*大嫌い!! 「やっと少し体が落ち着いた…」 隆志は、少し乱れる息を整えながら満足そうに微笑みゴロッとベッドに仰向けに寝転がる。 その隆志の態度とは打って変わって私はというと… 「あー、もう。私ってば…何やってんのかしら。病人相手に…2回も…」 事のあとの体の気だるさを感じながら、今更ながらに自己嫌悪に陥っていた。 その私の様子にクスクスと小さく笑いながら、隆志は私の首の下に腕を通してグッと肩を抱き寄せる。 「なに凹んでんだよ。久しぶりに燃えられてよかったじゃん」 「よくない!2回よ?2回…信じらんない」 「俺はまだ全然たんねーけどな。なんならこのまま朝までコース行けそうだけど?」 「バカじゃない?するわけないでしょっ!」 「ほんとはシタイくせに?」 「なに言ってんのよ。あんたと一緒にしないでよ。この、猿オヤジっ」 「なんとでも?否定しねえよ」 否定しろよ… 私の髪を指先で優しく梳きながら、おかしそうに笑う隆志にため息が漏れる。 「もうっ。結果的に私も乗っちゃったから強く言えないけど…もしこれで、また肺に穴があいたりしたらどうすんの?入院が長引いたりでもしたら…」 「だから、心配すんなって。大丈夫だって言ってんだろ?」 「だーから、その自信はどっから来るんだっつうの!医者じゃないんだから…どうなるかわかんないじゃない」 「心配性だなぁ、お前。どってことねえって。医者の話じゃ肺も膨らみはじめてるってことだし。あと2.3日もすれば退院もできるだろうって話だったぞ?今日」 「あんたねぇ…なんでそんな楽観視できるのよ…」 「なんでおまえはそんなに大層に考えるんだよ」 あっけらかんと言ってくる隆志の態度にため息が漏れてくる。 自分の体じゃないから痛みも状況もなにもわからないし、わからないから余計に神経質になっているだけかもしれないけれど。 やっぱり心配なものは心配なんだからしょうがないじゃない。 それが自分にとって大切な存在だから特に。 「もうっ。もっと自分の体のことを考えなさいよ…人にばっか心配させないで!」 「なに、そんなに心配?俺のからだ」 「べっ別に?」 ぷいっと横を向いてそう呟くと、言ってること矛盾してるけど?と、笑いながら隆志が私の髪をクシャクシャと撫でる。 自分でもわかってるわよ…矛盾してるって。 でも、何故かあんたからそう聞かれると、条件反射的にそう答えちゃうのよっ。 こういうのって、自分でも可愛くないと思うけどさ…。 隆志は暫く、天邪鬼ぅ〜。なんて言いながらおかしそうに笑っていたけれど、ふと、何かを思い立ったように、なあ、優里…。と声を改めてくる。 「そんなに心配なら、これから先もずっとお前が傍にいて、俺の体を管理すればいいだろ?」 「………は?なんで私がそんなことをしなきゃなんないのよ」 眉間にシワを寄せつつ、いつものようにきりかえすと、隆志がため息混じりに目を閉じた。 なによそのリアクションは… 「やっぱ無理か…ホント気付かねえのな、お前。俺が今日までに何回今みたいに軽いジャブを送ったと思ってんだ?」 「なによ、ジャブって…ボクシング?」 「そうそう、これこれ。こういうノリから始まったんだよな…コイツと」 やっぱコイツのこれって天性のものだよな。なんて続けて呟くもんだから、更に私の眉間のシワが深くなる。 「なにブツブツ一人で言ってんのよ。もっと分かりやすく言いなさいよ」 「あのなぁ…普通の女ならもうとっくの昔に気付いてて、今頃ウエディングドレスでも選んでんだろうよ」 「なんかムカつくその言い方。普通の女ならって、なによソレ。それじゃまるで私が普通の女とは違う みたいな言い方じゃない!しかも、なんでウエディングドレスが出てくんのよ」 「自分が並みの人間と同じみたいな言い方してんじゃねえよ。