Cry Me to the Moon
2010/11/24 Wed
m25
自分の稚拙な奉仕で感じていてくれている嬉しさ半分、ここまで来たら引き下がれないという意地半分。
グスタフから見た自分がどう見えているのかはこの際、考えないことにする。
淫乱でも変態でも無謀でも良いが、子ども扱いされるのだけは、嫌だった。
指で支える根元も小刻みに摩擦して刺激し、棹を伝う粘液を塗り付けて指先まで淫液で塗れた。
濡れた手を棹から下らせ、陰嚢に触れると僅かにグスタフの内股が痙攣する。
「――――ッ!」
その反応に胸が高鳴り、勢いよく顔を上げようとしたら逆に後頭部を押さえつけられて根元まで熱を突き入れられた。
顔を見るどころか、反射的に眦に涙が浮いて零れそうになる。
しかも、一度だけの仕打ちではなく、グスタフはユウキの後ろ髪を掴んで無理矢理に前後運動を強要した。
ユウキの髪がパサパサと揺れ、放埓な動きが喉に引っ掛かり、呻き声も絶え絶えとしか出てこない。
必死にグスタフの下肢に縋りつき、疑似的な性交を模す凌辱に耐える。
「ん…ッ、……ぁ、……ぐ…ぅッ」
苦しげな声に合わせてグスタフの右手がユウキの頬に触れた。
左手が後頭部に、右手が頬に、そう気が付くと同時にユウキの隣に黒い携帯が落ちて高い音を立てる。
二つ折りのそれは畳まれてもおらず、それでも通話は終わっていた。
いつの間に会話が終わってしまったのかはわからない、それほど集中していたのだと思えば、耳まで熱くなる。
羞恥に任せて目をきつく閉じると、舌の上で熱が跳ね上がった。
一際強く引き寄せられて、咽喉の奥に濃い白濁を浴びせられる。
咽喉に絡みつく苦い味は飲み込むのに酷く苦労した。
しかし、グスタフが断続的に中に出すお蔭で、吐き出すことも離れることもできず、注がれるままに飲み干す事しか出来なかった。
「……は、…ぁ…、は…ッ」
ユウキは眦にたまった涙を零さないように気をつけながら、視線を持ち上げてグスタフを見上げた。
黒々とした人外の瞳と視線が交わり、喉の奥から嘔吐感ではない苦味がこみ上げてくる。
フッと笑うグスタフはユウキの後頭部をやんわりと撫でて濡れた唇を解放した。
口角から零れそうになる雫を手背で拭い、物言いたげに睨み付けると、グスタフの苦笑が広がった。
「泣くくらいなら、最初から仕掛けてくるな」
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