*大嫌い!!




「んんっ・・・んっ・・・。」

息苦しい程の熱くて激しいキス。

こんな情熱的にキスをされたのは初めてで、それだけで体の芯が熱く火照り出してくる。

隆志は手早くブラウスのボタンを外し、もどかしげにスカートと下着をストッキングと一緒に私の体から引き抜いてしまう。

「優里。お前、俺に何か言う事あんだろーが。ごめんなさいとか何とかよー。」

「なっ、何もない!」

少しだけ唇を離し、鋭い視線で私を見てくるヤツに慌てて視線を逸らす。

「ほぉん。しらばっくれるっつぅ訳か・・・散々俺を振り回しやがって。絶対許さねぇからな。」

再び唇を塞ぎ、荒く口内をかき回しながら隆志の指が私の中に這入ってくる。

「んぁっ!!」

いつもより荒々しく中をかき回されて、塞がっていた唇が離れ、私の顎が上がる。

「優里・・・感じてるのか?すげーぞ、中。いつも以上に俺の指を締め付けてくんだけど。お前ってこういう方が感度上がるんだ・・・クスクス。新発見だな。」

「やっ・・・・んんっ!!手を・・・手を解いてよ。こんなの嫌よっ・・・あぁぁんっ!!」

両手の自由を奪われて、何だか妙な気分になってくる。

私は身を捩りながら、隆志から送られる快感に徐々に支配され始める。

「言ったろ、当分大人しく縛られとけって。俺が満足するまで許してやらねぇから。」

「許すって・・・怒ってるのは・・・んっ!私の方なんだからぁっ!!」

「お前が勝手に誤解して勝手に怒ってただけだろーが。散々人を振り回しやがって・・・仕事は手につかねぇわ、散々走りまわされるわ、晩飯は食いっぱぐれるわ。お前ほど、俺を振り回すヤツは知らねーよ!」

ぐいっとブラを押し上げて、顔をだした胸の蕾を甘噛みしながら、更に中をかき回される。

「いやぁぁっ・・ダメッ・・・・そんなっ・・・やぁっ・・・イッちゃう・・・んんっ!」

「イカせてやろうか?」

痺れが出始める直前に、突然隆志は指の動きを止めて意地悪く耳元で囁いてくる。

中途半端な位置で止められ、私は荒く息を付きながら隆志を見る。

「たかし・・・。」

「このまま指でイク?それとも・・・俺が欲しい?」

くちゅっ、くちゅっと音を立てて、今度はゆっくりと中を出入りさせながら、微妙なラインを攻めてくる。

こんな形で焦らされて、私は身を捩って悦を求める。

今日までに幾度となく重ねた体。隆志から与えられる悦を覚えてしまった私はヤツを求めずにはいられなくなっていた。

「はぁっん・・・んぁ・・・・・隆志っ・・・お願い。」

「お願い?どうすんだよ、どっちが欲しい?俺の指か俺自身。」

最強に意地悪だ。

ゆるゆると意地悪く動く指がもどかしくて、私の瞳が徐々に潤んでくる。

「隆志が・・・欲しい。お願い・・・・・イカせて。」

「最っ高にそそる・・・その顔。お望み通り、イカせてやるよ。でも、まぁ。一回じゃ俺の気は済まねぇけどな。」

そう呟きながら隆志はスーツを脱ぎ捨てると、私の体に覆い被さり一気に中を突き上げる。

「はぁぁんっ!!」

「っく・・・。」

途端に広がる私の中の隆志の存在。

隆志は私の体を強く抱きしめると、激しく中を攻めてくる。

「あぁっ・・・あぁぁんっ!隆志っ・・・すごっい、んっ!お願い・・・手を解いて。このままじゃ・・いやぁ。」

「ダメっ・・・っく・・・今のお前、いつも以上にすげーいいもん。」

「やだっ!!」

「嫌、だぁ?今日のお前は俺に・・意見を言える立場か?・・・はぅっ・・・どういう経緯でこうなってんだっけ?」

・・・・・反論できないだけに悔しいじゃない。そりゃ、事の発端は私の勘違いだけどさ・・・だけどさぁ!

