miracle to cycle

| コメント(0)

お久しぶりです。

 

もうすみません...私の特殊性癖が疼きました...。

女体化

でございますので地雷の方は是非ともスルーされてくださいませ!!!

不慮の事故だった。
相棒のバーナビーを庇って犯人のNEXT能力を受けたのだが。
その能力がこんなにも厄介だとは鏑木・T・虎徹は思いも寄らないでいた。
その能力は性別の逆転。
犯人が犯した罪状も、猥褻罪ではあるが一級どころか二級に認定されるか怪しいところでもある。
実際の女性は狙わず、見た目のいい男性のみに絞った痴漢行為。
能力を使い、突然男性を女性にしその上で、胸を触るなどの行為を繰り返す。
二部に在籍するヒーローが請け負った犯罪者はそんな厄介な相手だった。
最終局面で追い詰められた犯人は、精神的なダメージを与えるべくバーナビーを狙ってその能力を発動した。
それを虎徹がつい体の癖で庇ったのだ。
虎徹は性別が逆転し、その姿を小柄だが豊満な肉体を持つ女性へと変えた。
その姿に飛び上がるほど喜んだのは言うまでもない、バーナビーだった。
元より恋人という関係ではあったが。
それがエスカレートして、「子供が欲しい」と言い出す始末。
突然、男性から女性に切り替わった虎徹ですら、置かれた状況に追い付けずバーナビーを拒絶するも。
女性の腕力が鍛えたバーナビーの腕力には勝てずその身を許してしまった。
犯人より女性化は3日程で落ち着くと聞いたが。
一ヶ月経っても戻る気配はない。
今まで、セックスにまで持ち込んだことがないため、男との肉体関係が原因だと推測していたが。
戻れたはずの姿に戻れず、虎徹はずっと落ち込んでいた。

女性になって虎徹が実感したことがある。
体にはサイクルがあって、それが規則的に回っているらしい。
そう言えば友恵ちゃんもこうだったっけ、と虎徹はぼんやりと思い出す。
違和感と言えば違和感なのだが、数日前から乳房の付け根が痛いし、なんとなくだが下腹部が痛い。
それよりも。
隣の気配が動く度に、一ヶ月以上前に無理矢理抱かれたことを思い出して腰の辺りが酷く疼く。
思い出したくもないはずなのだが。
あの時の感覚がどうだったか、と逐一思い出してしまう。
怖くて怖くて仕方なかった。
組み敷いてくるバーナビーの体はとても大きいものに感じて、弱くなったと思ってしまった。
体全身に触れられ、女としての感じ方を思い知らされた。
気持ちよかったかと言われれば「いいえ」と答えるだろう。
揺さぶられた感覚は、受け止めるには酷く曖昧だった。
なのに。
昨日の夜から、下半身が熱い。
嫌だったはずの行為を思い出してしまう。
「どうかしましたか?」
手が止まり慣れない違和感に耐えていれば隣から声がかかる。
「ふぇ!?」
その声に背中に心地好い戦慄が走って身を竦ませた。
「な、なんでも、ねぇ...。」
無理矢理だったことは認めてバーナビーは虎徹が赦すまで手は出さないと言う。
だからこそなのか。
今、バーナビーに触れられたらどうなるのだろう。
ここまで触れて欲しいと願ったことは、今までにない。
ゴクリと生唾を飲み、拳を握る。
「な、今夜、空いてねぇか?」
なけなしの勇気を振り絞って、虎徹はバーナビーにそう問いかけた。