ウエディングドレスって言葉だけでも普通ならピンと来るだろうが。はぁ…もう、いいわ。あのな…お前用に分かりやすく言うと、俺と結婚しろって言ってんだよ!中里優里から奥田優里になれって言ってんの!!」 「はぁぁ!?結婚しろだぁ?なんで上から目線なのよ。しかも何?中里優里から奥田優里になれなんて…まるでプロポーズみたいじゃないっ」 そう、いつものテンポであまり深く考えずに返していたけれど。 改めて思うと最後の台詞は支離滅裂だったけど。 ………ん?ちょっと待って。 よくよく考えてみればなんか…ものすごい事を今言った? 結婚しろ? プロポーズ?? え…中里優里から奥田優里?! 「え…ケッコン?…って。私と隆志?え…結っ…えっ…えぇぇぇっ!!!」 「やっと呑み込めやがったか…この超鈍感女」 「えっ、えっ!?今のって…もしかしてプロポーズだったり…する?」 「それ以外に何かあるんだったら教えてくれよ…」 「え、なんで急に?え、何?なんで??」 「今更混乱してんじゃねえよ…ったく。だから、ずっと軽く言ってやってたのに…」 ずっとって…え?ずっと?? なに、全然わかんない。そんな話今までにあったっけ? 瞬く間に私の鼓動が激しく高鳴る。 結婚って… 私と隆志が? そんなこと… 「いつから?いつから考えてたの?…その、結婚って…」 なにから切り出していいのかわからなくなって、とりあえずそんな言葉が口からついて出る。 「いつからって…お前と付き合いだして暫くしてから」 まあ、漠然とだけどな。と、隆志は付け足す。 知らなかった…隆志がそう考えながら付き合っていただなんて。 もちろん、私だって考えていなかったわけじゃない。 私も漠然と、もしかしたら?なんて考えることはあったけど…まだ先の話だと思っていたし。 具体的にはまったくまったく。 まさか隆志もそう考えていたなんて、思いもしなかった。 しかもなんか、隆志のほうが具体的みたいだし…。 仕事のことと、エッチのことしか頭にないと思ってた…なんて言ったら怒りそうだから言わないけど。 隆志は、混乱している私を見ておかしそうに笑いながら、クイッと首の下にあった腕で私の体を引き寄せると、愛しげに頬を優しく撫でてくる。 そして暫くじっと私の顔を見つめてから、少し意味ありげに微笑んだ。 「お前さ、去年のクリスマスのとき、俺に抱かれながら何て言ったか覚えてるか?」 「抱かれながらって…」 一応記憶を手繰り寄せてみるけれど、浮かんでくるのは……艶かしい淫らな絡みあ…違うっ。 そんな真っ最中のときに言った言葉なんて、覚えてるわけがないじゃない! そう思ったことが表情に出ていたのか、隆志は、まあ覚えてねえと思うけど。と、小さく笑う。 「あのとき、俺はお前に溺れてんだから責任取れよなって言ったら、あんたこそ自分を夢中にさせたんだから最後まで責任取れって、そうお前が言ったんだ。お前にとってはあの時のやり取りはあまり意味のないことだったかもしれないけど、俺は…あの日から本格的に考えはじめるようになったよ」 あー…なんとなく思い出したような? そのあと確かそれが叶うとかなんとか言いながら、私の左手の薬指を触ってて… 「で、今回のこの入院でそれがハッキリと形になったんだ。情けない姿を見せられるのも弱音を吐けるのも、お前にしか出来ない…だから、俺には優里の支えが必要なんだってな。ずっとコイツの傍にいたいし、ずっと傍にいて欲しいって思った」 「隆志…」 「病院のラウンジの窓から外を眺めながら色々考えて。お前にそれを言わなきゃなって思ってたんだ。まあ、一応言いかけたけど?俺もそろそろいい年だし、お前もそろそろいい年なんだから、一緒になってもいいんじゃねえの?って、電話に邪魔されて最後まで言えなかったけど」 だからお前はまったく理解してなかったけどな。