ツイッターで反応したお題で短いの書いて行こうとw
こんなことするから仕事しなくなるんじゃねーかwww
ということで、
喘ぎを決して聞かそうとしない虎徹さん
行きまーす。
「.........ん......くッ...」
ゾクゾクとせりあがる快楽が虎徹を支配しようと襲ってくる。
食いしばった歯列でなんとか声を出さずにやり過ごそうとするものの。
しっかりと銜えこまされたバーナビーの肉棒が僅かでも蠢くものなら、みっともなくも喘ぎ声を漏らしてしまいそうになる。
だが、突き上げられる衝撃は強烈で、食いしばるだけではどうにもやり過ごせない。
思うようにならない呼吸の合間で、虎徹は痛みを以って耐え抜こうと下唇を噛んだ。
「...いい加減、声出したらどうです?」
余裕たっぷりに虎徹を支配下に置く年若い相棒は、噛み切らんばかりの虎徹の唇を指で奪う。
「...うる...せ...」
虎徹が抗議すればその隙に。
長い指を奥歯まで差し込んでくきた。
「血の味のするキスは...嫌ですよ...」
流されるままにバーナビーに抱かれるようになったものの、どうしても棄て切れないプライドが邪魔をする。
何もかも捨てて、この美しい相棒に縋って喘げるほど虎徹は若くない。
だからと言って差し出された指を思い切り噛めるほどの勇気もない。
「......く...ぅ...」
それでも、容赦なく胎内の奥を犯されれば。
一片の余裕すら吹き飛び、相棒の指を強かに噛む。
傷付けないようにするのが精一杯で、上手く快感と付き合えない己を呪うようにはらりと涙を零した。
限界へと緩やかに上りながら、虎徹はいつものように戸惑いつつ、相棒の蹂躙を受け入れる。
内側を揺さぶられる強烈な欲情と、圧倒的な存在が虎徹の全てを飲み込んで脳裏にある白が弾けていく。
「...ふ...く......ッ...ッ...」
最も深い場所を貫かれた瞬間。
炎に焼かれたような熱と共に、抗うことの出来ない快楽が放たれる。
その熱の後を追うように、肉体の内側に相棒が放つ熱が塗りつけられていく。
がくがくと体を震わせてその熱を受け取れば、呼吸をするのも辛いぐらいの疲労感だけが残った。
だが、もう相棒の指を噛まずにすむと思うと、虚ろの中に安堵が産まれる。
虎徹自身のその表情は。
喘ぎ声を堪える表情や、相棒の指を噛まずにしようと悶える表情に匹敵するほどに色気を帯びている。
それが相棒にとっては堪らなくそそるのだと、まだ気付いてはいない。
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