QLOOK?A?N?Z?X????

Macademia Nut

2010/11/29 Mon
m25




!注意

バルバトス×ジャギで小ネタ。
両想いな上に同棲してたりします。


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バルバトスは出番の終わった大会から帰ると、玄関を潜りながら、「今帰った」と声を響かせた。
午前中で終わってしまった試合に満足は出来なかったが、同居人であるジャギには試合が入って居なかったので寄り道をせずに帰ってきたのだ。
これでもしもジャギに用事が入っていれば、某神社や某SUMOUのところへ腕試しへと行っていたかもしれない。
しかし、そんなバルバトスを出迎えたのはメットで顔を隠した連れでなく、リビングから聞こえる威勢の良いクシャミだった。

「……風邪か?」
「おぅ、帰ってきたのか。今、昼飯出来たから、適当に食え」

リビングに顔を出すなり、キッチンの後ろ姿に声を掛けると鼻の詰まった声が返ってきた。
仮面越しで顔色は良く分からないが、何度も鼻を啜っているところを見ると図星だろう。
バルバトスは軽く舌打ちをするとテーブルの上に唐揚げ付きのチャーハンを用意するジャギの肩を掴んだ。

「軟弱物がぁっ! ままごとしてねぇでとっとと寝ろッ」
「大声出すんじゃねぇよっ、んなこたぁ分かってるからさっさと食え」
「…………貴様はどうするんだ…?」
「食えるかよ、テメェの言うことを大人しく聞くのは癪だが寝る」

鼻声の上にメットの中に息が篭り、ヒューヒューとした呼吸音が聞こえてくる。
バルバトスはそんなに苦しいなら力づくでも取ってやろうかと不穏なことを考えたが、足元すら覚束ないジャギを見て溜息を漏らすだけで抑える。
現状でこれなのだから、メットを奪うために1R繰り広げたら一層悪化するだろう。
メットの上から額を押さえるジャギの肩を一度、強く掴んでから解放する。

「明日も試合あるしよ、寝りゃ治るとは思うが邪魔すんなよ」
「弱りきった貴様にどれほどの噛み応えがある?」
「毎度、ボロボロだろうがガクガクだろうが邪魔してくる奴は何処の誰だよ!?」
「あぁん? ―――あれは邪魔じゃねぇだろ、いつも以上にたぁっぷり労わってるじゃねぇか」
「あ゛ー、ともかく今日は勘弁してくれ。マジでヤバいんだよ、秘孔効かない風邪なんて久々だからな」
「…………、………そうか」

普段のジャギならもう一口か二口は噛み付いてくるはずだが、返しの手が緩い。

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[Serene Bach 2.23R]