と、その「まったく」という部分を強調して隆志はいう。 あー、そう言いたかったのか。と、言われて初めて気付く私って…やっぱり隆志がいうように超鈍感娘なのかしら。 だけど、ここにきてやっと私にも合点がいった。 あの日の隆志の不可解な言葉にも。 「だから…あの時私はもうすぐ会社を辞めるって言ったの?」 「まあ、お前がまだ働きたいって言うなら別だけどな。できれば俺は家にいて欲しいと思ってる」 「でも私、家事とか苦手だけど…」 「知ってる」 「料理とか得意じゃないけど…」 「たまに独創的な料理出てくるよな…」 「それでもいいの?」 「努力してみるとか言えねえのかよ、お前は…」 「出来る限りのことはしてみようと思う」 その言葉に、おまえなぁ。と、隆志は笑いながら私の頭を小突く。 私も、なによ〜。と、笑いながらそれを受けた。 「でも、そう返ってくるってことはお前も俺と一緒になってもいいって考えてるってことか?」 「あー…まあ。まだ『結婚』ていう2文字に実感は持てないけど、考えてなかったわけじゃないし… 本気で考えようかなぁって感じ?ねえ…でも、うまくいくと思う?私たち結婚して」 「あたりまえだろ。そう思ってなきゃ結婚なんて言葉は口にしねえよ」 「喧嘩ばっかしてんのに?」 「喧嘩するほど仲がいいって言うだろ?まあ実際喧嘩は多いけど、それだけ自分の言いたいことを言える仲だってことだし、喧嘩してもこうして深〜く愛し合ってるだろ?」 恥ずかしげもなくそんな言葉を口にし、隆志は頬にチュッと軽くキスをする。 なんか…恥ずかしくなってきたのは私だけだろうか… 少し感じる照れくささを隠すように、私は意味もなく掛け布団を引っ張りながら話題を少し前に戻した。 「で、でも…後悔しない?私と結婚したとして…」 「後悔するとしたら…こんなじゃじゃ馬女に惚れちまったことだな」 「なっ…だったら…」 「バーカ。後悔するとしたらって言っただろうが。後悔してももう遅えよ…心底惚れてるから、お前に」 「隆志…」 「だから、俺と結婚しろ」 「ムッ。結婚しろ?なんかもっと他に言い方あるでしょ?」 「あー、はいはい。俺と結婚してください」 「おぅ。してやってもいいかも?」 「おっまえなぁ…何様だよ」 「決まってんでしょ?優里様よ!」 その言葉にお互いに顔を見合わせてぷっと噴き出し、それから声を立てて笑った。 「あ〜ぁ。でも、なんか…プロポーズってもっとロマンティックなものだと思ってたのになぁ」 綺麗な夜景の見えるレストランで…とか。 サプライズ的に、感動的に涙を流しちゃうくらいのシチュエーションで…とか。 ある意味サプライズ的ではあったけれど… ……なんでそれがラブホテルなんだっつうの。 しかも、コッソリ病院を抜け出して…って。 確かに記憶に残るプロポーズではあるけどさぁ…人に聞かれても言えねえっつうの。 「お前がなぁ、もうちっと頭の働く女だったらやりがいもあって俺も色々考えたんだけどなぁ…」 「なによそれ。私がバカだって言いたいわけ?」 「超・ドン…」 「あー、もーいい。それ以上言うな…わかったから」 慌てて隆志の口を手で塞ぐと、そこから篭った笑い声が漏れてくる。 さすがの私も、そうかも?と思ったから…認めないあたりが私らしい気もするけれど? 隆志は一頻り私の掌に笑い声をぶつけてから一旦落ち着くと、スッとその手を掴み指を絡めて握ってくる。 「……………?」 「優里…これからもそうやって、俺の安らぎの場でいろよ?」 「……え?」 「お前とこうしている時が、一番俺の安らげる時間なんだ。お前とバカなことを言い合って、お前の肌の温もりを直に感じとって…その時間だけ全ての事を忘れられる。お前がいるからこそ仕事から解放されて休めるんだよ」 「隆志…」 「どんなにじゃじゃ馬でも天邪鬼でも、どんなに大喧嘩して言い合っても、俺にとってお前の存在は一番の安らぎの場所なんだ。