MAID IN LOVE
2011/03/30 Wed
m25
!注意
ジェネラル×オズワルドで恋人未満から。
カーズネタありで咲夜さんが801に多大なご理解があったり、
オズさんがやたら、うじうじしてたり、なんか皆弱気だったりします。
結構メッタメタな会話、全乙女等がNGな方は注意。
あと咲夜さんのキャラが不安定やも。
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「もう少し、好きになる相手くらい選んだら良いと思いますが?」
「返す言葉もありませんね」
完璧にして瀟洒なティータイムを過ごすのはとある大会の控え室である。
長身の老人と、メイド服に身を包んだ少女が向かい合わせでテーブルを囲んでいた。
大理石の低いテーブルに猫足のソファは本来、この部屋になかった物だ。
それをわざわざ、二人の趣味を合わせて控え室に持ち込んだ経緯がある。
長い大会なのだから、と多少控え室の改造にも目を瞑ってくれる主催者も流石に呆れた代物だが、
オズワルドと咲夜がリング外でもタッグを組んで、言葉巧みに丸め込み、長い時間を過ごすことになる部屋を二人の趣味に合うよう作り変えた。
ドアプレートも流れるような字体でCarsと書かれたものに変わっている。
お陰で血湧き肉踊るような大会でも、この控え室だけはいつも紅茶の良い香りが満ちていた。
「私がとやかく言うことじゃありませんけど、応援のしがいがないのは寂しいので」
試合が終わるたびに開いている二人だけのお茶会は、オズワルドと咲夜が交互に茶を入れる。
今日はオズワルドの番だったが、二人ともお互いに負けず劣らず茶を淹れるのが上手かった。
用意したのはセイロンティーだ、香りを存分に引き立てたそれを音も立てずに啜ると咲夜がおもむろに告げる。
「元々、見込みもありませんし、貴女が気にすることではありませんよ」
軽い微笑みと共にティーカップに口をつけて、オズワルドは密やかに笑う。
諦めを孕んだその控えめな笑みを見て、咲夜は玲瓏とした美貌を僅かに崩し、片眉を静かに跳ね上げさせた。
「私でも気が付くような視線を送っておきながら……ですか?」
「…………、……咲夜さんは勘が鋭い方ですから」
自分でもかなり言い訳がましいな、と思いながらオズワルドはサングラス越しの視線を琥珀色の茶に落とす。
実際はそんなに熱烈に見つめているつもりは無かったのだが、目は口ほどにものを言うらしい。
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