高級時計の真価は美しい文字盤にこそ宿る!
ブレゲが新作で披露した素晴らしい仕上げとは?
自社製のムーブメントの製造が当たり前になった現在、高級時計の市場で外装へ注目度は年々高まっています。
2011年初出のブレゲの傑作「Classique Hora Mundi クラシック オーラ・ムンディ」も、今年装いを新たに登場した最新作「Classique Hora Mundi 5727 クラシック オーラ・ムンディ 5727」の美しい文字盤の仕上げが早くも話題に。
これまでのモデルでは、文字盤の前面に世界地図が描かれていたところ、本作では銀色に仕上げた贅沢なゴールドのプレートに「クル・ド・パリ」の模様を施すというスーパー コピーブレゲ伝統のワザを披露。ギヨシェ彫りのレベルも特筆すべきものがあり、24時間表示のカレンダーでは2つの異なる模様が彫り込まれています。さらにパニエモチーフで飾られた下部にはシリアルナンバーが刻まれるという懲りよう。
あまりにもレベルが高い外装を目の前に、すでにノックアウト手前ですが、かつて栄誉ある国際的な専門誌の技術成果部門でウォッチ・オブ・ザ・イヤーに選ばれた複雑機構も健在。
機械式時計では初となるデイ/ナイトと都市表示に連動するインスタント・ジャンプ・タイムゾーン表示システムは、メモリーに記録されたひとつのタイムゾーンから別のタイムゾーンに切り替えた時に、カレンダーが同時に修正されるという驚異の機能。_なにかと面倒なカレンダーの調整から解放されるので、これはジェットセッターの方にとって、非常に嬉しいだと言えます。
駄目押しでシリコン製の脱進機を搭載するCal.777にモジュールを付加した自動巻きムーブメントは、新たに4つの特許を取得しています。
華美な装飾と異なる熟練の職人による手仕事は、時計業界の次の未来を映す鏡だと言っても決して過言ではありません。「クラシック オーラ・ムンディ」の進化の背景にはそんなストーリーがあるのです。