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アルデバランルート

完成しました。
あと8人!

……先はまだまだ長いです。

■即興小説
15分とかお題付の即興小説でかいたの。
未完かつ、仕上がるのか謎なので晒してみる。

お題「いわゆる汁」必須「大統領」時間「30分」
星矢→沙織さんになるはずだったけど、未完ってか、そこまでいってない。



「馬になりなさい」
 愛らしい唇からもれた最初の一言は、強烈を通り越して凶悪なものだった。
 グラード財団総帥のたった一人の孫娘として甘やかされて育ったとわかる生意気につりあがった勝気な瞳、毎日櫛が通されているとわかる真っ直ぐに切りそろえられた髪、皺一つないドレス。
 ――なにもかもが自分とは違う世界の人間だ。
 幼心にそう思った。
 そうして、少女が長じた現在――
 少女は違う世界の人間どころか、神籍に名を連ねる女神であると判明した。
 傲岸不遜と言って良い性格は、たとえ相手が神や大陸の大統領であっても媚びることを知らない。すらりと背筋を伸ばし、まっすぐに相手の目を見据えて対峙する姿は矛や盾など持って居なくても戦女神そのものだ。
 そんな女神だったからこそ――かつて子分かなにかのように扱われた少年達も惹かれ

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