*恋は突然に… 「ん・・・っぁ。」 2週間振りに触れる彼の心地よい唇。 相変わらず、キスだけで全身の力が抜けていくような感覚に捕らわれる。 私は秀の首に腕をまわすと、より深いキスを求める。 お互いに貪るようなキスを交わし、口内で舌が触れ合い絡み合う。 秀の手が私の頬から首筋を伝い、服の上から胸の膨らみに触れてくると体の芯が熱くなってきて もっと触れて欲しいという願望に支配される。 「あっ・・・ん。しゅぅ・・・。」 「久しぶり、その声。もぅたまんない・・・この2週間智香さんを抱きたくて抱きたくてしかた なかったんだぜ、俺。」 「・・・・・あ・・たしも・・・秀に抱いて欲しかった。寂しかったの・・・。」 「ごめんな、寂しい思いをさせてしまって。でも、今日はその分頑張るからさ。」 ニヤリと意地悪く笑いを見せて、いつの間にファスナーを下ろしたのか私の肩からワンピースを ずらすとストン。と床に落とす。 途端に露になる私の肌と下着姿。 「やっ・・ぁ。ここじゃ外から丸見えじゃない・・・ベッド行こう?」 「外からなんて見えないって。ここ50階だぜ?周りに建物もないし・・・それに、俺もう我慢 できないし。」 「やだ、やだぁっ!・・・ぁっん!!」 首を横に振って抵抗を見せる私に、半ば強引に唇を塞ぐと下着の上から敏感な部分を指で触れてくる。 「嫌じゃないじゃん。智香さん、もうしっかり準備できてるよ?このまま這入っても俺、すぐに イッちゃいそう。」 「んんっ・・・ダメっぇ・・・。はっん!!」 自分の言葉とは裏腹にどんどん秀の指の動きに反応をする私の敏感な部分。 彼の指が動く度、私の中から蜜が溢れ出してくるのが分かる。 「下着もうビチョビチョ。だったら少々濡れても大丈夫か。」 そう嬉しそうに呟くと、秀は私の体を反転させて窓ガラスに両手を付けさすと自分は後ろで 屈み込み、下着の上から舌を這わせてくる。 「んぁっぁ!秀・・・ダメっ・・・やぁっ!見えちゃうぅ〜。」 「見えないって。夜景を見ながらするってのも乙なもんじゃない?」 「バカっ・・・何言って・・・んぁっ!!」 秀は恥ずかしがる私の様子を楽しむように、ガラス越しに目線を合わせてから下着の横から指を 差し入れ私の中に這入ってくる。 私の弱い部分を知り尽くした秀は執拗にそこを擦りながら攻め立ててくる。 徐々に高鳴る意識に、次第に何も考えられなくなってきていた。 「ほら、智香さんの中も早く俺が欲しい〜って言ってるよ?どうしようか・・・もうちょっと ベッドまで我慢する?」 「やっ・・・それは・・ダメぇ・・・。」 「わがままな智香さんだなぁ。どっちがいい?今すぐ俺がほしい?それともベッドまで我慢する?」 秀は私の下着を抜き取ってから自分の衣服を脱ぎ捨てて私を後ろから抱きしめてくると、 彼自身を私の入り口へとあてがう。 ずるい・・・そんな事されたら・・・・・。 「もぅっ・・・いじわる・・・。」 「クスクス。智香さん可愛いから苛めたくなった。」 で、どうする?と、再び意地悪く耳元で囁いてから、唇を耳の後ろから肩先まで這わしながら 彼のソレを私の敏感に膨らんだ蕾とヒダの部分に擦りつけてくる。。 それでなくてもさっきから彼が欲しくて堪らないのに、そんな事しないでよ・・・。 「秀・・・お願い。」 「ん〜?お願いだけじゃ分からないよ?ちゃんと言葉で言ってよ。」 「やっ・・・そんな事・・・言えないよ。」 「そう?じゃぁ俺だけ先にイこうかなぁ。2週間もヌいてないからすぐイっちゃうかも?」 そう言いながら秀は先端だけを私の中に入れてきて、出し入れを繰り返す。 すっかり潤ってるソコは、秀が動く度に自分の蜜が掻き出され太ももを伝い滴り落ちる。 「あっあっ・・・やんっ!お願い・・・ちゃんとして・・。」 「ちゃんと言葉で言ってくれたら、してあげるよ?ほら・・・智香さんの中も俺が欲しいって ぎゅうぎゅう締め付けてくる。」 「・・・・・おね・・がい。秀が欲しいの・・・ちゃんと奥まで・・して?」 真っ赤になりながら、小さな声で囁くと、リョウカイ。と微笑んでから一気に私の中を貫く。 「あぁぁぁっ!んぁっ!!」 途端に私の中が秀で満たされる。 私は秀に激しく揺さぶられながら快感の渦に巻き込まれて行った。 「やっぱ・・マジ最高!・・・くっぅ・・・マジですぐにイッちゃいそう。」 「私も・・・もうダメ・・・っあぁっん!もっイッちゃうぅ!!」 その言葉を聞いて、秀はガラス窓に付いている私の右手に自分の手を添えて指を絡めてくると あいた片方の手で腰を支えてから律動を早めてくる。 「あっぁ!しゅっ・・・う・・んんっ!きもち・・い・・ぃぃ!!」 「はぁ・・・はぁ・・・智香さんっ・・俺も・・もっイクッ!!」 彼は私のうなじに唇を落とすと、ちゅっ。と吸い上げながら絡めあった指に力を入れると激しく 奥を突きはじめる。 私の意識が中心部分に集中し始め、頂点へと向かう。 「んあぁぁっぁあん!!しゅうぅぅっ!!!」 「ともっ・・か・・・うぁっ・・・く!!」 秀が私の中で達っするのを感じながら、久しぶりの絶頂感に私は意識を失った。 意識を失う直前に聞こえた彼の言葉――――智香、愛してるよ。 |