バーナビーの自宅に足を踏み入れるなり、だった。
壁に背を押し付けられ、唇を奪われる。
貪るというのが似合いの口付けだった。
大胆に舌が差し込まれ、口腔内をぐるりと舐められる。
舌を捕らえられ、唾液を受け渡される。
飲み込みきれずに顎を唾液が伝った。
体格差を埋める為、バーナビーは屈んではいる。
そして、虎徹の体を押し上げるように、虎徹の脚の間に右脚を差し込み上へと持ち上げていた。
虎徹の体重のほとんどを、バーナビーが支えていた。
舌をバーナビーの口内に導かれ、強く吸い上げられる。
甘い痺れが脳髄に走る。
虎徹は抵抗をするつもりがなかった。
ただ、触れて欲しいと願い、触れられた先からバーナビーのものになりたいという欲求を起こす。
唇と。
そして、脚の間に差し込まれた強靱な右脚。
ぐっと、その右脚が上へと押しあがり、一度だけバーナビーを受け入れた場所に触れる。
「んんぅ...。」
ひくりとその場所が揺れた。
口付けを貪っていた唇が離れる。
「バニー、もう少し...ゆっくり...。」
性急な求めに追いつくには、経験がなさすぎる。
だが。
「無理ですよ。僕がどれだけ我慢したと?」
若さを考えればの話だった。
虎徹とて突然女性にならなければ、もう少し受け入れる準備なりは出来ただろう。
そんな時間もなく、子供が欲しいと組み敷かれた。
頬へのキスが始まり、下へと向かっていく。
「髭、なくなりましたね。」
女性になったのだから当たり前だろう。
あったはずの場所に口付ける。
そして、首筋を辿り強く強くその肌を吸う。
「あ、跡が...。」
むしろ、所有という意味を持たせて他の男を近付けさせない為のもの。
虎徹は気付いていないが、明るい笑顔は人を魅了し、何よりも豊満な体が男を誘惑する。
抵抗を忘れた理性と知ってか、バーナビーは腕の拘束を解く。
と、形良い乳房を衣服越しに片手にした。
「張ってますね。」
やわやわと優しく揉まれてはいるが、少々痛い。
「ん。」
親指が柔らかいままの乳首を微かに擦る。
「んあ...あ...あぁッ...」
敏感になっている乳首は、それだけで疼きを強くさせた。
「...ばに...ここ、じゃなくて...」
バーナビーにいいように抱かれるのに、場所を変えろとせがむ。
受け入れるなら、ベッドがよかった。
「いいですよ。」
片腕に抱え上げられる。
尻を、抱え上げた腕に乗せられ、虎徹の体は宙に浮いた。
バーナビーの顔が目線の下にある。
どうしようもなくなって、彼の頬にキスをした。
抱いて欲しいと願いを込めて何度も。
ぷつり、ぷつりと己でベストとシャツのボタンを外しつつ何度も。
ベッドに連れられ尊大に縁に腰掛けたバーナビーの膝の上に座る。
合わせを解いたシャツから下着を付けたままの乳房が覗いていた。
背に手が差し込まれ、器用に後の合わせが外される。
ベストとシャツごと取り払われ、柔らかな曲線が全貌を現した。
再びバーナビーの手が、今度は両手で乳房を掴む。
むにゅむにゅと形を変えられ、指と指の間で乳首を掠めるように愛撫される。
「あ...あぁん...あん...」
男に。
愛する男に蹂躙される女の甘い声が、零れていた。
片手が乳房を掴むようなことをやめ、下から持ち上げるように揉みしだく。
バーナビーの目の前で、愛らしい色の乳首が揺らめいていた。
前触れもなく、その乳首を。
バーナビーがパクリと口にする。
「んぁぁっ!」
先ずは強めに吸われ、その気持ちよさに体を震わせる。
バーナビーが己の乳首を含む姿は何処か現実味を帯びずに淫靡だ。
その視線を感じてか、バーナビーは舌先で乳首を愛撫する。
「あ...はぁん...」
舌先でちろちろと舐められ、巻きつくように捏ねられ、快楽に視線を外せなくなる。
そして。
片方の乳首を指で摘ままれた。
「あぁぁん...あ、あ...らめ...らめぇ...」
腰の奥の疼きが容赦無く虎徹を支配する。
体勢が保てず、体は後ろへとしなった。
そのままベッドに横たえられるも。
執拗にバーナビーは虎徹の乳首を口で愛撫する。
「は...あ...あん...」
じゅ、と音をするほど吸われじわりと快感が広がる。
片方の乳首はくりくりと指で弄られている。
柔らかかったはずの乳首はもう硬くなっていた。
その硬さをなぞるように、指先と舌先が蠢く。
そろりと歯を立てられ、その痛みに体が仰け反る。
「あ...あ...くぁ...あッ...」
男を受け入れるはずの場所がひくりと収縮する。
あの夜入れられたとき、どんな感触だっただろう。
ここに、あのそそり立つペニスを入れられたらどうなるのだろう。
「は...あ...あ...バニ...バニー...」
どうか、この体を蹂躙して欲しい。
バーナビーの手が、トラウザーズにかかる。
ベルトも合わせも外され、するりと取り払われる。
虎徹の体には秘所を隠す下着一枚しかいない。
むわりと女の香りがした。
己の秘めたる場所は、男を欲してとろりと溶け出していた。
下着がぐっしょりと濡れている。
