記事一覧

吉例顔見世大歌舞伎 昼の部

『仮名手本忠臣蔵』の通しでした。

大序
口上人形と荘重な幕開き、竹本の語りで命を吹き込まれる役者、と言った様式美がすごく面白くて圧倒されました。チョン・チョンと言う鳴物に合わせて1色ずつドレープを作られて行く幕に見入ってしまいました。凄いなあ。口上人形も面白かったけど、絶妙に乗り出す斜め前のおばさんの頭で人形が隠れてしまって、3階B席の物悲しさを感じました(笑)。歌舞伎は役者だけじゃなくて、いろいろな仕事を受け持つ人の手で作られているのだなあと強く感じました。
続きを読む