だから、ずっとこの先も俺の傍から離れるな…ずっと傍にいろよ?」 思わず目頭が熱くなってしまった。 泣いてしまうかもって思った。 いつもなら憎まれ口の一つでも言い返すような隆志の言葉の数々だったけど。 いつになく真剣な眼差しで いつになく優しい声で いつになく温かい雰囲気に包まれていたから。 私は何も言い返すことができずに、代わりに隆志の唇を塞いでいた。 絶対離れないから…。ずっと傍にいるから…。そんな想いを込めて… 頬を伝う一筋の涙を隠すように、私は隆志にキスをした。 ――――『一人でゆっくり休む必要ねえだろ…お前がいんのによ』 先ほど車の中で言っていた隆志の言葉が脳裏を過る。 隆志…今、やっと気付いたよ… そういう意味だったのね。 ゴメン…ほんと鈍感で。 暫くの間うっとりするほどのキスを交わし、ゆっくりと名残惜しむように唇を離す。 そうして甘い空間に浸っていた私を、隆志の言葉が現実に引き戻した。 「ずっとこうしてたいけど、そろそろ出るか…」 「ん…そうね。って、わっ!もう22時前?!やばくない?」 「あーまぁ…大丈夫じゃね?」 「大丈夫じゃないって!早く戻らなきゃっ」 慌てて床に散らばっている服をかき集め、大急ぎで支度をする私の様子にクスクスと笑いながら、隆志ものんびりとパジャマを羽織る。 それから何かを思い出したように、あ。と、声を洩らした。 「優里…お前、ナマ足で帰れよ?」 「はぁ?ナマ足って…なんでよ」 「脱がすとき破れたから」 「あ……」 そういえば、ビリッて… 急いでパンストを確認すると、ものの見事に破れている。 一体どんな脱がし方したんだ、お前…。 「サイアク…」 「クスクス。やるじゃん、優里。ピチピチギャルのナマ足?俺、車の中で耐えられっかなぁ〜」 その隆志の言葉にピクッと私の片眉があがる。 それ、死語だぞエロオヤジ。 「もーっ!さいあくーっ!!今までの雰囲気一気にぶち壊しじゃないかーっ!!!」 隆志はその2日後に、穴も塞がり肺も膨らみ、無事退院することができた。 ただ、この病気は再発する恐れがあるから日常生活には気をつけるようにと忠告は受けたらしい。 喫煙が原因だとハッキリとはしていないけれど、もちろん、隆志の禁煙は決定。 吸ったらその時点で即座に別れるからという私からの警告も出しておいた。 退院後一番に煙を堪能したかったらしい隆志は、渋々…本当に渋々買ったばかりのタバコをゴミ箱に捨てていた。 その哀愁漂う背中に向かって、隠れて吸ってもニオイでバレるんだからね?と、釘を刺すことも忘れずに。 そうして、退院の手続きも済ませ、隆志の荷物をまとめて私の車に積み込む。 食べきれそうにない、その手の見舞い品は同室の方にお裾分けをして随分と荷物は減ったけど、やっぱり花かごなどで後部座席はいっぱいになってしまった。 ……花屋か…私の車は。 花々の心地よい香りが広がる車内に乗り込み、私は隆志のマンションに向けて車を走らせる。 「あーっ。やっと軟禁状態から解放された。なんか、すげー体がなまった気がする」 隆志は助手席で、上半身のいたるところをゴリゴリとまわしながらそんなことを呟く。 「クスクス。まあ、よかったじゃない?ゆっくり体を休められて」 「休みすぎだろ…丸々一週間だぞ?月曜からの仕事を考えるとゾッとするわ…」 「ホント…あの量だと暫くハードっぽい。でも、責任持ってやるのもいいけど…適度に休み入れなきゃ ダメだからね?」 「わかってるよ。心配性の誰かさんが、余計に心配しちゃうもんなぁ?」 「誰?心配性の誰かさんって??」 そう言ってとぼけて見せると、横からおかしそうに笑う声が聞こえてくる。 「まあ…適度に休み入れて、さっさとあの現場片付けるわ」 「ん…あまり無理しない程度にね」 「あぁ。