ぬるりとした感触に、どれだけ自分がバーナビーを欲しているのか実感してしまった。
下着越しにバーナビーの手が虎徹の秘所に触れる。
「こんなになるほど僕が欲しかったんです?」
くすくすとバーナビーは余裕たっぷりに笑っていた。
「...うる、せぇ...」
ぞくりと、甘い痺れが走る。
指が割れ目をじわりとなぞれば。
「ひ...あ...」
体の奥が疼いて悲鳴を零した。
下着はするすると虎徹の脚を通っていった。
もう隠すものは何もない。
控えめにだが、虎徹は文字通りバーナビーに向けて脚を開いた。
待ちきれないと訴えるように、女陰はしとどに濡れている。
粘る体液が、じわりと膣口から溢れていた。
「バニー.........」
恥ずかしくて声には出来なかった。
それでも、唇が"ちょうだい"と言う。
執拗に責めていた乳首から離れ、バーナビーは己のカーゴに手をかけた。
そして、勃起した己のペニスを取り出す。
天を仰ぎ、逞しいの一言につきる雄の象徴に、虎徹は吐き出す熱を飲み込んだ。
両腕で脚を更に広げられ、バーナビーの大柄な体が虎徹の脚の間に割り込む。
ぬち、とペニスの先端が虎徹の秘所に触れた。
それだけの接触なのに、虎徹は体を戦慄に震わせた。
にゅちりと割れ目に沿って、ペニスが滑る。
ぐり、とペニスの先端が虎徹の最も敏感な肉芽を押し潰す。
「あぁっ...あッ...あぁん...」
虎徹は忘れていた。
男と女では感じ方の差があるということを。
女にしか持たない場所を愛撫されれば、それだけに追い詰められることを。
クリトリスへの刺激に、虎徹はただ乱れるしかない。
バーナビーが吐き出す熱と一緒に、翻弄されていく。
「バニー...ばにぃ...も、入れて...」
堪らずに虎徹は願いを口にした。
快楽のままに、中がバーナビーを欲している。
「入れてあげますよ。あなたのとろとろの中に。」
割れ目を滑っていたペニスが、膣口を見つける。
ぬと、ぬと、と僅かに沈めていくが、ぐっと突き入りそのまま空洞を埋めていく。
「っぁああぁぁ!!!」
バーナビーが目指したのは虎徹の胎内でも最奥の場所。
最初の願い通り、子を宿す子宮だった。
僅かに腰を引き、突き上げる。
ぬちゅぬちゅと淫猥な音をさせて、バーナビーのペニスが虎徹の中を犯していく。
複雑に絡んだ肉壁がバーナビーのペニスを圧迫し、何度も入り込めば喜ぶように飲み込んでいく。
ペニスを包むその暖かさが、愛おしくてたまらない。
何度も埋められる感覚に虎徹の体は引き攣れていく。
「...んぁ...あ...あん...」
バーナビーの突き上げは容赦がない。
力強く虎徹の胎内の奥を目指す。
肉のぶつかる音までさせてバーナビーは虎徹を蹂躙する。
虎徹の体は押し上げられ、ずるずるとベッドの上へとずり上がる。
しがみ付いていないと、離されそうな気がした。
バーナビーの体を己から引き寄せ、首に腕を廻す。
そして、虎徹の胎内に打ち付ける腰に脚を寄せた。
「...ん...ん...ばに...ばにぃ...」
無意識にバーナビーの名を甘く呼ぶ。
まるで、射精して欲しいと懇願するように。
バーナビーのペニスの先端に何かが触れる。
子種が欲しいと位置を変えた子宮の入り口だろう。
一滴でも多くの精液を、この子宮の中に流し込んでやりたかった。
「...孕んで、虎徹さん。僕の子供を、孕んで。」
愛する者との間に子を欲すのは人としての最大の欲だろう。
「あ...ん...あぁ...」
女性へと変貌を遂げたとき、慌てた次に考えたのは虎徹とて同じ考えだった。
「ばに...ばにー...」
子宮を強かに押し上げられ、虎徹の体は頂点へと張り詰めていく。
「虎徹さん...虎徹さん...愛して、います...」
血を分けた者がいないバーナビーがどれだけ欲しているだろう。
「ばにぃの...赤ちゃん...欲しひのぉッ!!!」
母体となれるのであればその願いを受け止めたかった。
虎徹の胎内が一層にバーナビーのペニスを飲み込み、揺れる。
「んぁあぁああぁぁぁッ!!!」
張り詰めた体がガクガクと揺れ、バーナビーを飲み込んでいく。
「...ぁ...こて、つ...さんッ...」
バーナビーもうねる胎内に堪らずに射精した。
奥へと叩き付けるように勢いよく精液を吐いていく。
虎徹の胎内へ、どうか子を授かるように。
長い射精を終えると、ずるりと中から引き出す。
濃い精液が糸を引いていた。
糸は僅かに虎徹の膣口から零れ出た白い体液と繋がっている。
何とも淫蕩な光景だった。
セックスの気怠さに蕩けた虎徹が、ぼんやりとバーナビーを見ている。
あまりに艶かしい表情で、射精した直後だというのにペニスは兆していた。
「僕を我慢させた罰ですよ。」
そのまま眠るはずだった体を叩き起こし、再度組み敷く。
「バニー...何を?」
セックスはもう充分という顔をした虎徹にキスをする。
「今夜は眠らせてあげませんよ。」
女性として身も心すらもバーナビーの腕に落ちた虎徹を。
もう逃がさないとバーナビーは笑った。

拍手する

コメントする