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実は最初、このお題は画廊においてある、「煙羅煙羅」でした。
しかし、ほぼ完成していた方をほっといて、なぜか書き出してしまったのが、
このイラスト。
自分で言うのもなんですが、相変わらず不思議な服と体の描きかたします。
一体どこの関節をどう曲げればこんなポーズが取れるのか……。
ディアスが着てるのは、いちおう新撰組の羽織のつもり。
しかし細かい所が分らず、その辺は想像(妄想)でカバー。
……し切れていないようですが、その辺ご愛嬌(汗)
クロードの着物も、もっと華美っていうか、複雑な模様が描きたかったんですが、
希望に腕がついて来れませんでした(泣)
さて、お題名物妄想設定。今回はお話じゃなくって、単なる「希望設定」です。

ディアスは新撰組でも、その名を知られた剣の使い手。
しかし、長州藩士に家族を殺された彼は、幕府を守るというより、ただただ維新志士
達を葬る為だけに動く。
クロードは、本当に陰間(男の客を取る遊女)でもいいけど、ここはあえて密偵で。
維新志士たちの動向を探るために、陰間茶屋に勤めだす。
己のことも仲間の事も省みず、剣を振るうディアスに対し、新撰組の幹部は弱りはて、
一線から退かせる。
新しく与えられた仕事は、新撰組とクロードの繋ぎ。
初めの頃はぶっきらぼうなディアスに対し、反感を覚え、しぶしぶといった様子で情報を
渡していたクロードだったが、ディアスの過去、置かれている状況を知り、
次第に打ち解け、そしてディアスもまた、心を開いてゆく。
しかし安穏とした日々は長く続かなかった。
いつものように密会(と、言う名目での情報交換)をしているところ、
突然部屋に乱入者が。
それは酒に酔った、長州藩士だった。
侍は、クロードに絡みだす。
曰く、一度もディアス以外客を取った事の無いクロードに、相手をしろというのだ。
追い払いたいものの、武器の無い上に、人が集まりだしている。
弱りはて、助けを求めた先にいたディアスは、かつて無いほど険しい表情で侍の方を見ていた。
実はその乱入してきた侍の仲間に、ディアスの家族を殺した男がいて――――。

正直、イシンシシだの、サッチョウドウメイだのよく知らないので、分らない所は妄想補完です。
つーか、陰間って十とか十五とかの少年がなるものじゃなかったか?
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