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小ネタ:さゆりほ

何か一杯更新したついでに。生ガキとか鞘石はぶっちゃけ2年前にほぼ書いてたやつなのでネタが古いですorz

じゃあ何か新しいやつ・・・と思いまして、
先月分ですが狼に投稿したやつ少し置いておきますね。
狼のCPスレなんて行かない人も居るでしょうからw
今回はさゆりほです。さほど長くないからtextには入れないつもりなんでまあお暇な方は見てって下さいませ。

さゆりほ:その1

「お疲れ様でしたー、また宜しくお願いします」
出演者の方々やスタッフさん達と挨拶や打ち合わせを交わして、
今日の仕事が終わってようやく帰りの車に乗った頃には日付がもう少しで変わる所だった。

メンバー無しで1人だけのお仕事ってのは今迄沢山やってきたものの、 さゆみが音楽番組の司会の1人を任されるだなんて…
11年前の私には考えられないよね(笑)なんて思いながら
「…やっぱりちょっと寂しいのかなぁー」
なんて独り言を言ってしまう。
桃子ちゃんがどうのって訳じゃないんだけど番組内でBerryz工房の皆と会ったから余計人恋しい。
舞台をやってるこの時期は、妹のように可愛がっているメンバーと中々会えないというのも寂しい理由の一つだった。

今日はさゆみが忙しくて何もしてあげられなかったな……
まあ皆最近驚くほどしっかりしてきたし和田ちゃんもフクちゃんも居るし大丈夫、って思ってはいたけど。
実際、収録前は写真撮影だったし収録中には当然楽屋に戻ってる暇なんて無かった。

「明日もあるし、もう寝てるかなー」
せめておやすみを伝える位ならと車に揺られながら鞄からスマホを取りだした。
ブログの更新もしないといけないし、…よし、履歴のチェックだけ先にしてしまおう。
「うわぁー、凄い数…」
まあ殆ど番組配信を見ながら実況と感想会をしてくれる愛しいお姉ちゃんと絵里なんだろうなぁと
微笑ましく思いながらも素早く履歴を一つ一つチェックしていく。

「…ん?」
履歴をなぞっていた指が止まった。
丁度さゆみの番組が終わったあたりの時刻だ。分かった瞬間確認せずには居られなかった。

『道重さん、司会のお仕事お疲れ様でした!
 今日はお帰りが遅いと思いますが、ちゃんと休んで下さいね♪( ´θ`)ノ』

今日は3公演だったから、あの子だってちょっと前に公演が終わった時間。
千秋楽前に他人の心配してる場合じゃないはずなのに。
「やられた…」
今日一日緊張と刺激的なパフォーマンスの連続にドキドキしっぱなしだったけど、 まさか一日の終わりに一番心を鷲掴みにされるなんて。

マネージャーさんにキモいですよって言われる程ニヤけ顔が抑えられなかったけど、良いの。幸せなんだもん。
さゆみをいつもキュンってさせてくれる大好きな人におやすみなさいのラブレターを出した。


つづかない


その2
※↓【】内のは違う方の文ですがここで力尽きたと言うので続きを書きました。無いと意味が通らないので載せてます。ご了承ください

【あまりにも出来すぎている。里保はトントン拍子に進む状況を理解しきれずにいた。憧れの先輩に押し倒されているような今、そんなぼんやりとした事を言っている状況ではないのかもしれないが。
暗い部屋では覆いかぶさっている道重さんの表情はわからなかった。ただ顔の横に伸ばされている細い腕が小さく震えていたから怖くはなかった。どういう流れでここに行き着いてしまったのか、なんて大した問題じゃない。
二人の間に積もった感情が卒業という切欠を前に理性を押し切ってしまった。それだけの話だと思う。

覆いかぶさってきたのは道重さんからだというのに一向に動く気配は無かった。未だ小刻みに震える手にそっと自分の手を重ねる。
「好きですよ」
多分、あなたが思っているよりずっと。
発した言葉を合図にぎこちなく動き始める道重さん。あまりにもおっかなびっくり触るものだから擽ったくて愛しくて笑みがこぼれた。
暫く戯れるように滑る指に身を任せてみたが何だか物足りない。暗闇に慣れてきた目が移す必死な道重さんは可愛いのだけど。やられっぱなしは趣味じゃない。
緩んだ服の隙間に手を潜り込ませたら大げさなくらいに道重さんが跳ねた。
「ちょ、ちょっと鞘師。何考えて」
「私も触りたいです」
反論は聞こえないふり。指先に当たる肌は吸い付くみたいに柔らかくて温かい。私が動くのに合わせて震える身体、漏れる吐息、全てが愛おしかった。
いつの間にか道重さんが私に触れる手は止まっていて、私の手は小ぶりながらも形の良い胸にたどり着いていた。 】


