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エロ10のお題

文字打ちリハビリ中。
お題を借りて、短文に挑戦。
今日はモンハン妄想。
モンハンって二次創作すると名前はどうなんだろう。これって夢小説? とか疑問に思ってみた。

例のごとく、エロなので、苦手な人は注意。
でも年齢制限するほどのこともしてない。


● 無理やり犯し尽くせば

 胸の上に倒れこんできた黒い頭に手を伸ばそうとして、諦める。
 諦める――――――という表現は、正しくはない。
 正しくは、手が伸ばせないのだ。
 胸の上で乱れた息を整えている黒髪の主によって、『旦那さん』の両手の自由は奪われていた。

「――――――おい、『お嫁さん』」

 荒い呼吸を繰り返す『お嫁さん』に、『旦那さん』は呼びかける。
 ピクリと微かに頭を浮かせたが、呼ばれた『お嫁さん』はまたすぐに『旦那さん』の胸に顔を埋めた。
 まず間違いなく、力尽きている。
 元々温室育ちで体力がない上に、住む場所が変わってからは体調を崩しやすくもなっていたので、なお更だろう。
 いつもベッドの上で意地悪をする――『旦那さん』としては可愛がっているつもりだったのだが――仕返しに、今夜は私が意地悪をしますっ! とトラップ用のネットを持ち出して息巻いていたのは良いのだが、夫が妻の体内へと子種を蒔い瞬間、『旦那さん』を咥えこんだまま『お嫁さん』は力尽きた。
 今は大人しくくたりと『旦那さん』の日ごろから鍛え抜かれた熱い胸板へと倒れこみ、呼吸を整えることに懸命になっている。

 ……これでは、仕返しどころではない。
 
 むしろ、夫の上に跨り自ら腰を振るなどという痴態を見せられ、『旦那さん』としては仕返しどころか嬉しい限りだ。
 今は『旦那さん』の胸板の上で押しつぶされている『お嫁さん』の白い膨らみも、先ほどまでは『旦那さん』の上でぷるんぷるんと勢いよく飛び跳ねていた。
 惜しむらくは両腕を拘束されていたため、ソレを思う存分に捏ね繰りまわせなかったことぐらいだろうか。

 今もなお『旦那さん』を咥え込んだままの花弁は子種を一滴たりとも逃すまいと怪しく蠢く。
 波打つ『お嫁さん』の体内に、『旦那さん』の分身は達したばかりだと言うのに硬度を取り戻した。

「お~い、『お嫁さん』?」

 そろそろ拘束を解いて欲しいのだが。
 余力があれば自由になった両手を使って2回戦突入。
 『お嫁さん』の余力がなければ、硬くなったモノを自分でなんとか鎮めたい。
 なにはともあれ、放置されるのが一番辛かった。

「仕返しをして気が済んだなら、そろそろ拘束を解いてくれ」

 でなければ、おまえを可愛がれない。
 自分の上でくたりと全体重をかけてくる『お嫁さん』に、『旦那さん』は腰を突き上げて催促をする。
 
 
 
 
 
 
「……ズルイ。絶対、何かズルイ」

 唇を尖らせてそう拗ねる『お嫁さん』に、『旦那さん』は苦笑を浮かべる。
 結局、両腕の拘束は未だに解かれていない。
 両腕を拘束されたまま呼吸の整った『お嫁さん』を上に乗せ、『旦那さん』は時折腰を突き上げては催促を繰り返した。

 二回戦を希望する、と。

 そして、突き上げられるたびに確かな反応を示しながら、『お嫁さん』は悔しげに眉をひそめる。

「身動きを封じて無理矢理したのに、なんで『旦那さん』はバテないんですか!?
 これって『りょーじょく』ですよね?
 わたし、ちゃんと『りょーじょく』しましたよね!?」

 ムッと眉をひそめて自分を睨む幼顔の『お嫁さん』を、『旦那さん』はネットで絡め取られたままの腕を使って抱き寄せた。

「それで、結局『お嫁さん』は何がしたかったんだ?」

 トラップ用のネットを使って『旦那さん』の身動きを封じてまで。
 そう問われ、『お嫁さん』は素直に答える。

「ですから、日ごろの意地悪の仕返しに、『旦那さん』を『りょーじょく』したかったんです」

 至極真面目な顔をしてそう答える『お嫁さん』の頬に、『旦那さん』はため息交じりに唇を落とした。

「夫婦間での子作りに、『陵辱』は不可能だと思うぞ」

 もちろん、不仲など特殊な事情があれば可能であろうが。
 すくなくとも自分達夫婦の関係は良好であり、お互いにパートナーの意思を無視して子作りを強行する必要はない。

 ……今のところは。

「……夫婦間でなければ可能ということでしょうか?」

「は……?」

 考え込むように口元に手をあて視線を下げ――どこかを見ているわけではない。単純に思考に沈んでいるだけだ――『お嫁さん』は首をかしげた。
 ややあってから何かを思い出したように『旦那さん』の腕の中から抜け出すと、そのまま身体の上からも退いてしまった。――――――当然、『お嫁さん』の中に収まっていたモノも抜け出てしまう。

 天井を向いた『旦那さん』の分身が外気に触れ、ひやりと感じたのは一瞬。
 それを寒いと感じる間は、『旦那さん』には残されていなかった。

「まだ街に住んでいた時に本で読んだんですが……」

 そう言って『お嫁さん』が道具箱から『何か』を取り出す。
 ベッドに戻ってきた『お嫁さん』が手に持っていたものは――――――男性器の形を模した造形物だった。

「『お嫁さん』? それは、いったい……」

 ナニをどうして手に入れたものかは、この際わきへ置いておく。
 最近は調合の真似事に嵌っていたようなので、アイルー達と自作したのだろう。おそらくは。
 そして、この今現在なされている会話の流れで、ソレを持ち出してきたということは――――――

「男性同士で交わる時は、片方の男性のお尻に、もう片方のお柱を突き立てるのだそうです」

 そう可愛らしく微笑みながら、『お嫁さん』は『旦那さん』の菊座に張り型をあてがい――――――
 
 
 
 以下、自粛。


配布元:Abandon
お題としては4番目のタイトル。

あれです。
モンハンはほとんどオリジなるになるので、普通の夢書くより難しい。
そしれ、それと承知で対応してない夢かく時と同じ書き方。
まあ、よし。
リハビリリハビリ。

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