| まずは最後までお読みいただいてありがとうございました。 「Inherited love」 での初登場で、思わぬ人気をいただいた龍黒の切ない恋物語、いかがでしたでしょうか。
 決して正真正銘のハッピーエンドとは言えない話ではありましたが、終わりをなんとなく中途半端なままで残していますので、先の展開があると気付いていただけるのでは(相手が黒羽かどうかは別として)、と勝手に期待していたりします(笑)
 龍黒の時はまだ進み始めたばかり。
 けれど一歩ずつゆっくりと歩みを進め、いつか思い出という大切な宝に替えていって欲しい。
 
『永遠』 の意味は正直な所KAZUKIにもわかりません。ですが最後の龍黒の思いの中にもあるように、『永遠』 というものが実際にあるとかないとかではなく、それを信じたいと思う心が大事なのではないかと思っています。
 
『永遠』 を心底憎みながらも 『永遠』 を喉から手が出るほど望まずにはいられなかった龍黒。その龍黒が存在する間を 『永遠』 ととらえ、『永遠』 に龍黒を愛し続けたいと願いながら散って逝った黒羽。
 
二人の愛が永遠に続く事を祈っています。 どうぞこれからも『黒羽と龍黒』をよろしくお願いします!
 2006年05月25日
 
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