に払って欲しいとのことでさぁ。

 あと馬超将軍。
 店での歌い女へのボディタッチは
 禁止されておりやす。
 あんまりぺたぺた触ると、
 丞相へ通達することになってますんで、
 そのつもりで。

 では。


 …………………………………………。
 君という男は…………………………………。
馬超:おぉ。そういえば忘れていたな、ツケのこと。
姜維:そっちじゃないと思いますよ〜?
趙雲:殿の目の届かないところでむやみに破廉恥な行為をするんじゃない。
蜀将全体の評判に関わる。
馬超:なんの話だよ?
姜維:あはは、相変わらずちゃんと読んでないんですね。
ボディタッチのあたりじゃないですか?
馬超:何を言う!踊り子に手を触れてはいけないことくらい、俺だって知ってるぞ。
趙雲:言い逃れをする気か。じゃあ、この投書は一体なんだ!?
馬超:馬鹿言うな!この俺が嘘などつくものか!俺はただ親切心で、だな…。
趙雲:どういうことだ?
馬超:なんという事もない。
やけに腹まわりの空いた服を着ている女がいたから、女子は腰を冷やすべきではないと説教したあげく、 腹巻を巻いてやったら、みぞおちに一撃喰らわされた。
おそらくその時のことだろう。
姜維:ハハッ、そんな事だろうと思いましたよ。
まさに小さな親切大きなお世話ってやつですね。




  S瑜/25歳 大都督 ♂


 す..すまぬ。願いがあるのだが。
 最近吐血が多くてな...
 そちらの軍師殿に
 薬を作ってもらいたいのだ。  

 槍族の皆から申し付けてくれぬか??

 お願いだ...ゴファッ...ゲホッ

 ぅぐ...なるべく早く...な...



 …ええと、うちの軍師って、ひょっとして丞相のことじゃないですよね?
 丞相だけはやめておいたほうがいいですよ。ええ。
馬超:なんでだよ。死にかけてるじゃないか。助けてやれよ。
趙雲:あー・・そうですね。頼むならホウ統殿がよろしいかと。
馬超:
姜維:とりあえず、ホウ統殿にお頼みしておきますよ。お任せください。




  司馬懿/?歳 
      知略溢るる魏の軍師 ♂


 蜀にこんなモノがあったとはな…

 早速、
 魏でも取り組ませて頂くとしよう

 それから、変態軍師に
 これを渡しておいて欲しい

 まぁ…中身は見ない方が良いだろう

 特にお前らは




 まぁ、なんだ。そこはかとなく偉そうな匂いのする投書であるな。
姜維:そりゃそうですよ。だって、『五丈原罵られマスター』のあの人ですよ?
趙雲:新作では挑発することができないんですよね。実に残念です。
馬超:趙雲…貴公…。
姜維:そういえば、何か添えてありましたよね。(ごそごそ)
馬超:おいおい。勝手に開けたりして怒られないのか?
姜維:何を仰います!危険物だったらどうするんですか!?
丞相に渡る品は、まず、このわたしが責任を持って確認をせねばなりません!
趙雲:その割には、なんだかわくわくしてるように見えるが…。
姜維:It's Opeeeeen〜!!
趙雲:………………………。
姜維:………………………。
馬超:………………………。
姜維:…なんだぁ、ナース服か。【姜維はがっかりした!】
趙雲:な、ななな、”なんだぁ”って、おまえ…コレ…?
馬超:充分びっくりだぞ。何に使うんだ、こんなもの。
姜維: ん〜。 これだけじゃ何なので、アレとかソレとかも入れて置くとしましょう。
趙雲:し、司馬懿殿の人格が疑われるぞ…?
姜維:これでよし、と。
さて、司馬懿殿、贈り物確かに承りました!さっそく丞相に届けて参りまーす♪
馬超:誰か止めろ…。




 シィアン/18歳
      人生のチャレンジャー ♀


 はじめましてこんにちわ、
 シィアンと申します。
 この度、姜維さんについての
 疑問を持ち込ませていただきました。

 演義では姜維さんには
 妻子がいないみたいに
 書かれていますが、
 実際は妻子が居て、
 蜀に下る際には魏に置いてきた説と
 一緒に連れて行った説等が
 あるようです。