「道重さん……」
「っ!……待って、鞘師」
そう言うと私の手は道重さんの手に包みこまれた
一瞬意味が分からなくて、自分の手を握りしめる道重さんの手とさっきの言葉を二三回胸の内で反芻してからようやく理解した。
しまった。
頭が痺れてくる。鼓動が一気に跳ね上がって、耳元でやかましく騒ぎ立てる。
しまった。道重さんが受け入れてくれたのだと思ったのは自分だけで、やりすぎてしまったのか。
「……、待って鞘師。あの……うまく言えるか分からないけど…ちゃんと聞いて」
優しく握られた手に拒絶は感じなかったが、動揺してしまった私は道重さんの言葉を聞こうと思った。

「私、こんな状況で、おかしいかもしれないけれど。……私ね、もっと、鞘師と仲良くなりたかっただけなの。
最後に冗談っぽく2人でふざけて、抱きしめて、仲の良い先輩と後輩になろうって。さっきまでそれで終わりにしようと思ったの」
「……へ?」

「ふふ。おかしいでしょ? こんな大人が、鞘師みたいに年の離れた後輩と仲良くなりたいなんて。でもね、やっぱり無理。その理由は、きっと鞘師と一緒」
「同じ……?」
「だって、私まだ鞘師に何も言ってないもの…いつもみたいな冗談じゃなく」
「…道重さん」
目の前の人が好き過ぎて、もう直ぐに迫った卒業という現実が切なすぎて、お互い泣きそうな顔をしていた。

「鞘師みたいに、まっすぐ言うのは得意じゃないけど……これじゃ、だめかしら?」
また衣擦れ。暗闇に射す僅かな光に慣れてきた目は、確かに道重さんの照れたような上目遣いを捉えた。
今迄緊張気味に覆い被さっていた道重さんがすぐ横で微笑みながらそっと囁いた。

「―――きて、りほりほ…」

私に迷う理由なんてなかった。
温かい。
道重さんの腕と道重さんの匂いのする布団に包まれて、私はまた心臓が暴れだすのを感じていた。
少しずつ腰に手を回すと、道重さんが少しだけ、んっ、と息を吐く。その声に背中を一気に熱が駆け上がった。顔が熱くなる。
抱き合う形になって、しばらくそのままでいた。
「道重さん。―――好きです。大好きです。ごめんなさい」
「私も、……好き。大好き。だから、ごめんなさいなんて言わないで」

「……道重さん」
「さっきは、怖くなったの…ずっと押し込めてたのに。鞘師の気持ちに甘えてこのまま自分の気持ちを伝えてしまって良いのかなって…」
最後の、甘えるような一言に、胸が締め付けられた。首の辺りまで鼓動が打ち付けてくるのがわかる。
道重さんの胸元に耳を当てると、同じように早い鼓動がうっすらと聞こえてきた。道重さんが身をよじる。
「道重さん……」
首を伸ばして、唇に自分の唇を寄せた。吐息を感じる。
ゼロ距離。
道重さんと触れるだけの口付けを繰り返す。時折洩れる熱っぽい吐息と動く身体に促され止められなかった。
上唇と下唇の絶妙なプルンっとした感触をもっと味わいたくなって、気が付くと交互に挟んだり舐めたりしていた。
「…っちゅ…ん……ほ…りほ…っ」

そのまま、自然と道重さんの腰から服の中に手を―――
「ふっ……ん!? んん~!」
と、そこで道重さんが「そういう声」にしては余りにも必死な声を上げたので、驚いて手を引いて唇を離すと、息を乱しながらあわててこう言った。
「り、りほりほ、キスはまだしも私たちまだそういうことは、は、早い気がするんだけど……!」
「えぇ!?だって きてっててっきりこういうことかと思って……!」
「それに、私、年上でもそういうこと詳しくなくって………」
「そんなのウチも、ですけど……」

突然がらりと変わってしまった空気に、思わず笑いをこらえられなくなり、私は吹き出した。
おでこを付き合わせて、二人でくすくすと笑った。そういえば二人で写真撮る時っていつもこんな感じだった。
ああ、幸せって、こんなことなんだろうな。そう考えていると、道重さんは恥ずかしそうに切り出した。
「……でも、鞘師は……したい?」

そんな風に熱っぽく潤んだ目で見られたら、誘ってるようにしか見えない私はどうにかなってしまいそうで。
「……はい。その、多分、下手だと思いますけど……道重さんに触りたいです」
「……私も」
答えは、深くなったキス一回で十分だった。

ここまで書いたけどつづかない。
そのうち解禁はちゃんと書きますわ。うん。
ゲームは・・・ページ改行&効果入れ作業中です。分岐多くて同じ文章が一杯ある為ちょっと飽きてきて(待て)進まなーいw
ってなったので息抜きに本家の更新作業しました。

从*・ 。.・)<もっと早くやれば良いのに・・・・

ごもっとも。まあ何か一杯更新しとくから良いじゃない!

川* ^_〉^)<まあまぁ楽しかったから良いじゃない

ん?ネタが古いって?気にしないで下さいw