記事一覧

たなばたたなぼた

ファイル 332-1.jpg


『パスルゲーム』

まるでパズルの最後の1ピースが埋まったような気分。

その『言葉』は、かちりっとユウナの心にはまった。

『そう』聞いてしまうと、『そう』としか思えない。
ソレほどまでに『その言葉』はユウナの持て余している『感情』を言い表すのに、的を得ていた――――――ような気がする。

「そ……そう……なんですか?」

ほんのりと頬を染めて呟く。
ちらりと視線をトリスに向けて、それからアメルに移した。

「そんなこと、あたし達に聞かれても……」

「そうですよ。結局はユウナさんの気持ちなんですし……」

ユウナの困ったような視線を受けて、トリスとアメルは顔を見合わせた。

時々思うが。
ユウナのこの可愛らしさはなんとかならないものだろうか。
トリスもアメルも、彼女が同性であるとは自覚している。
が、今回のように可愛らしく頬を染め、下から見上げられた日には……独占はできなくとも、他の男たちに彼女を譲り渡す気にはなれない。
むしろ、同性であることを武器に、より多くの時間を過ごしたいとさえ思う。

そしてそれえを実行するには――――――

「……私……マグナさんのことが『好き』なんでしょうか……?」

―――――マグナが邪魔だった。

そういった方向に話しを振ってきたくせに、急に2人して何やら相談をはじめた友人に、ユウナは首をかしげる。
それからもう一度、さきほどの『言葉』を心の中で反芻した。

(私が、マグナさんを、好き――――――――――――――

瞬間。
ぼっと赤面したユウナに、アメルとトリスは苦笑いを浮かべるしかなかった。

すなわち。

((気づかせるんじゃなかった))

っと。


■今日の気分はマグナ×夢主
いや、『夢小説』なので、こんなカップリングもありかな、と(笑)
トリスとアメルは楽しいなぁ。かいてて。動かしやすくて、壊しやすい(待て)
ほのぼのか、ギャグになるんですが、まあ……それはいつものこと、と(笑)

■すっかり忘れていたのですが。
兄の誕生日が2~3日すぎていました(笑)
花も恥らう(?)ルヴァイド氏と同じ歳(待て)ってことは、今までデュオール王子と同じ歳だったんですね(待て、そこか?)
なにはともあれ、今日は七夕です。世間様では。

■運命のタロット『世界。』
うっかり購入。うっかり読みふける。原稿当然すすまない(笑)
え~足掛け12年。やっとの完結(一応ね)
今だ謎は謎のままなのですが、これで落ち着きましたね。
続きでないな、でないな。ってもう待つ必要はないのですから。
でも、完結までにかかった時間が長すぎて……前半部分ほとんど忘れているんですが(笑)
会社やめたら読みなおそうかな。

■ラピスラズリの王冠 著:川瀬夏菜
なんとなく初コミックス(…のはず)『知らない国の物語』に惹かれて、それいらい買っている漫画家さんの新コミックスです。意図したわけではないですが、この人のコミックスは全部もってる(笑)
絵柄が好みとか、滅茶苦茶上手いとか、話しがとにかく面白いとか言う感想はないですが(普通の少女漫画です)なんだか好きな『空気』のある作家さんです。
誉めてるのか貶してるのかわかりませんが、私はとても好き。




今日の数字『74.9』

コメント一覧