あの現場がひと段落したらまともに休みが取れると思うし、そしたら一緒に見に行こうぜ…」 「え…?」 「婚約指輪」 そう言って隆志は私の左手を取り、指先で薬指を優しく撫でた。 確かこの仕草、クリスマスの時にも… そっか。あの時のアレはそういう意味だったんだ。 ようやく自分でも理解することができて、思わず顔が綻んでしまう。 「その時に、お前の両親にも挨拶にいくつもりだから」 「ん…」 「それまでに気持ち、固めとけよ?」 「ん……わかった」 今回の隆志の突然の入院騒動にもびっくりしたけど それがキッカケで更なる驚きが待っていて こんな展開になるだなんて思ってもいなかったから、まだ実感は持てないけれど 少しずつ隆志と一緒に同じ道を歩き始めているんだって思うと、やっぱり心が温かくなる。 気持ちも段々固まってくる。 気分もどんどん高ぶってくる。 「あ。ねえ…婚約指輪ってさ、そう言えば給料の3ヶ月分とか言うよね?」 「いつの時代の話をしてんだよ…今は…そうじゃねえんじゃねえの?」 「なに動揺してんのよ。クスクス。あんたの給料の3ヶ月分って言うとぉ〜、結構豪華な指輪が買えそうよね?」 「おま…頭んなかで計算してんじゃねえよ…」 「ん〜、楽しみ♪どんな指輪買おっかなぁ〜♪」 「ちょい待て…なんでそこだけ、すげーいい顔になってんだよ!」 「ん?そう?気のせいじゃな〜い?あ!そうだ。結婚式とか新婚旅行とかも豪勢にいっちゃう?ん〜♪なんかワクワクしちゃうっ!」 「待て待て待て待て!暴走する前に、お前の気持ちを固めろぉっ!!」 そう言って慌てて叫ぶ隆志の姿に、私の笑い声が車内に響いた。 大丈夫よ、隆志。 きっとこの気持ちは変わらない。 じゃじゃ馬で天邪鬼で口が悪くて、超がつくほどの鈍感女だけど。 自分がこんなにも自然体でいられるのも、それを扱えるのも隆志しかいないって、私もそう思うから 最後まで責任を持って…ちゃんと面倒を見てよね? ――――責任持って最後まで面倒見てやるよ。こんなじゃじゃ馬は俺しか扱えねぇからな。 その宣言どおりに。 あの時交わした言葉を思い出しながら、隆志の慌てふためく様子を楽しむように暴走する私と、それにまんまと乗せられている隆志を乗せて、後部座席いっぱいに花を積んだ車は、真っ青に晴れ渡る空の下を走り抜けていった。 ** FIN ** ←back top 誰だ、6ページ目で終わるって言ったヤツはっ!!…すいません、私です。。。 予定では6ページ目で終了するハズだったのに。 書いているうちにどんどん長くなって…どんどん扱いきれなくなって…(!? どんどん滅茶苦茶に…(涙 前の日も明け方の5時まで奮闘したんですが、結局纏まらず夕方に。 すいません、有言実行できなくて。 少し纏めきれてない感は残りますが…(苦笑)お楽しみいただけたら嬉しいです〜。 今回は理想のプロポーズというより、リアルっぽい感じちゃうかなぁ。なんて思ったんですが。 いかがでしょ(^^ゞ 大抵の皆さんが、改めてきちんとしたプロポーズってしてもらってない。って仰いますよね? 気付いたらずるずると〜、とか(笑) きっとこんな感じで、何かの話の流れでそうなっちゃった?って思ったりもいたします。 こんなプロポーズがいい!と仰る方はいらっしゃらないと思いますが(^_^;) この子ららしいやん。って思ってくださる方がいらしていただけたら幸いです。 ちなみに、今回のお話で病院を抜け出し〜というのは実際の神楽のお話です(笑) そこでプロポーズ、なんてことはなかったですけどね。 ちょっと使えそうな小ネタだったので、今回使ってみました(笑) ではでは。 最後までお目を通していただき、ありがとうございました。 次回作品でまたお目にかかれることを期待して。 H19.7.13 神楽茉莉 |