 私のマブ友は、この事実に
 大変ショックを受けています。

 これが本当なら、
 どうか姜維さん、
 あなたの口からお聞かせください。

 では少々長くなりましたが、
 ここで失礼させていただきます。

 良い答えをお待ちしてます。


 ……………………。
 ふふふっ
馬超:気味の悪い笑い方をするなよ…。
趙雲:しかし、何度読み返しても、おまえの列伝は戦の記述ばかりが目立つな、姜維?
馬超:本当だ。
妻子どころか、師であるはずの諸葛亮に絡む内容も、あまり見当たらないな。
姜維:ですが、妻も子供もちゃんとおりましたよ?
馬超:そのようだな。お前が死んだのち妻子も同じ道を辿ったようだが……。
おそらく最期の時まで平襄にいたのだろう…。
その後のお前とお前の母君とのやり取りから見るに「魏に妻子を置いてきた」という説の可能性はないのではないだろうか。連れて行ったか、蜀に来てから娶ったものか、どちらかだろうな。
趙雲:『新唐書』の天水姜氏の系図によれば、
”(姜維の)子孫であり、後魏のエン州刺史・天水郡公だった姜明は代々上ケイに住んだ”とある。姜明という人物は姜維の子孫だが、直系ではなく、天水に残留した一族の生き残りだそうだ。
馬超:蜀に降ったときの年齢は27歳だったというから、その当時は未婚だった可能性もあるのではないか?
姜維:秘密です。
しかしマブ友どのは、おそらく私の母の話と混同してしまったのでしょうね。




 司馬懿/?歳
      知略溢るる魏の軍師 ♂


 …前回に続いて書を出すが、
 まず初めに
 おまえら諸葛亮に何を渡した!!?

 ん、まぁアレだ…
 あれから文が届いてな、その内容が…
 まぁ良い、記しておくから
 私の為に聞いてくるが良い!



 Dear.司馬仲達

 お元気ですか?
 まぁ、いつもミているので
 アナタの健康状態は御存知ですが、ね

 ふふふ、それはまず置いといて…
 この贈り物はとても嬉しいですよ

 いつか、ぃぇ、今からでも
 貴方の元までお伺いしに行きますので
 準備の方宜しく御願いしますよ、
 司馬懿殿(KissMark


 ……………どうすんだ、コレ?
姜維:結果オーライという感じですかね。
趙雲:あー。あー。あー。もう、グダグダだな…。
馬超:丞相は出かけてしまったのだろうか?
姜維:司馬懿殿の身に何が起きるのか。楽しみですねぇ。ふふっ
馬超:だからその笑いはやめれ。怖いから。




 誰かの妹/秘密vv
     護衛兵・近衛隊1番手 ♀


 最近、女官の人達が

 「貴女みたいな
 if三国志オリキャラが
 どうして無双に登場してるのよ」

 とか

 「そもそも
 あの人の妻になるなんて許せない!」

 って言ってくるんです。
 反論もできないし、
 かといって大好きな夫や
 兄様・従兄にこんなことを話して
 心配かけたくないし…
 故郷の西涼にいた
 幸せな日々に帰りたいです。
 どうすればいいでしょうか?


 …雲録か?
馬超:すまん。俺この作品はよく知らんのだ。
姜維:冷たいですねぇ。ご自分の妹御のことでしょう?
馬超:そうは言ってもだな…。 うーむ…まぁ近衛兵には卑弥呼だの、おいおい無理だろ!ってレベルの太守の奥方だの出てることだし、俺の妹などかわいい方なんじゃないか?
姜維:そうですね。蔡夫人に守られる劉備殿とか、気の毒でなりませんよ。
馬超:笑ってるぞ、顔。
姜維:思い切って妹御を連れて里帰りでもしてみてはいかがですか?
馬超:そんなに簡単に帰れる故郷ならば苦労はない。



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