それはふとした瞬間のことで。 気がついたのも、普通すぎる日常の中で。
『望まれていたのは自分ではない、他の誰かだった』
なんて、聞けるわけもないけど。 哀しいと泣き叫べば良かったのか。 苦しいと縋り付けば良かったのか。
今更になって思うけれども。それはもう、遅すぎるコトだから。
此処で独り願おう。
いつか先の未来に 貴方と向き合える日が来ることを。
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