「……んん……あぁっ……」

シュウさんに連れられて戻った部屋の中、
布団に横たえられた僕は、首筋を舐め上げられ声を抑える事が
出来ない。

左手をしっかりと繋いだまま右手で僕の胸の飾りを弄び、
びくびくと体に震えが走る度、僕を宥める様に体中に
優しいキスを落す。
既に勃ち上がっている僕自身からは透明な液がポタポタと漏れ、
自分の腹を汚していた。

「……ユヅキ、もうこんなに感じてるんですか?」

僕自身に手を伸ばしたシュウさんは、
僕が恥ずかしがるのをわかっててわざとこういう意地悪を言う。

「……や…やだっ…そ…ゆ……事……言わないで……!」

僕が真っ赤になりながらそう漏らすと、

「素直に反応してくれるユヅキが可愛くて堪らないんですよ……」

と意地悪く笑ってゆるゆると僕自身を扱く。


満月の淡い光の下、
別れていた数年を埋めるかのように僕達はお互いを貪り続ける。
くちゅくちゅと音を立てながら、シュウさんの指に慣らされていく
僕の蕾。
淫らな自分に羞恥しながらも、その指の動きを追わずにいられない。

「…く……やっ……」

思わず漏れる僕の喘ぎ声に

「ユヅキのココ、ひくひくしながら私を誘ってますよ」

とシュウさんが相変わらず意地悪に答える。
癪に障るその言葉に、真っ赤になりながら逃げようとすると

「もう二度と逃がしませんからね……」

と耳元で囁きながら、僕の中の弱い所を指で執拗に攻め上げる。

「あぁっ!」

思わず背中を反らした僕の手を引いて起き上がらせ、同時に指を
引き抜くと、向かい合う格好で膝の上に僕を座らせる。
シュウさんの足を跨ぐように座った僕はぐっと腰を引き寄せられて、
既に勃ち上がったお互いのモノが擦れ合う感触に
ブルッと身悶えした。


「ユヅキ、少し腰をあげて……」

シュウさんの首にしがみ付きながら僕は言われた通りに腰をあげ、
導かれるままシュウさんのモノの上に腰をゆっくり落していく。
指で散々慣らされた挙句ローションを使っている為
僕のソコは難なくシュウさん自身を飲み込んでいった。


最後まで埋め終わった時、自分の中をいっぱいに満たされる
6年振りのその感触と、もう一度一つになれた喜びとで僕の目からは
一筋の涙が零れた。

「愛しています、ユヅキ……」

僕の涙を舐め取ってくれるシュウさんの顔を両手で引き寄せ

「……僕も……」

と言って自分から口付けた。


「……は…はぁ……ん…」

揺すぶられるまま体を上下に動かされ、
僕のソコは自分の意思とは関係なくシュウさん自身を締め付ける。

「……ユヅキ……ユヅキ……」

僕の名を呼びながら唇を貪り続けるシュウさんが堪らなく愛しくて、
僕はシュウさんの長い髪に指を差し入れる。
艶を含んでしっとりとしたその髪が、動きにあわせて僕の体をさらっと
掠める度に、僕の背筋にゾクッと痺れが走った。

二人の腹の間に挟まれて擦れている僕のモノが
そろそろ限界が近い事を知らせるように
透明な液をダラダラとだらしなく流し続けている。

「……あぁ…やっ……もぅ……」

それに気付いたシュウさんが一層動きを早め、ぎりぎりまで僕を上に
持ち上げた後、一気に僕の腰を落した。

「あああああっ!」

背中を仰け反らせて白い液を勢い良く放った僕は、知らぬ間に
思いっきりシュウさん自身を締め上げる。
シュウさんのモノがグッと大きくなった感触を感じた直後
自分の中に熱い液がほとばしるのを感じた。