ブラックラインの攻防
2011/03/24 Thu
m25
!注意
ジェネラル×オズワルドでR18話。おまけでゲーニッツ×ヨハン(カリスマ)描写あり。
某尖兵動画基準で、昔ジェネラルがヨハンの悪行を止める為に性的なやんちゃしたとか言うとんでもない話が前提。
(某所に投下した続編的な代物、前作を知らなくても読めると思います)
ヘタレ全開ジェネラル、紳士ではないオズさん、性悪カリスマヨハンなどが生息します。
なんちゃって3P(ジェネラル×オズワルド前提ヨハンは野次馬)、キャラ全壊等が苦手な方は回避推奨。
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爽やかなアールグレイの香りが部屋に満ち、精神を落ち着けさせる。
戯れで薄く開いた窓からは、暖かい風が密やかに忍び込み、紅茶の香りと陽光の香りが混ざって柔らかく頬を弄った。
ジェネラルの頬を擽った悪戯な風は、向かい合う人物の髪も揺らして部屋の奥へと進んでいく。
風に揺らめく髪の色は夕暮れに近い赤。豊かな髪は一つに結ばれ、同色の瞳はジェネラルへと固定して、小さく笑んで見せる。
「枯れ老いた男を番にするとは、激しい趣旨換えだな?」
しかし、整った顔から紡ぎだされた言葉は酷く下世話で、ジェネラルは眉に皺を寄せた。
その反応に、龍蛇の瞳が愉快そうに細められ、薄く開いた唇から笑気が漏れる。
笑みを隠すように紅茶を啜ってはいるが、真剣に隠す気はないのだろう、逞しい肩が揺れていた。
ジェネラルは自身のカップをソーサーへと戻すと、咎めるような視線を向けた。
「彼への侮辱は止めてくれないか」
「ふふ…私には陵辱の限りを尽くした男が何を上品ぶるか」
さらりと返された言葉に二の句がつけず、ジェネラルは口を噤んだ。
目の前の
来訪者はヨハン・カスパール。人の形をしているが、その本性は人ではない。
人型の人外など取り立てて珍しくもないが、問題はその相手を、本人の申告通りに犯した過去がある、という一点に尽きる。
無論、昔のことではあるが、加害者側が被害者側に時効を主張するなど出来るはずもない。
当時ですら痛手を受けた様子もなく、今も笑みを浮かべて上機嫌に笑みを転がしている様子の相手を被害者と定義するのは些か抵抗を感じないわけではないが、若気の至りだと切り捨てるほど若くはなかった。
「………その件に関しては返す言葉もないが、今の私には彼だけなんだ」
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