*恋は突然に…




イク時の智香さんも、「・・・もぉ、ずるい。・・・私だけ。」と言って頬を赤く染めながら 俺を軽く睨んでくる智香さんも、全てが俺を刺激してヤバかった。

触れられればすぐに達してしまいそうな程、自身が硬く反り返っているのが分かる。

今すぐにでも智香さんの中に入って、俺で埋め尽くしたい。

そんな欲求に駆られるも、一先ずそれは我慢して自分の服を脱ぎ捨ててから再び智香さんの唇を 塞ぐ。

何度重ねても足りない、彼女の唇。

智香さんの口内に舌を差し入れ、奥深くまで入れて絡める。

俺が求めるように舌を入れると、返すように彼女の舌が絡みついてくる。

何度も角度を変えて口内を味わいながら、手を智香さんの首筋を伝って胸を包み込み、 掌で揉みあげる。

柔らかい感触が掌を包み、俺の脳を刺激する。

俺は唇をゆっくりと離してから掴んだ胸の蕾に舌先で触れて、何度か転がすとそのまま 移動して胸の輪郭をなぞる。

開いた片方の手を彼女の敏感な中心部分にあてがうと、先程一度達したためかすぐに蜜が溢れ出す。

「やっ!あっぁ!!」

「・・・智香さん、もうこんなになっちゃってるよ。」

意地悪く囁き、わざと濡れた指先を智香さんに見えるように目の前で開き、彼女の蜜が指の間で 糸を引くのを見せ付ける。

恥ずかしそうに視線を外しながら、「や・・もぉ・・・変態。」と呟く。

「クスッ。心外だなぁ。変態ときたか。こうやって濡れてるのは智香さんなんだけど?」

俺はニヤっと笑うと、もう一度中心部に触れ今度は中に入れる。

指が、くちゅっ。といういやらしい音と共に飲み込まれていく。

驚くほど心地よい彼女の中・・・こんな中に入ったら、絶対すぐにイってしまう。

「はっ!!ん・・・あぁ。」

「すごっ・・・智香さんの中、気持ちよさそう。俺の指を締め付けてくる。」

俺は智香さんの敏感に反応する部分を探りながら指を内壁に擦り付け、びくっと体が反応 を示すと集中的にそこを攻め立てる。

「やっ・・・やっ!!ん、ダメ・・・そこ・・・また、私っ!!」

再び上り始めると、寸前で俺は動きを止める。

俺は何度も上り詰めそうになっては寸前で止め、智香さんの体を限界直前まで導く。

生殺し・・・今回はすぐにはイかせてやんない。

――――智香さんが俺を求めてくるまでは。



***** ***** ***** ***** *****




「も・・・ダメ・・・お願い。」

その言葉と共に、智香さんはすがるような目で俺を見上げる。

俺だってもう限界近いんだ・・・そんな顔で求められたら答えないわけにはいかない。

それよりも何よりも、待っていた言葉。

それでも俺は余裕をかまして囁く。

「ん?俺がほしい?智香さんかわいいからもう許してあげる。・・・ちょっと待って。」

財布の中に入れてある避妊具を取ろうとスーツに手を伸ばし、自身に取り付けようとしていると 智香さんが思わぬ行動に出る。

「今日、安全日だから・・・お願い・・・はやく。」

俺の首にしがみ付き懇願してくる智香さんに、一瞬驚いた表情を見せてからとてつもなく嬉しさが 込み上げてくる。

願っても無い申し出――――断るはずが無い。

「じゃあ、お言葉に甘えて・・・でも最後は智香さんの中でイキたいから途中でつけるね。」

そう呟いて、智香さんの足を抱え俺を跨がせるように姿勢を変えると一気に彼女の中を突き上げる。

想像以上の快感に、一瞬目の前が白くなる。

うわっ。マジヤバイ・・・すげぇ、気持ちいい。こんなに気持ちいいのって初めてじゃないか?

心底惚れた女性とするのって、こんなに気持ちいいのかよ。

俺が彼女の中を突く度ヤバイくらいに俺を締め付けてくる。

すぐに2度目の果てを迎えた智香さんの強烈な締め付けを何とか持ちこたえると、再び彼女の 内壁に自身を擦りつけながら律動を送る。

「あっぁ・・・秀・・・んっ。・・・やっもう・・・ダメ。」

「まだだよ・・・智香さん・・・俺の事見てくれるまで・・・何度でも・・っく。」

「そんな事言ったって・・秀もいつか俊樹・・・みたいに離れ・・・てく。あぁっ!!」

その言葉を聞いた途端、俺の中の何かが弾ける。

離れるはずが無いじゃないか!こんなに想ってきた智香さんの事・・・どうして離れられる?

俺は悔しくなって、智香さんの腰を持つと激しく奥深くを突き上げる。

もしかしたら当たってるかもしれない・・・彼女の奥の壁。

「俺の・・・5年間の片思いをっ・・・甘くみんなって。はっ・・俺は絶対離さないし 離れてなんてやんねぇからっ・・・覚悟して!!」

「あぁっ!!・・・秀・・イクっ・・・ダメっ。んっあぁぁぁ!!」

「っく!俺も・・・も、ダメっ。んっ・・・智香っ!!」

「あぁぁぁぁっ!!秀!!」

「・・・っ!!」

俺はすばやく身を引くと、智香さんのお腹の上に熱いモノをはき出す。

智香さんの潤んだ瞳と、高揚で紅く染まった頬。この上なく色っぽくてそそられる。

俺達はお互いに荒く息をつきながら貪るようなキスをした。

←back top next→