ジャンプについて、各機種の説明書では次のように説明されています。
Bボタン:トッドをジャンプさせることができます。
ジャンプ方向はジョイパッドの上下左右で調節します。
(Lynx版)
Cボタン:キャラクターをジャンプさせるのに使用します。
移動しながらジャンプすると低く、遠くにジャンプすることができます。
(MD版)
IIボタンを押すと、キャラクターがジャンプします。
方向キーの横を押しながらIIボタンを押すと、幅跳びのようにジャンプすることができます。
(PCE版)
MD版やPCE版の説明からも、横方向のキーを押しながらのジャンプでロングジャンプができることはわかります。
しかしながら、このゲームのジャンプ操作は「通常のジャンプ」「横方向のロングジャンプ」の他にもう一つ「縦方向のハイジャンプ」が存在しているのです。
(Lynx版の操作説明書からはハイジャンプの存在を推測することができるのですが……)
MD版やPCE版ではこのハイジャンプ(上方向のキーを押しながらのジャンプ)についての説明がない上に、最初にチャレンジするEASYステージではハイジャンプを使わずともクリアできるため、ハイジャンプに気付かないままであることも少なくないかと思います。
しかし、このハイジャンプは、実はそれ以降のステージでは必須の操作です。
最も基本的なハイジャンプの利用法です。
標準的な通路の高さ程度であれば、目的の足場の側面にしがみつく形でぎりぎり跳び移ることができます(【A】→【A'】)。
目的の足場が現在地点の真上にあり(【B】→【B'】)、しかも横の列の足場にはHidden Snapperがいるために乗ることができない、ということがあります。
このような場合、ハイジャンプで隣列上段の足場の側面にしがみつくようにハイジャンプを行い、その後、側面にしがみついた状態のまま目的の足場に向かってジャンプする、という2段階の動作で移動することが可能です。
下の段から上の段に移るとき、その縁にHidden Snapperが潜んでいることがあります。
このような場合、上下の段が斜面で繋がっているなら、ジャンプかハイジャンプで跳び越えることができます。
斜面を少し上って、斜面の途中からジャンプ(あるいはハイジャンプ)を繰り返してください。
ジャンプが斜面に引っかかるような感じで少しずつ上っていき、上段に足をかける直前でジャンプが発動して、Hidden Snapperを跳び越えることができる(【C】→【C'】)はずです。
ただし、このテクニックは「天井が高い」ことが条件となります。
天井が低いとジャンプの途中で頭をぶつけて落下、Hidden Snapperの餌食となってしまいますのでご注意ください。