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お題は平安なんだから素直に十二単でも描けばいいものを、 何で自分はこういうの描いちゃうんでしょうかね(知るか) 一応アシュトン・ギョロ・ウルルンのつもりです。 平安という事でせめてアシュトンに烏帽子を被せようと思ったんですが、 被せたら誰だか分からなくなりました (被ってなくても誰だかわかりません) もはやオリジナルで行こうかと思い悩んでいる次第です。 では前回に引き続き勝手な妄想を……。 時は平安。 そこかしこで闇と人とが利用し、或いは利用され共存していた時代。 陰陽寮に一人の若き陰陽師がいた。 土御門の流れを汲む彼の名はアシュトン。 寮の中でも特に目立った活躍のない彼だったが、ある一つの秘密があった。 彼は二匹の鬼をその内に住まわせていた。使役していたのではない。 『取り憑かれて』いたのだ。 鬼の名はギョロとウルルン。 二人まとめて「双竜」と呼ばれ、恐れられていた鬼である。 何の因果か二匹に憑かれてしまったアシュトン。 己の力では払う事も出来ず、今日も彼らに好き勝手言われながら帝の命で 都を西へ東へ奔走する。 そんなある日、都に噂が立った。 話に寄れば貴族ばかりを狙う『妖し(あやかし)』が出るというのだ。 その噂どおり次々謎の病に倒れてゆく貴族たち。 真相を究明するべく立ち上がった陰陽寮だが、その動きを嘲笑うかのように 病は広がってゆく。 アシュトンも究明に乗り出すが、何だかギョロとウルルンの様子がおかしい。 何かに感づいているようだが……。 そうしている間にこんどは右大臣の息子、クロードが倒れた! 事件の陰に見え隠れする『鬼』と宮中の陰謀。 鍵を握っているのは満月にだけ咲く桜の樹。 はたしてアシュトンは『妖し』に打ち勝つ事が出来るのか!? 帝はレオンでお願いします(笑) |
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