完全ネタバレですので、鑑賞予定の方は鑑賞後にお読みください。
まずポスターが好きです。あのボンドが倒れて銃撃ってる写真。パンフに見開きでこの写真が入っていて嬉しかったです。
そしてシルバ。もうハビエル・バルデムと言う時点で分かり切っていたことですが、まじキモかったです…。でも不思議と感情移入出来るんですよね。時々見せる「フーやれやれ」顔とか、冷徹な頭脳の持ち主なのに子供のように怒るところとか、リアルで実在の人物のようでした。一緒に観賞した方と言ってたんですが、一途で健気にさえ見えました…。やはりハビエル・バルデムは只者じゃないです。
しかし悪役はいいのですが、ボンドガールは正直これでいいのか！？ って思いました。一番ボンドガールと言えそうな子はセヴリンでしたけど、この人不思議な容姿をしているなーと思いましたが、やっぱりアジアの血が入っているんですね。乳房の形が独特でなんか目が行きました。しかし容姿や声が魅力的だっただけにあっさり殺されちゃって残念…。ボンドも夢を見せた責任取れよって思いました。
そしてイヴはめっちゃかわいかったんですが、かわいくて何よりあまりにも健康的で、せいぜいボンドの妹にしか見えませんでした。ドレス姿、とても綺麗でしたけどね。ボンドの髭を剃るシーンとか、色っぽいシーン用意して貰っていたのにねえ。と思っていたら、彼女は昔からシリーズで活躍した秘書役の後継者だったんですね。だったらこの立ち位置も分かるかな。そう言うことなら今後も出演しそうだし、この子好感度高いんで嬉しいです。
やっぱ今回のボンドガールはＭだろ…。いやボンドガールと呼ぶのは自重するにしても、ヒロインは確実にＭだろって思いました。
いやもう！！ 映画序盤から夢中だったんですが、特に終盤などデンチ様が本当に綺麗に撮って貰っていてですね…。これは…。いいんですかね…。Ｍがこんなにもヒロインでわたしはものすごく嬉しいんですが、世間的にこれはどう思われてるんだろう、と真剣に心配してしまいました。Ｍ様をエスコートする騎士たるキンケイドさんもかっこよかったですねえ！（ボンドじゃないの）
気前よく何度も裸になっておられましたが、ダニエル・クレイグの身体は素晴らしいです。これで40代なんだから。それにしてもダニクレボンドは一作目から思っていますけど、女っ気があまりないボンドですね。
あとはわたしアクションを見る能力があまりないと言うか、アクションシーンをただ見ているだけと言うことも多いのですが、この映画のアクションはとても見ていて面白かったです。
Ｑちゃんめっちゃかわいかったです！ そしてマロリー。最初嫌な野郎として出て来て、敵か！？ とすら思わせておいて、実はいい奴でした、と言うのがお決まりの手法ではあるんですが、すごく良かったです。あとマスコットみたいでかわいかったのがタナーさんですね。パンフに載せてくれよ！