「あっ・・んたが、紛らわしい行動をっ・・・・あぁん・・・取るからじゃないっ!!」

「仕事でここに来てんのに、紛らわしいもクソもあるかっ!!ったく・・お前だけは・・・どんだけ俺を振り回せば気が済むんだよっ!!!」

言葉と同様、強く内壁を擦られて次第に脳が白く霧がかってくる。

「そんなのっ・・・私の知ったこっちゃないわよ!!」

「あーそ。あぁ、そうかよっ・・・可愛らしく、ごめんなさい。って言えばこれで許してやろうと思ってたけど・・・やめた。」

隆志は突然体を起こすと膝で立ち、私の腰を一緒に持ち上げてきた。

大きく弓なりに仰け反る私の体。

下から突き上げるように攻められて、いつも以上の刺激が私を襲う。

「あぁぁぁんっ!!イク、イクッ・・・隆志っ・・・ダメぇぇぇ!!」

「んっ!・・・・・はぁっ・・・イっても・・・今日は解放してやらねぇ。」

目の前がスパークするのと同時に、強く私の中が隆志を締め付ける。

隆志はそれを持ちこたえると、ビクビクと反応を見せる中を更に激しく突いてくる。

いつもなら、私がイクと耐え切れずに同じぐらいに果ててるハズなのに・・・・・。

今日の隆志はいつもと違うらしい。それは・・・確実に私のせい?

「いやぁぁあんっ!!ダメっ・・・隆志っ・・・キツすぎるっ!」

「言ったろ!お前を完璧に壊すってよ・・・携帯に出なかったヤツは誰だ・・・俺を部屋に入れなかったのは誰だ・・・素無視をかましたヤツは?・・・男と楽しそうに腕を組んでたヤツは!!あっ?」

隆志は私の体をおろすと、再び覆い被さり激しい律動を送ってきた。

律動を送られる度、くちゅっくちゅっと音を立てて、繋がる部分から蜜が溢れ出してくる。

「だって・・・だって悔しかったんだもっ・・・腹が立ったんだもん!・・・あぁあっ・・・隆志がっ、隆志が私と違う女と一緒にホテルに入って行ったから・・・だからっ。」

「俺はお前だけだって、何度も何度も言ってんだろっ!なんで、それを信じねぇんだよっ・・・勝手に想像して、勝手に怒って、勝手に俺と別れるなんて言ってんじゃねぇよ。」

「ごめっ・・・ごめんなさい・・・隆志っ・・・も・・・ダメ・・あぁぁぁんっ!!」

ベッドが激しく軋む音と、繋がる部分から漏れる卑猥な水音。

それを耳で感じながら再び訪れる絶頂に自然に自分の瞳から一筋の涙が零れる。

「俺も・・・も、げんか・・・っく!!!」

激しく体を揺さぶられ、最後私の奥深くで隆志の熱いモノが解き放たれるのを感じた。

隆志は私の唇を優しく塞ぎながら、手を伸ばしてネクタイを解く。

自由になった手で隆志の体を強く抱きしめながら深くキスを求めると、痛かったか?ごめんな。と小さく呟く隆志の声が聞こえてきた。

「たかし・・・。」

「愛してる、お前の事・・・心から。どうすりゃお前はそれを分かってくれるんだよ・・・俺はお前しか見えてねぇのに。こんなに俺の心を翻弄させるのはお前だけなんだ。優里・・・教えてくれよ。どうしたら俺を信じられる?どうしたら・・・お前だけを愛してるって伝わるんだよ。」

ひどく切ない隆志の声。

今まで見せた事のないその表情に、心臓がトクン、と高鳴る。



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