そんな事を考えていてもどうにも仕方ないので、弁慶は改めて、この『げーむ』について考えることにした。
時空を超えるというこの力。
こちらの意識とは関係なく弁慶を運ぶ光。
こんな便利なものはない。
折角だから、何かに使えればいいのに、と、そう思ったのだ。
別に、平家を滅ぼしてほしいとか、京の龍脈を正してほしいとか、そんな大それたことを言うつもりはない。
A
ささやかに、これで僕の深層心理が分かったりしたら楽しいですね
B
それより折角過去に来たのなら人助けなんてしてみたいかな